趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年・アメリカ) バレあり初見感想

 

観てきました!!

クリスマスに!!池袋で!!!クリスマスに!!!!!!!

 

スターウォーズの初スピンオフ映像作品!!

EP7の公開から一年、長いようであっという間でした。

 

 

ローグ・ワン』(原題:Rogue One: A Star Wars Story)

 

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このポスター欲しいです。

 

 

 

そしてこれがその「ローグ・ワン」のメインキャラの人達になります。

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 これだけ見るとスター・ウォーズシリーズだとは思えない雰囲気ですが、

内容はしっかりとスター・ウォーズです。

 

 

今年はジェイソン・ボーンインデペンデンスデイ:リサージェンス」スタートレック:ビヨンド」シン・ゴジラファインディング・ドリー 等など

人気作品の続編ラッシュだったわけですが、

ダントツですよこれは。

 

むしろスターウォーズシリーズ全て含めてもトップクラスに位置するかもしれません。

 

 

はい。

ではまず予告映像です。

 

こちらの動画で、これまで公開されてきた「希望編」や「ダース・ベイダー編」といった予告映像が全て観られるみたいです。ありがたい……

 

予告映像↓↓↓

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※初見の勢いで書いていくので、ここからもうネタバレありでいきます※

 

 

 

 

 

 

※あと記事めっちゃ長いです※

 

 

 

 

 

幼い頃というか物心ついた頃からのファンとしてはもう堪りません。

だってこれから何年かは毎年12月にスターウォーズの新作を劇場で観られる訳ですから最高じゃないっすか。

なんなら今の段階から、来年以降の12月年末辺りに何か予定が出来るだけでも最高じゃないっすか ……

 

さて、昨年EP7で復活を遂げたスターウォーズサーガ。

そのEP7「フォースの覚醒」が正規の続編なのに対して、

ローグ・ワンは正史のスピンオフ作品という位置づけになります。

 

 

スターウォーズ作品にはこれまで小説やアニメ、ゲーム等で何十作もの規模で作られたスピンオフが存在します。

 

例えば有名なのが3Dアニメの「クローンウォーズ」(原題:STAR WARS: THE CLONE WARS)。

 

アナキンとそのパダワン(弟子)として登場したアソーカという少女の二人を軸に、

EP2とEP3の間、つまりクローン戦争真っ只中の時代をメインに描かれたアニメ作品です。

こちらは3Dアニメの劇場版が制作され、その後テレビシリーズとして放送が開始されました。

 当時結構人気だったんで観たことある人も多いんじゃないすかね。

※ちなみに、「クローン・ウォーズ」より前に2Dで制作された「クローン大戦」というアニメも存在してます。ややこしい……

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左からアナキン、オビ=ワン、そしてクローンウォーズからの新キャラだったアソーカです。あとヨーダの頭な

 

 見た通り、キャラデザがいかにもカートゥーンネットワーク作品感あるので結構人を選びますし、

本編と矛盾する事も結構あったりするんですが、

内容は普通にSWなのでキャラデザに慣れれば全然観られるレベルですよ。

 

 

そんな感じでメインサーガ6作品(今後は最終的に9作品)の間を補完するスピンオフ作品というもの自体は、SWシリーズではあまり珍しくはありません。

 

むしろ滅茶苦茶な数のスピンオフが乱立していたので、

ディズニーがルーカスフィルムを買収した際にそれらを整理する為の粛清再分類を行いました。

現在、ルーカスフィルム監修の正式スピンオフ作品を「カノン」、非監修の作品は「レジェンズ」として分類されてます。

  

 

スピンオフについての前置きを終えたところでやっとローグワンの話です! 

 

ローグ・ワンは正史、カノンとなります。

当然カノンが実写映画として製作されるのはこれが初めてになります。

 

時系列的にはEP3とEP4の間、特にEP4の物語開始の直前の話となります。

EP4冒頭のモノローグで記された「反乱軍のスパイがデス・スターの設計図を盗む事に成功した」という一文をまさかの映画化。

 

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この、あらゆる意味で全ての始まりになった伝説のOPモノローグ。

ていうかまだ「ローグ・ワン」観てない方はこのOPかEP4まるまる観返してから見に行った方が良いかも知れません。

ていうかやっぱ20世紀FOXのロゴと音楽聴かないとSW始まった感味わえねえな

 

この激シブいチョイスからの映像化に挑んだ監督はギャレス・エドワーズ

エメゴジとかいうマグロ食うだけのイグアナの尻拭いに見事成功した大ヒット作、

GODZILLA(2014)」の監督さんですね。

 

ギャレスは筋金入りのSFオタクらしいので、

今回のローグワンは過去のスターウォーズファン狙い撃ちな要素が盛り沢山です。

SWの欲張りセット常態です。

 

箇条書きにすると

  • EP7での「これどの星も地球じゃね?」という批判に対しての過剰回答の如く登場する様々な惑星
  • EP4のキャラクターが多数登場
  • Xウィングだけじゃない!UウィングもYウィングも大活躍の空中戦!
  • 輸送用カーゴ仕様なのにやっぱり強かったAT-ATとクソ雑魚臭の全く無くなったAT-ST
  • 「嫌な予感がする」
  • 宇宙戦と地上戦の二重展開というEP6級の大規模戦
  • 衣装から船内レイアウトまで全てが懐かしさを感じさせるデザイン

 

 

他にもまだまだあります。ちょっとした闇鍋常態です。

こんな感じで、兎に角旧作ファンの目線を意識しているシーンが結構多いです。

 

それは媚びって言うよりも単純にギャレスがSWオタクだからこそぶち込んできたネタであると分かるので、

とても楽しめるぶち込みに仕上がってます。

 

個人的には序盤から中盤の、仲間と巡り会っていく過程はまぁまぁな感じで観てました。

しかし、前情報無しで観に行ってたのでターキン提督がふわっと出てきた時はマジでビビりました。

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この人です。EP4でデス・スターの総司令官やってた人ですね。

ダース・ベイダーより偉いんですよこの人。

 

ターキン提督の登場に驚きつつ、その後の反乱軍の評議会シーンにはよく見るとレイアの育ての父オーガナ議員、ヤヴィン4の発着場で一瞬だけ映るR2-D2&C3-PO、

部下のミスにガチ切れ状態のベイダー卿、そんでラストシーンにはレイア姫と、

とにかくEP4の香りが強い!!

 

安易ですがこういう既存キャラの再登場っていうのがすごい好きなんですよね僕は。

ストーリーの繋がりを感じやすいし、時系列もイメージがより明確に沸きやすいですしね。

 

そして後半から開幕する戦闘シーンがとても、とても良いです。

空中戦、宙域線、地上戦がどれもシリーズ最高クラス。

EP7もそうでしたが、ディズニー傘下の作品なのでグロいシーンは見せ方でしっかりカバーされてます。

小さなお子様にも戦争のリアルを教えるのには良い映画かも知れません。

 

見せ方はもちろん、登場する兵器のデザインの数々に凄い細かい拘りが見て取れます。

ギャレスのやりたかった事がここら辺に一気に詰め込まれてると言っていいと思います。

 

例えばスター・デストロイヤー。

今作のデストロイヤーはEP4からEP6で使われてたミニチュア撮影の質感の再現具合がマジで笑えるレベルで高い!!

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VFXの発達でどこもかしこもCGな昨今、

どこか懐かしさを感じるこのミニチュア撮影の質感のまま、ホントそのまま出てきます。

 

地上戦ではAT-AT(但し輸送用)が出てきたのがやっぱり最高でしたね。

現代の撮影技術が可能にしたあの引きの絵で見るAT-ATのデカさ!怖すぎ!!

 

そしてデス・スターのスーパーレーザーの破壊力描写!!

 

ターキン「星丸ごと破壊はヤバい、街だけを消し飛ばしたらいいじゃん」

クレニック(今作のメイン敵)「分かったセーブして試射するね」

 

からの惑星ジェダ崩壊ですからね。

粉砕片が成層圏まで飛翔し地面が隆起して迫ってくる描写、デス・スターの攻撃を受けた惑星内の描写を初映像化です。

あんなん生で観たらきっとすっげえ絶望感ありますよね。

あれで出力大幅に抑えてるんですから恐ろしいです。

 

EP4では惑星オルデラーンが見せしめとしてパーン!と破裂させられてましたが、きっと最大出力で撃つとそんな感じで一瞬で粉々に出来るんでしょう。

 

戦闘シーンはマジでナンバー1でした。

二週目してからこの辺りはまた別途記事にしたいですね。

 

さてここまで殆ど肝心のメインキャラ、「ローグ・ワン」の面々に殆ど触れませんでした。

 

それは理由があります。

あくまで個人的な感想である事を留意していてください。

 

 

ローグ・ワン」の脚本は簡単に書くと下記のようになります。

 

主人公ジンの父親でありデス・スターの設計担当ゲイレンが、帝国に協力するふりをしつつこっそりデス・スターに弱点を残した。

ジンは反乱軍に加わり仲間を集めて、その弱点を示すためのデス・スター設計図を手に入れる為に戦う。

 

超簡単かつはしょりに端折って書くとこんな感じです。

 

つまり「ローグ・ワン」の面々は主人公のジンとそのごく近い周りの人々以外、

特段掘り下げる必要が無いんですよね。

実際劇中でもフォース厨の超強い僧侶チルアートや、キャプテンのキャシアンといった、

主人公以外のメインキャラクターの掘り下げですら台詞などで補足するに留めてます。

 

なので一周目の段階では個人的にはこれと言って書く事が無いんですよね。

この辺りは二周目以降に追記か、別途記事にして書けたらいいかなと。

 

ちなみにK2SOは凄く気に入ったキャラでした。

 

 

そしてここは頑張れギャレスと思ってしまった点がありました。

 

新作メインテーマ曲の乱用です。

 

今作はあのSWのメインテーマはエンドロールまで聴けません。

代わりに新規に作られたテーマ曲が劇中では多々使用されてます。

 

ローグ・ワン」はあくまでスピンオフであるという事が、

このテーマの分立という手法で分かりやすくはなると思うんですが……。

 

例えば、スター・デストロイヤーが衝突するシーンでこのテーマが使用されるんですが、そのシーンには正直あまり合っていません。

明るすぎるんですよね、この新テーマ曲のコード進行。

 

スペースオペラと言われる所以は、劇中の殆どのシーンでBGMが用いられる為です。

このBGMで観客に対して、言わば雰囲気の補正や補完を行う訳です。

 

ローグ・ワン」ではこのメインテーマを各シーンで差し込み過ぎててたまに雰囲気が訳分かんない感じになってるんですよ。

 

まあ一周目の感想なので二周目観たらこの辺りは違った感想が出てきそうですが。

 

しかしやはりそういう部分を差し引いても、間違いなくスターウォーズファンは観るべき傑作だと本気で言えます!

スターウォーズ初見だったりシリーズを見てない人も、

むしろこの「ローグ・ワン」からシリーズを追っていくと面白い事になるかもしれません。

 

点数付けるやつ僕もやりたいんで今回は星の奴でいきます。

 

★5です。

 

当たり前じゃないですか。傑作なんですから。

 

兎に角まずは映画館に足を運んで観てみましょう。

後悔しないと思いますよ。

 

こんなところか。

 

ではまた。