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ウォーキング・デッド シーズン7第12話 バレあり感想 本来なら死亡フラグに使われそうな展開がたくさんあったリックとミショーンの話

今回のお話のメインはこの二人。

 

主人公としてずっと頑張っているリック(右)。髭が良い感じに似合わないです。

そしてシーズン2のラストから登場し、色々あってリックの恋人になったミショーン(左)。

刀はいつ磨いているのか、それだけが気がかりです。

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■あらすじ

ジェイディスとの約束を果たす為に銃探しの旅に出たリックとミショーン。

立ち寄った先の廃墟と化した遊園地で、そこにかつて住んでいた住人達が大量の武器を抱えたままウォーカーと化しているのを発見し、武器を奪う事にする。

 

一方、エイブラハムの元カキタレはニーガンに制裁を加える事しか頭に無かった。

 

■感想

 

物語開始数秒で営んでて笑いました。

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しかもそのあとにまたすぐ営んでました。

序盤は二人の旅の道中をダイジェストで描いていた感じです。

メインのお話は遊園地の生存者コミュニティ跡地に辿り着いてからになります。

 

そこは軍人と民間人が同棲していたようで、皆ウォーカーになってしまったようです。

その場所で銃だけでは無く軍が支給した大量の非常食も見つけてウキウキの二人。

 

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こいつらに節約の概念は無えのか。

 

いやまぁ冗談で言ってるのは分かるんですけどね。

TWDではちょくちょく無駄使いの描写が出てくるんですよ。

大量消費社会で生きていた頃の癖が、文明が崩壊して何年かたってもまだ抜けないのかなってたまに思います。

 

今回のお話、主に銃探しのお話ですが、同時にリックとミショーンの二人の関係を濃く描いた一話でもありました。

 

リックがノリノリでジョークを飛ばしまくるんですよ。

こんなリックはシーズン1以来マジで見たこと無くて新鮮でした。

 

一方のミショーンもジョークにしっかり乗っかってて二人の良好な関係が伝わってきました。

 

後半では、ウォーカーを倒す為に二人は遊園地に突撃するんですが、リックが死にかけ(というかミショーン視点ではリックが食われてるように見える)て、

ミショーンがあまりのショックに何もできなくなってしまうシーンがあって、

あのミショーンがここまで想いを誰かに寄せてるっていうのもまた新鮮でした。

その直後の、リックから刀を受け取って反撃開始のシークエンスもかっこよかったです。

 

一方、エイブラハムの元恋人のロジータ姉さんは一人躍起になりながら銃探し。

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モデルガン以外の銃は一丁も見つからず、ゲイブリルに八つ当たりしたりタラとまた喧嘩したりします。

エイブラハムが死んでから明らかにキャラが変わってます。

その雰囲気はタイリースが死んだ後のサシャにそっくり。

 

そのサシャとは対立気味だった(サシャはエイブラハムの新恋人になってました)んですが、今回のお話のラストでどうやら協力して二人だけで救世主のアジトに攻撃を仕掛けようと団結した様子。

 

 

銃を回収して、ジェイディスの元へ向かうリック達。

ですが、ジェイディスは63丁もの銃を前にしても「まだ足りない」と欲に溺れます。

まず髪型を何とかしろ。

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そして、上記したロジータとサシャのシーンで今回の話は終わりです。

あとは、タラが迷い込んだ女だらけの隠し砦的な場所をリックに打ち明けるっぽい流れとかもありました。

次回以降は銃確保の為にそこに攻め込むのか、或いは同盟を組みに行くのか楽しみです。

 

今回は話は少ししか進みませんでしたが、リックとミショーンの関係性を濃密に描く事で、彼らの今の状態を見せていました。

これは間違いなくニーガン達との最終決戦に向けたフラグですね。

TWDは嵐の前の静けさ大好きなドラマシリーズですし。

 

 

■まとめ

 

あと数話でニーガン達救世主との決着が果たして描き切れるのかちょっと分からなくなってきました。

 

これもしかしてガバナーの時みたいに分割して次のクールまで決着は持ち越す流れだったりしますかね……!?

だとしたらs7はTWD史上最悪レベルのシーズンになってしまう気がします。

 

 

とにかく、次話も楽しみに待ちます。

 

こんなところですか。

ではまた。

 

そう言えば今回は久しぶりにウォーカーの解体作業がギャグっぽく描かれた回でもありましたね。

 

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