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24:レガシー 第5話と第6話の感想 ストーリー展開の速さよ

話が進んでいるようで進んでいない事もあった過去の24シリーズと比べると展開が早くていい感じに思えます。

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■第5話と第6話のあらすじというか話の流れ

 

・エリックのストーリー

エリックはベンと共に武器商人のアジトに戦略兵器の設計図を持って取引に向かう。

が、ベンとそこのボスの間で過去にあったいざこざのせいでベンは殺されてしまう。

CTUの応援が来て一戦交える。

ビンハリード捜索の唯一の手掛かりだったそこのボスさんは自殺してしまう。

万策尽きたと思われたが、アジトのPCにデータが残されており、それを元にビンハリード達の隠れ家を突き止めそちらに突入する事に。

しかしマスコミが上記の武器商人とCTUとの銃撃戦を報道し、ビンハリード達にCTUの動きがバレてしまう。

ビンハリードの隠れ家に突入したエリックとCTUの部隊だが、既にそこには誰も居なかった。

 

・ニコルとエリックの兄アイザックのストーリー

ニコル「エリックの言う通りここを出ていきたい」

アイザック「もう少しここに居てくれ。部下に当たり散らしたことは謝ります」

ニコル「わかった」

エリック「早く出ていけCTUの迎えを寄越すから」

ニコル「わかった」

アイザック「もう少しここに居てくれ」

ニコル「エリックの言う通りここを出ていきたい」

アイザック「仕方ないか」

CTU「迎えに来ました」

ビンハリードの手下「未だ二人をさらえ」

アイザック「スンッ」気絶

ニコル「助けてエリック」

エリック「おいどうするんだよこれ」

 

・大統領候補ジョン・ドノヴァンのストーリー

大統領候補のジョンは父親の告白を受けて、父親をCTUに連行する。

ジョンの父親は、連行直前とは異なりテロへの関与を否定する。

しらを切ってやり過ごそうとしていたのだ。

ジョンはそんな父親に幻滅し、また自身の大統領選からの撤退を決める。

 

・一方その頃枠のストーリー

アミラと兄のハッサンは二人の自宅に戻る。

が、そこには二人の父が待ち構えていた。

「たまたま立ち寄っただけ」という父をハッサンは信じず、彼を拘束してしまう。

 

その最中、アクティベイションコードが送られてきてテロ実行に動くハッサン。

父親は自身が糖尿病である事をついでに打ち明けつつ、アミラを必死に説得しようとする。

しかしアミラは心を動かさない。

 

そこにアミラの高校教師のデイビッドも合流する。

デイビッドはアミラを説得しようとして、ハッサンの隙をついて彼に銃を向ける。

そして発砲し、ハッサンに致死レベルの傷を負わせてしまう。

その光景をみたアミラははげしく動揺し、デイビッドを刺殺してしまった。

 

「俺の代わりを頼む」というハッサンの最後の言葉を受け、とうとう父親の説得にも耳を貸す事も無く、一人テロの実行に向かうアミラ。

 

父親はなんとか拘束を解き、娘がテロを実行しようとしている事と、その狙いがニューヨークとニュージャージーを繋ぐジョージワシントン橋の破壊である事を通報する。

 

アミラに最後の説得の為電話をかける父親。

だが、アミラはもう後戻りはできないと言い電話を切ってしまった。

 

CTUの支援を受け、GW橋のたった一人の管理人はアミラの自爆テロ阻止の為に、彼女の乗るトラックを探す。

そしてトラックを見つけるとCTUの指示通りに運転席のアミラを銃撃し、トラックを止める事に成功した。

 

運転席のドアを開け、アミラの死亡を確認したと思われたが、アミラは最後の気力を振り絞り起爆スイッチを押す。

GW橋は吹き飛び、推定で600人以上の犠牲者が出てしまった。

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■感想

第6話まで来て、いよいよ最初のテロが実行されました。

しかも、一方その頃枠がアミラとハッサンの父親以外全員死亡するという怒涛の展開。

 

5話と6話では一方その頃枠のストーリーをまるまる消化する為にここにかなり時間をかけていました。

それとは対照的に、大統領候補のジョンの話はこの2話では薄目でしたね。

 

なにせ黒幕はジョンの妻ですからね。と、勝手に思っている次第です。

 

いやほんと、前の記事で書いた通りレベッカがこの第5話第6話でも怪しすぎて……。

おそらくジョンの話も今後深くほりさげられていくのは間違いなさそうです。

選挙戦からの撤退を表明すると言って、そのまますんなりいくわけないドラマですし。

 

あと、ベンが死んだのは正直ショックでした。

死亡フラグに塗れすぎてて逆にこいつは最後まで生き残るんじゃないかって思っていただけに……。

しかもわりとあっさり死にますし。

 

 

そして、タイトルにもある通り、今作のストーリーは進みが早いです!

24:リブ・アナザー・デイ』に匹敵する展開の速さですよこれ。

リブ・アナザー・デイ』は12話構成だったので話が早く進むのは当然でしたが、今作はしっかり24話構成のいつもの24なので、これは驚きです。

 

なにせ今までのシリーズでは、複数の一方その頃枠の話が繋がっていくのはいずれも12話以降くらいだったので、6話でサイドストーリーの一つに決着がつくのは凄い。

ここまで早く決着がついたのは恐らく、シーズン3のバイオテロの話の時の、違法ドラッグの運び屋君の話以来な気がします。

単に話を忘れてるだけの可能性もあります。違ったらごめんなさい。

 

恐らく次回以降掘り下げられるのは、捕らえられたアイザックとニコルの話でしょうかね。

 

まぁこの二人はまず間違いなく自力で脱出するでしょうね。

 

24のキャラはここぞという時に皆すごいこと平気でやりますし。

 

 

 

■まとめ

 

エリックの役者さんが『ウォーキング・デッド』のヒース役の人と一緒だったことに今更気づきました。

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髪型一つでホント印象変わりますね。

 

ではまた。

 

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デイビッドってもうただの駄々っ子じゃないの