趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年・アメリカ) 初見バレあり感想 

 

 

今回もアライさんが大活躍してるのだ!!!

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本日公開になったGoGvol.2を早速観てきました。

上映時間136分です。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(原題:Guardians of the Galaxy Vol. 2)

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このポスターの色彩感

本編も殆どこの色彩です。

 

前作以上にカラフルですよ。

 

 

 

あと予告編。

youtu.be

 

 

グルートの中の人は流石にもうヴィン・ディーゼルじゃないよな?

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いやまだVC使ってる可能性もあるか……。

 

 

いつも通りところどころネタバレアリの感想になります。

 

 

あと、個人的に本編前劇場予告で気になったものが。

 

マイティ・ソー バトルロイヤル』ってなんだよ聞いてねえぞ!!?

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どうやら『ラグナロク』の邦題が『バトルロイヤル』で決定したみたいです。

普通にラグナロクでいいじゃん日本人の北欧神話好きの多さを考えたら伝わるじゃん。

 

でも予告でコロシアムか何かのシーンでハルク出てきて「んあああああこれはバトルロイヤル」ってなったんで僕の負けですわ。

marvelinfo.blog.jp

 

 

そんな感じですが、感想書いていきます。

いつもの映画感想より長くなります。

 

 

 

■あらすじ

ロナンとの戦いで一躍有名になったガーディアンズオブギャラクシー。

名声を手に入れた彼らは様々な仕事を請け負う様になっていた。

 

この日も彼ら四人は黄金の惑星ゾブリンの統治者アイーシャから、高価な電池を異次元から現れる怪物から守るという仕事を引き受け見事怪物を倒す事に成功した。

 

いつも通りに帰路につく四人だが、ロケットがこっそり電池を盗んでしまった事から立場が一転、四人は金色星人たちから猛攻を受ける事に。

 

しかし、絶体絶命に陥った彼らを救ったのは行方不明のはずのピーターの父、エゴだった。

 

■感想

・まず観終えてすぐの全体的な印象

 

 最初からいきなり観終わって真っ先に出てきた個人的な感想になっちゃいますが。

 

今作は、例えるなら全12話くらいのアニメを2時間に再編集した、総集編アニメ映画のような印象を受けました。

 

良く言えば2時間の中でかなり多くの出来事が進行していく、

悪く言えば物語全体が纏まりなくバタついてる、そんな感じです。

 

で、この印象がまさに上記のテレビアニメの総集編劇場版にとても近い。

というか劇場版ファーストガンダム三部作を観た時と同じような感覚を覚えました。

 

もちろんGoGvol.2は前作からの完全な続編、完全な新作です。

しかし前作は仲間達が集まりチームになり、ボスを倒すというビギニング作品の基本構造に沿って作られていた作品だったのに対して、

当然ながら今作は映画作品の続編モノの鬼門となる二作目ですから、色々試行錯誤したのかと思います。

 

けど個人的にはやっぱり詰め込まれ過ぎっていう印象が強かったんですよね。

だから、前作の方が楽しめたなっていう部分が多く思いました。

 

もちろんストーリーの主軸は家族という点に集中して作られているんでめちゃめちゃ分かりやすいです。

分かりやすいし、ちゃんと面白いです。

 

まずメインの部分として、ピーターと彼の父エゴとの物語という部分があって、

そこに側面を固めるようにヨンドゥやロケットの物語があって、

それらがしっかり繋がっているのは流石だと思いました。

 

バレありなんでバレありで書きますが、今回のボスはピーターの父エゴです。

エゴは神様みたいな存在で、数百万年かけて自身を小さな惑星くらいに進化させた存在でした。

で、生命体の肉体を構築して、ピーターの母と恋に落ちると。

 

そんで、の母の直接的な死因を作ったのもエゴである事を知ったピーターは激怒しエゴとのバトルに。

 

とんでもねえ屑だぞ今作のボスキャラは。

 

このあたり、とても潔く感じました。

なにせ主人公のマジの父親が敵役になる訳ですから、そこには主人公、ピーターの父と戦う事に対する苦悩とか描いてきそうなもんじゃないですか。

 

でもGoGvol.2ではそんな要素は一切ありません。

エゴのクソ野郎っぷりを一気に発覚させる事で、ピーターは容赦なくこいつと戦えるっていう訳です。

 

そして真の父親ポジションはヨンドゥ。

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ヨンドゥはコミックでは初代ガーディアンズオブギャラクシーのメンバーの一人で、映画版でも前作から登場しています。

 

今作はもうヨンドゥが主人公でも良かったんじゃねえかなってレベル。

 

ヨンドゥとピーターとの関係性の描き方がとても上手かったですね。

ヨンドゥが前作含めピーターだけにやたら甘いのも、ヨンドゥにとってピーターは息子のような存在だったからと。

 

なんとなく前作からそれはわかっていましたが、改めてそれを踏まえ今作観るとホント、ホントこれヨンドゥ大好きになるわ……。

 

あと、ネビュラとガモーラのサノスドーターズの関係性も結構時間割いてましたね。

 

ネビュラほんと不憫っ子すぎ……。

早くアベンジャーズがサノスをぶっ殺してくれるといいね。

 

 

全体として改めて考えると、

今作はすこしコメディリリーフを抑えて、

それぞれのキャラクターの関係性なんかをかなり重点的に描きつつ、

トーリーそれ自体もぎっしり詰め込んだ映画って感じでした。

 

ごちゃついた印象ってのは、やっぱり要素の多さが原因かもしれません。

色んなものを描こうとしすぎた感。

 

・ネタ要素に関して

 

上でもちょっと書きましたが、今作は前作に比べて若干コメディリリーフは抑え気味にされています。

 

無論、全体を通しての雰囲気は決して暗くなったという事は無いのですが、

登場人物の掘り下げをしていく上で、マジにならざるを得なかった部分があるんだと思います。

 

個人的にはこれはアリでした。

ここでちゃんと各キャラクターの掘り下げをしっかりやっておけば、次回作ではよりはっちゃけた描き方が出来ると思いますし。

 

もちろん笑いどころはかなり用意されています。

あくまで前作に比べて減ったかなって感じなので、かなり用意されてはいるんです!

 

ロケットを煽るピーターのセリフにゴミパンダとかいう天才的な訳つけた林完治先生。

 

他にもロケットのあだ名は面白いのがたくさん出てきましたね今作。

アライさんいじりは世界共通なのか。

 

また、ドラックスが要所要所で強引に誘い笑いしてくるのずるいですね。

今作めっちゃ笑うじゃんドラックス。

 

あまりにも凄い勢いで笑うんでそれだけでもう面白いんですよ。

あと、ドラックスはマンティス(新キャラ)に対しての容赦も悪意も無い煽りのシーンも多々あって、前作よりかなりキャラが立ってます。

主に笑い担当としてのキャラですが。

 

ただ、やりすぎだろこれって思ったのがスペースジャンプのシーン。

哺乳類の生命体は50回しか耐えられないというジャンプを、ゴミパンダのせっかちな判断で700回もしないとならなくなったヨンドゥとヨンドゥの部下、グルート、そしてロケットが、ジャンプするたびに目玉やら口やらが高次元歪み連発して気持ち悪い事になるシーンがあります。

 

マスク2かよ。

 

あれ個人的にやりすぎに感じました。

明らかに面白いから気持ち悪いに切り替わる中間の部分を攻め損なった感じがしました。

 

あと、グルート関連のは全体的に面白いより可愛いが感情優先されるシーンばっかりだった気がします。

多分意図的にそうしてる気もしましたが。

 

でもエンドロール中の、人間年齢でいう所のおそらく14歳くらいまで成長したグルートの反抗期感はクソ程笑えました。

 

あのシーン、グルートの言葉をピーターが理解できるようになってたり細かい要素も含め好きです。

 

他だと、ゾブリンの宇宙戦闘機が遠隔操作機体なんですが、その操作用インターフェースから出るSEがゲーセン感満載だったり、

上記予告にもある、マンティスのテレパスでGoGの面々が遊ぶシーンとか、

神様パワー覚醒ピーターとエゴの戦闘で、ピーターがパックマンになったりなんかも。

 

小ネタはかなり随所に仕込まれていました。

 

でも、それを踏まえても今回は真面目な部分がかなり多いです。

そもそもがコメディ映画って訳でも無いですからね。

 

ある意味、前作に比べて今作は節度があると言った方がいいかもしれません。

 

 

・映像面

 

今作を観てて個人的に一番凄いと思ったのがその映像のクオリティでした。

 

絵がべらぼうに映えてる。

 

今作は、各惑星が登場するたびに、その惑星の名前と恐らく座標のような数字がドーンと出てくるんですが、

それがもういちいちかっこいい。

 

プログレロックバンドのアルバムジャケットかよってレベルでめちゃめちゃ見栄えがいいんです。

 

上でも書きましたが、色彩も凄まじい。

前作よりもフィルターも多用されてます。

なので惑星ごと、街ごとの雰囲気の違いなんかも分かりやすくなってます。

 

CGは流石のクオリティです。

特に映画冒頭の戦闘シーンで、異次元から来たモンスターの触手の描き方がとんでもなくリアルです。

 

ただ、逆に粗さを残しているものもあったりしてそこが面白い。

グルートなんかは漫画的な匂いを残す為に意図的にリアルさを排除しているように思います。

同じCG描画のロケットと対比して見てみると、よりその漫画的な感じられるかもしれません。

この二者の質感は明らかに分けられています。

 

映像面では前作含め、とても楽しめました。

 

 

・OP,ED

 

今作は、OPは画面全面でグルートが前作EDのように踊りつつ、背後で残り三人のメンバーがモンスターと戦っているという構図です。

 

グルートがドラックスに見られると動きを止めるっていうのはアレ結局なんなんだ。

 

特に意味は無いんでしょうが、今回のOPにもそのシーンありました。

 

EDは中々珍しい、黒背景無しのエンドロールです。

このエンドロールの背景もまたGoGらしいというか、80年代の音楽グループのCDの裏表紙感が再現されています。

 

そしてMCU作品のエンドロールと言えばおまけ映像。

 

今回のおまけ、Cパートは3回挟まれます。

一つ目は、ヨンドゥの部下がヨンドゥから受け継いだ口笛で操る矢を練習しているもの

二つ目は上記のグレたグルート。

三つ目はゾブリンのアイーシャが、アダム(おそらく原作に出てくるアダムウォーロック)に関して言及するシーン。

 

そうです、全て本編関連のおまけ映像になります。

この三つともエンドロールの途中に挟まれる形で出てきますので、途中退場はしない方がいいかもです。

 

 

・その他

 

ヨンドゥの頭のアレ、換装可能とかいう何気ない衝撃事実よ。

 

サラッと壊されてましたけど、あれ結局なんなんでしょうかね。

 

 

■まとめ

 

続編としてはしっかりと作られていると思います。

 

ピーターの父親という、前作ラストで貼られた伏線をそのままストレートに回収した点もとても良かったです。

 

ただロケットとピーターとの喧嘩だったり、エゴのピーターの母への感情の真意だったり、描ききれてなかったり活かせていないものもやや目立つように感じました。

 

エゴは屑で全て済むわけですが、あれは結局本当に愛してたんでしょうかね……?

エゴはピーターに「それは人間の感情だ」とか言ってるシーンもありましたし、割り切って自分の目的達成を優先していただけなんでしょうかね。

 

なんにせよ、前作ガーディアンズオブギャラクシーを楽しめた人なら間違いなく楽しめます。

 

前作観てない人はこれをいきなり観ても楽しいよりなにこれっていう感情が強くなります。続編映画なんで当たり前ですが。

 

リミックスなんて邦題付けちゃったんだから、前作を観てない人が前作のリメイクか何かだと思って観てしまう可能性もありそうな訳で。

 

 

今年はこの後もMCUで繋がっている作品はスパイダーマンと上記のソーが控えてます。

GoGは現状他のMCU作品と直接的な関わりは無いですが、インフィニティウォーで確実にリンクしますので、

GoGが気に入ったならこれを機にMCUマラソン始めても良いと思うんですよね。

 

こんなところです。

ではまた。