趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

ジョーズ(1975年・アメリカ) バレあり感想

マジでちゃんと観たのは今回が初めて。

 

 

ジョーズ』(原題:JAWS

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youtu.be

 

 

すっごく小さい頃、たぶん幼稚園くらいの時に一回だけ観たので一応初見じゃ無いです。

その時はスピルバーグの映画、特に『E.T.』や『未知との遭遇』なんかが好きで、そういう雰囲気の映画を撮ってる人ってイメージで観たのは覚えてます。

 

知っての通り内容は幼児が観て楽しいなんて思えるもんじゃないわけで。

 

映画にもだいぶ慣れてきた今だからこそ改めて観てみたっていう、そういうやつです。

 

 

■あらすじ

観光スポットとして人気の田舎町アミティの海岸に、若い女性の死体が打ち上げられた。

ニューヨークから警察署長としてやってきたブロディはこれが鮫による被害であると考え、海岸を封鎖しようとする。

しかし市長はアミティ最大の観光資源である海岸を封鎖されたら大損害が出るとしてこれを丸め込んでしまう。

 

そしてシーズンになりたくさんの観光客がビーチを訪れる。

が、そんな中鮫による二人目の被害者が出てしまう。

 

被害に遭い死亡した少年の母親がこの鮫に懸賞金を賭けると全米から懸賞金目当ての鮫ハンターが集結、彼らのうちの1つのグループが大きな鮫を捕らえ、事件は解決したかに思えた。

 

だが、ブロディが呼び寄せた海洋学者のフーパーがこれを疑問に思い捕らえられた鮫を調べる。

そして歯型と口径が合わない事が分かり、人食い鮫の恐怖は去っていないことが判明した。

 

ブロディとフーパー、そして漁師であるクイントの三人は人食い鮫の捕獲に乗り出した。

 

■感想

 

数多くのサメサメパニック映画を、現代に至っても尚生み出し続けている、それだけのパワーがある映画です。

僕は鮫映画は今はそんなにみませんので今はどうなってるか分かりませんが、

鮫映画あるある的な扱いになっているようなシーンはだいたい、というか全部あるように思えました。

逆に言えば既視感の塊ですがそれは数々のフォロワー映画を観た後に改めてちゃんと観たからこその感覚です。

 

全ての元凶なんですね。

 

トーリーの構成、進み方が結構独特というか、テンポが独特なイメージを持ちました。

パッケージに描かれている、本作の事件を起こしたホオジロザメが登場するのが後半オブ後半です。

そこに至るまでに事件の捜査や鮫の出現と被害者が出た事に対してどう対応するか結構細かく描いていたりしてますし。

賞金の為に鮫を狙いに海に出て無謀な事をする人達や、市長とブロディの会話、とにかく人間模様がかなり細かく描かれています。

 

ただ、それでいてしっかり話は進みますし、会話の一つ一つがしっかりストーリーに関連してるのでダレません。

ここがとても重要!!!

 

多くのジョーズフォロワー映画は無駄な会話多過ぎんだよ!!!

そのわりにオマージュのつもりだかなんだか知らんがまんま同じ事しようとする部分もあるから結果下位互換みたいな事になるんだ。

 

なんならこのセリフなんて鮫映画のフィニッシュブローの代名詞みたいになってるしね。

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ここ見た時、僕は「おおおおおおおおおこれが本家か!!」っていう、後発組ならではの謎の感動を覚えました。

 

低予算映画は会話シーン多くなるのは仕方ないですけどね。

多くの他の鮫映画とジョーズの決定的な違いはここにあると個人的に思いました。

会話シーンで話が止まる事が無いですから。

 

また、会話シーンが面白いのも、話してるキャラクターがそれぞれしっかり個性的に造形されているのもあると思いました。

メインのブロディとフーパー、あとクイントの三人はもちろんそうですが、

その他のキャラもとにかく濃いです。

モブキャラまで一人ひとりがしっかりとしたキャラを持っています。

 

サメサメパニックなのに人間パートが多い、にもかかわらず面白いというのが今観ても新鮮でした。

 

 

 

ていうかコイツの名前ジョーズだと思ってたわ。

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ブルースって……。

由来とかはよくわかりませんがブルースって。

 

ジョーズって顎って意味らしいですね。

知らなかったです。そしてナイスタイトル。

 

 

この映画70年代の制作にしてはめちゃめちゃこのブルース君の動きがリアルで、そういう所も驚きました。

アニマトロ二クスを用いてると思うんですが、迫力が凄い。

 

他にも、人食い鮫釣ったぞ!で湧いてるシーンの鮫とかもリアルでした。

というかこれは本物を用いてたりするんでしょうかね?

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この映画は低予算で制作されたと聞いていたのですが、それを全く感じさせないストーリー構成と美術スタッフの仕事に驚きです。

 

 

個人的に一番面白く観られたのは、やっぱり公判のブルース君との対決あたりからです。

三人が喧嘩しながらも協力して人食い鮫を殺す為に色々やる訳ですが、ここもやっぱり人間味というか、それぞれのキャラがぶつかっていて、しかも直ぐ近くに人食い鮫がいるのにどこか緊張感が無いパートとかもあって観ていて飽きません。

 

改めてしっかり観てみて良かったです。

 

 

■まとめ

 

小さい頃のトラウマ克服の為に観直しましたが、思いの外楽しめました。

というかかなり好きな映画になったかもしれないです。

もっと早く観直すべきだった……。

 

だんだん映画とか興味持ってきたら、こういう色んなフォロワーを生み出した人気作品をまず観るべきですね。

僕は映画に興味持ってから先に糞みたいな鮫映画ばっかり観てしまったせいもあり、だいぶ印象が変わりました。

 

本編2時間5分ありますが結構あっという間です。

それくらい色々凝縮されている映画でした。

 

ではまた。

 

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ブルース君を汚え花火にした後のブロディのこの表情なんなんだよ!

ここでめっちゃ笑っちまったよ!!