趣味と向き合う日々

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処刑人II(2009年・アメリカ) バレあり感想 王道感はそのまま、更にバカっぽさを増量

個人的に、僕は第一作目よりこっちの方が好きでした。

 

『処刑人II』(原題:The Boondock Saints II: All Saints Day)

 

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■あらすじ

二人の兄弟のボストンでの活躍から約8年後、兄弟は父親と共にアイルランドの辺境でひっそりと静かな日々を送っていた。

だが、そんなある日、ボストンで神父が殺されるという事件が発生。

神父の遺体は兄弟が処刑を行った悪人に施す様式と同じものが施されていた。

 

この事件を知らされた兄弟は、それが兄弟に対する挑発であると気づきながらも直ぐにアイルランドを離れ、ボストンに向かう。

そして、自分達を挑発し、ボストンに向かわせた人物を探す為、再び活動を開始した。

 

 

■感想

 

前作の空気感、作風はそのままにいろんな面がグレードアップされています。

単に映像技術的な部分だけでは無く、前作から更に増えた登場人物や見せ場、

また、登場人物が持っている音楽再生機器がCDウォークマンからmp3プレイヤーになっていたり時代的な部分でも。

 

キャラクターの描き方とストーリー面も、双子の父親であるノアさん(前作では最強の刺客イル・ドゥーチェ)の掘り下げ要素なんかがそのまま本編の主軸に関わっていたり、

内容のボリュームもだいぶアップしてました。

 

マフィアとの戦いという部分も健在です。

今回敵対するマフィアは、前作で双子がラストシーンで処刑したイタリアンマフィアのボス、ヤカヴェッタの息子がそのまま組織を引き継いだものになります。

 

そして、組織の背景に更に黒幕が居る事が次第にわかり……みたいな流れです。

 

この黒幕が、オールドマンと呼ばれるルイさんというおじいさんです。

ルイさんとノアさんは昔馴染みでした。

 

父親が不条理に殺害されてしまった事がきっかけで復讐の鬼と化したノアを、ルイが作戦建てをしたりしてサポートするという関係だったのですが、

ある日ルイがノアを裏切った事でノアは逮捕され収監されてしまいます。

それ以降、この二人は接点も無い状態に。

 

 

 

 

 

ちょっと待ってね。

 

そんな関係の二人なので、お互いに思う所があり、映画の後半で再会してからやっぱりそれが爆発する形で戦闘にまで発展するんですが、

ノアは前作で、ルイが黒幕に付いているイタリアンマフィアの最強の刺客として登場してる訳ですよね?

 

これはどういうことなんだ。

 

あと、ルイもルイで、「俺はある人物の命令に従って動いてお前を裏切った」的な事を言い出すわけですが。

 

 

じゃ更に黒幕が居るって事かい。

 

プリズン・ブレイクのシーズン3辺りの空気感を感じたよこの辺り。

 

続編への伏線なんでしょうが(続編の制作は決定してるっぽいです)、こうやってどんどん黒幕の更に裏の裏が居る展開っていうのは最終収束が見えてこないので結構不安覚えました。

 

と、ツッコミどころみたいなのもところどころ見え隠れしますが、

それらをほとんど吹き飛ばすくらい他の部分が面白いです。

 

 

■まとめ

 

最後の最後にスメッカーが出てくる展開とかさ、そういう王道的な胸アツ要素を惜しげもなく使ってくるから最高だと思う。

 

内容としても、「街のゴロツキを排除してやるぜ」って感じの前作に対して、

今作は「俺達の真似事して罪の無い人間を殺したやつを許さん」から始まり最終的に黒幕との勝負になるという、実に続編らしい作りです。

 

一方で前作からの面白要素はしっかり引き継ぎ、一部のキャラクターはよりフォーカスされ、続編ならではの武器であるファンサービス、

例えばマーフィのロープとか、

映画のシーンの真似事とか、

前作で死んだロッコが夢の中で出てきたりとか、

そういったサービスも惜しげもなく投入されるので、

面白さで言えば前作越えしてると僕は思いました。

 

あと、前作のロッコのポジションを引き継いだと思われるロミオが最後まで死ななくてよかった。

 

 

ではまた。