ウォーキング・デッド シーズン8 第4話 バレあり感想 まるまる全部エゼキエル回
今回の話は、エゼキエル王をメインにまるまる話が進んでいきました。
ちゃんと話は進んでました!!
TWDでこういった一人のキャラをメインに据えた話の時ってわりかし物語が停滞しがちだったことが多かったように思います。
”終着駅”前後やS7などはこれが顕著でした。
群像劇的な手法を取り入れて物語が停滞したそれらと違うのは、
今回の話はメインストーリーにしっかり絡んだ内容で尚且つ物語も進んでいるという点ですね。
第四話「王への忠誠」
■あらすじ
重機関銃の攻撃により、王国の兵士達は殆どが倒されてしまう。
エゼキエルは彼らが盾となり護った事で一命をとりとめるも、脚にケガを負ってしまった。
そしてエゼキエルは、救世主側の人間に捕らえられてしまった。
■感想
やっぱりこうなりますよね……。
※グロ中尉(1917~1986)
案の定、皆さん重機関銃の餌食になってしまいました。
エジキエル。
思えば前回のエゼキエルパートは明らかに死亡フラグが振り撒かれてましたね。
「一人の犠牲も出さなかったよー!」とか「俺達は勝利できるよ笑えよ」とかそんな感じの、
恐ろしいほどのポジティブ属性の羅列、これらは今にして思えば完全にフラグでしたね。
エゼキエルは皆に護ってもらった事によりなんとか一命をとりとめていますが、
周りの光景が引き金になりSAN値が急速に削られ一時的発狂に追い込まれてしまいます。
更にそこへ現れたのは救世主側の人間。
エゼキエルを捕らえて聖域に連れて行こうとします。
絵に描いたようなオタク感。
そして意外とキャラが濃いという。
モブには収まらねえレベルの個性を発揮し続けるこの男性。
もしやこいつも後々再登場するのかな?と思いきや直ぐに王国の斧持った人に身体を割かれて死んでしまいました。
良いキャラしてたぜホント。
あと、キャロルはやっぱりすごいね。
割とマジでもう敵がいない気がしますね彼女。
追い詰められたエゼキエルと救世主のオタクさんが、
ウォーカーと必死に戦ってるシーンなどはハラハラ要素として見せている一方、
キャロルのシーンはかなり淡々とした描き方をしているあたり、
狙ってこういう見せ方しているとしか思えない。
今回の話も、重機関銃が中心に話が回ってます。
しかしこれは終盤でリック達によって無事に回収されました。
つまり、ここまでの4話で言ってしまえば第一章的な、そういう作りになってる感じがします。
なので、次回からはまた新しく話が動き出していくのかなと。
あとシヴァ死んじゃったの悲しい。
正直メインキャラが死ぬより悲しい。
■まとめ
今回の話は、この一連の事件を通しつつエゼキエルが自分が王を名乗った事やそれに対する苦悩なんかを描いていました。
苦悩に対して解決は得られず、今回の話は最後にはシヴァの死というショックすぎる展開で幕を下ろします。
エゼキエルに対しての掘り下げはこういう形でやってくるとは思わなかったので意外です。
ストーリーとしても、リック達の活躍で重機関銃の回収には成功した?っぽいので、
ここから更に救世主側は追い詰められていきそうな雰囲気があります。
ではまた。