ウォーキング・デッド シーズン8 第5話 バレあり感想 一方その頃救世主達はこんな感じでした的なやつね
救世主回って色が強い感じでしたが、
リックとダリルが遂にぶつかり合ったり、
救世主の幹部達がてんやわんやするのが観れたり、
1話以降触れられる事の無かった、ゲイブリルの明日はどっちだ!のその後を描いたりもしてました。
というかサブタイトルからしてそのパートがメインか。
第5話「懺悔」
■あらすじ
ニーガンを含む救世主達の幹部は会議を行っていた。
宅には幹部の他にヒルトップの元リーダーであるグレゴリーを交えている。
アレクサンドリアを初めとした同盟による攻撃を予期していた救世主達は、その対策をたてる為にそうした場を設けていた。
しかし、話しが纏まる前に外から銃声が轟く。
それはリックを初めとする、同盟の戦士たちがやってきたことを意味していた。
■感想
今回は大まかに3つのストーリーラインで構成されていましたね。
また、時系列が巻き戻っている部分もあります。
あれ、なんか嫌な予感するぜ。この構成は。
ドラマ界のスターウォーズ・ホリデースペシャル、或いは鮫島事件に匹敵するタブーことウォーキング・デッドS7で最盛期を迎えたかのように使われまくったこの手法、
遂に出てきましたね。
最もTWDはシーズン4くらいから群像劇的要素は出始めていたんですけどね。
S7はこれ露骨にやりすぎ。
ただ良かったというか安心した点は、
意地でもストーリーや本筋を進めてやろうとしているのが分かった点です。
成長したんや!ウォーキングデッドは成長したんやで!!
それが、リックとダリルのパートです。
この第5話までリックのパートって皆勤賞じゃないでしょうか。
信じられないでしょうが、悲しい事にこのドラマの主役なんですよ、リック・グラハム。
もう今じゃどう考えてもコイツのせいで多くの犠牲が払われ過ぎてますし、
今回の話でニーガンからもこの点が鋭く指摘されてますが、
主人公です。
TWDの救世主編でやりたかったのは、リックにまた苦難と試練を与えるだけじゃなく、
勧善懲悪じゃないんだよ的な事をしたかったんじゃないですかね。
明らかにおかしくなってるもんね、リック。
そんなぐうの音も出ないほどの鬼畜すら一歩引かせてしまうシーズン8のダリル。
今シーズンはこいつが特異点のポジションで間違いないっぽい。
今までもこういう、ちょっともう個人的な感情が抑えられなくて半ば暴走気味なレベルまで達したキャラはいました。
ダリルはこれらのお悩み枠のポジションになりながらも、
殺意に全身を包まれ絶対救世主達殺すマンと化してしまいました。
元々その素質あったキャラですしね。
僕はありだと思いますよ。この展開。
幹部達の話はどんな感じかというと、
どう考えても襲撃されるタイミングが不自然だ、と。
これもうアレだ裏切り者が居るやつだ、と。
そんな感じで一歩真相に辿りつきそうになりました。
あなたの親愛なる友人でお馴染みの作画が崩壊したジョン・トラボルタことユージーンさんが、もう確実にドワイトが裏切っている事に気づいちゃいました。
大きな部分としてはそこがありますし、
細かい部分でもサイモン初めとした幹部達が冷静さを失ってしまっている描写が多かったです。
で、ゲイブリルとニーガンのパート。
サブタイトルの「懺悔」はこのパートを指していると思います。
周りはウォーカーだらけで外にも出られないのでゲイブリルとニーガンは雑談とかしてます。
ここで初めてニーガンの人間的な部分が描かれた感じですね。
また、前述したようにリックがホントに頭おかしい奴なんだぜって事をゲイブリルに愚痴ってます。
正しいものの見方だ。
で、なんだかんだあって脱出する事になるんですが、
久しぶりの内蔵まる被りカモフラージュの登場です。
やっぱこれ皆やって生き残ってたっぽいですね。
そうしてニーガンは無事に生還するんですが、
ゲイブリルはどうやら体調が良くない様子でした。
噛まれたんでしょうか。
そんな感じのお話でした。
■まとめ
今回の話は、主に救世主側の視点を中心に動乱を描いたものなので、
時系列は少しばかり戻ってます。
本筋に絡む要素としては、やっぱりドワイトが裏切り者であるという事がバレそうになってきたという部分でしょうか。
ゲイブリルの謎の発熱もありますが、こちらは単純なクリフハンガーっぽい。
リックとダリルのパートでは、車を爆破したり殴り合ったりしてました。
ニーガン達がここからどうやって立て直すのかとかも描いてきそうな感じがあります。
あと久しぶりに、ウォーカーは怖い存在なんだぞ!!って事を描写してくれました。
そんなところですね。
ではまた。