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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章 第5話 バレあり感想 テンポが良すぎてダイジェスト感すら出始めた

まさかそんなパターンがあるなんてな。

今シーズン、かなりの勢いで場面転換と共に時間をチョップしていきますね。

場面転換も物語もスムーズですが、それゆえに逆に展開展開の印象が希薄になってきた感じもあります。

 

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第5話「イーストウォッチ」

 

■ストーリー

 

ジョンは、ブランドンからの警告を受け、デナーリス達と作戦を立てる。

死者の存在をサーセイに信じさせるための足掛かりとして、ジェイミーを説得する為、ティリオンとダヴォスは王都に潜入する。

ジョンは北へ戻る。

そして再度、壁の向こう側を目指す。 

 

 

■感想

 

ハウンドやジョラーといったサブストーリーズもいよいよ本編組と合流を果たしました。

といってもそれはラストの話ですが。

 

今回の内容で特に大きく動いたのはやっぱりジョン周辺ですね。

これまでも物語後半ではメインストーリーを担う事の多かったジョンですが、今回もやっぱり後半から本気出すと言わんばかりのメインっぷりでした。

 

サムの父と兄弟が冒頭デナちゃんのドラゴンによって処刑されてしまいました。

ターリー家です。

サムもまた、父と兄弟が処刑された事は知らず、ジョンを助ける為に知識の塔を去ってしまいます。

 

やっぱりジョンに収束していきますね。

 

あと、しばらく忘れてましたが、ロバートバラシオンの落とし子であるジェンドリーもまた、ジョンと合流しました。

 

ジョンとジェンドリーという、両者共にかつて戦友でもあった王のそれぞれの落とし子という奇妙な関係性は確かに面白いんですが、

肝心のジェンドリーが意外と久々な登場もあって、どんなキャラクターだったのかすっかり忘れていました。

 

ただ一発で、根は良さそうだけど一言多い直情パワー系だってわかる演出はさすが。

良いキャラしてます。

 

今回、全体的な話の内容としては繋ぎの印象が強かったです。

各勢力の各キャラクターが、次に備える為の回って印象。

 

 

 

■まとめ

 

追っていくストーリーラインをどんどん収束させ分かりやすくしていったのが前回までの流れで、

今回は、次回以降に繋がるためのブリッジ的な回でした。

閑話休題という言葉が似合いそう。

 

それゆえか、各キャラクター及び勢力の動向が、よく言えば簡潔に、悪く言えば雑に描かれていました。

 

物語的には佳境ですし、リトルフィンガーが何か裏で動いてるだとかサーセイがまた性懲りもなく妊娠しただとか、そういう要素も出てきてはいますが、

メインストーリーになっているのはもう死者との戦いという部分で間違いないです。

 

むしろ、本来そちらに注力するのがベストなのに、それが叶わない理由づけとしての、デナちゃんとサーセイの争いという風にすら見えてきてしまいます。

 

いや、デナちゃんに関してはジョンのストーリーとかなり密接に関係しているので厳密にはそういう訳でも無いですが。

 

サーセイのパートは正直もう退屈な空気が出始めてます。

なんとかなれ。

 

 

ではまた。

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