【ゾイド】1/35スケール ワイルドライガー【キットレビュー】
パチ組しました。
パチも何もランナーレスなんで、なんて表現するべきか分かりませんが!
『ワイルドライガー』(1/35スケール組み立てキット)
発売からほぼ1ヶ月経ち、今更ようやく組み立てました。
これまでのゾイドの血筋をしっかり引きつつも、ランナーレスや大幅なスケール変更、ワイルドブラストという新たなギミックの搭載など、かなり意欲に溢れているゾイドワイルドのシリーズ。
ワイルドライガーはアニメ及び漫画で主人公を務めるアラシ君が駆る事になる機体です。
そんなワイルドライガーが実際どんなもんなのか簡単な感じですがレビューしていきます。
パッケージ。
こういう荒野にドヤ立ちしているライガーの姿ってのがなんともゾイドっぽい。
というか第一期シールドライガーのパッケージのオマージュだよね。
箱を開けるとこんな感じ。
右側の迷彩の仕切りの中にパーツが封入されていました。
左の復元の書というのが組み立て説明書ですね。
これまでのタカラトミーのゾイドの組み立て説明書って、モノクロ印刷の凄くシンプルなものだったんですが、今シリーズではここも凄くこだわっています。
フルカラー印刷ですし簡単な機体解説も載っています。
何より、復元という表現が凄く好きです。
そんで、仕切りの中身には各パーツを封入した袋が入っています。
その名も発掘パック。
世界観に没入できるような仕掛けが沢山あって遊び心ありますね。
パックの名称はA、B、Sの三種に分かれています。
こんなところでも謎のABS推しは忘れない。
早速組み立てていきます。
ランナーレスという仕様で一番心配だったのが、
最初からパーツがバラされてる為に、パーツを探したりするのに手間取るんじゃないかって部分でした。
しかしいざ組み立て始めると物凄く良いテンポでどんどん組み上げる事が出来ます。
どの袋から開封していくか等、指示もとても丁寧に記載されていますし、
何よりフルカラー印刷の説明書のお陰でランナータグ(ランナー無いけど)みないでも図面眺めてパーツ探してハメるだけなので、かなりスピード感のある組み立てができます。
組み立て開始から10分も経たずにフレーム部分が完成しました。
バイオゾイド感が本当に凄まじい。
この組み立てのテンポ感はかなり調子良いですね。
レゴとかのブロック玩具の感覚に近いです。
というかそれを狙っているんでしょうけど。
フレーム状態のワイルドライガーはかなり凶悪な顔してます。
マイケルベイのトランスフォーマーにこんな顔のやつ沢山出てたわ。
今作のゾイドは眼がクリアパーツじゃないんですね。
メッキ調の塗装が施されていました。
キャップとパイロットはクリアになってましたが。
フレームが出来たら、後は外装をパチパチはめていくだけで完成です。
色分けもかなり良いです。
ここまでで20分も掛かってません。
マジで組み立てが楽で楽しい。
ちなみに、今までのゾイド同様に基本的に左右半身ずつのパーツがモナカ割りされているものを組み上げるので、
合わせ目は大胆に真ん中に出ます。
これまでのゾイドもそうでしたが、基本的に分解しやすいという部分が魅力の一つだと思っているので僕は合わせ目は消さないです。
特にゾイドワイルドはフレーム状態にも拘りがあるっぽいですしね。
言っても外装を外して眺めてなんてこと滅多にやらないとは思いますが。
ちなみにワイルドブラストするとこんな感じ。
電源を入れると、通常歩行から ワイルドブラスト形態へ移行します。
タテガミクローがビョョヨォンって前に突き出てきて、口の開閉ギミックも歩行と連動するようになります。
パイロット気が気じゃねえだろこれ。
しばらく歩いてから別のギミックが発動するというのは古くはキングゴジュラス辺りからありましたが、今シリーズではこれが標準搭載なのがなんとも太っ腹。
同じ1/35スケールの三突と。
こうして見てみるとゾイドワイルドの機体はこれまでのゾイドに比べてかなり小さいですね。
1/72時代の小型ゼンマイゾイドより少し大きいか小さいかの微妙なライン。
人とゾイドの絆や繋がりをより強くイメージさせたいとかそういう事みたいですが、
たしかにこのくらいのサイズの方が親近感湧きそうではあります。
そんな感じで、ワイルドライガーの組み立てと簡単なレビューでした。
ではまた。
ちなみに今月末にはこの大型キットが発売されますよ。