World of Tanks(PS4) チェコ戦車が実装されたのでとりあえずティア4まで乗ってみた感じ
昨日遂にPS4版にもチェコスロバキアの戦車のツリーが実装されたので早速乗ってきました。
完全に一本道のツリーです。
チェコ戦車だけ集中して乗り続ければ一気に開発していく事も可能ですね。
まだティア4までしか進めてませんが、今のところ脚が少し遅めで装甲も薄い代わりにDPMが高い戦車群って印象です。
あと、チェコ戦車の特徴として大きく掲げられているオートローダー(自動装填装置)
について。
これ、なんとティア3の戦車でいきなり使えます!
今までは恐らくフランスtier6戦車のAMX12tや日本tier7戦車の五式中戦車チリなんかがオートローダーの入門になってたと思うので、これは早いです!
まあ現状のティア3は、つい最近配布されたBT-7AやBLITZENなんかが犇めいているので、活躍するにはそれなりの立ち回りが必須ですが……。
とりあえず、ティア4までの戦車の個人的な感想をWorld of Tanks Wiki*の画像を拝借しつつ書いてみます。
Kolohousenka(tier1・軽戦車)
■特徴
・外観
見た目が可愛いです。
そしてパッと見硬そうに見えますが全くそんな事はありません。
上記の画像は初期砲の状態です。
最終砲になると更に短砲身になります。
そっちの見た目はもっと可愛い。
見た通り車高が高めです。
その為隠れる事を苦手としていて、被弾率も高いです。
撃たれ無いように上手く遮蔽物を使っていくと良いかもです。
・砲性能
PS4のWoTでは全てのプレイヤーが最初からT22というアメリカのツリー派生の無いティア1中戦車を保有しているところからスタートします。
こいつが中々厄介で、ティア1戦車の中ではかなり強い部類になります。
なので、初心者狩りなんかを目的としているプレーヤーが結構乗ってるので、普通に開発目指して頑張り始めた初心者の最初の壁になり得ます。
KolohousenkaはこのT22の装甲を、正面からもズバズバ抜ける砲を搭載しています。
これは普通に強みですね。
但し弾速は初期砲最終砲共に少し遅めでした。
AP弾の軌道も榴弾のように少し弧を描いて飛んでいくタイプでしたので遠距離狙撃には慣れが必要かもです。
射程距離も他のティア1軽戦車と同じ程度かと思われます。
・装甲
砲の性能を活かすには射程距離の関係もあり接近戦が望ましいかと僕は最初思いがちだったんですが、この戦車の装甲は全周に渡って薄いです。
機関砲なんかでもあっという間に抜かれてHPが消し飛びます。
装甲に頼った戦い方は絶対に出来ないと思っておいて良いです。
・機動性
遅いです。
平地でBLITZENと同程度の速度しか出ません。
これは致命的な弱点だと思います。
なにせ装甲が薄く、砲も機関砲では無く単発毎に撃つ普通の戦車砲なので、他の機関砲持ちLTに近接戦を仕掛けられたらまず間違いなく爆散します。
まあ遅いとはいえ完全な鈍足って訳でも無いので、近づかれる前に高貫通高火力の砲で敵を仕留めちゃえば良いんですけどね。
■個人的な総評
基本的な立ち回りとしては、偵察よりも一歩後ろに回り、遮蔽物なんかをうまく利用しながら味方の支援に回るっていう感じの動き方が良いかと思います。
このティア帯は殆どの戦車が軽戦車です。
しかも敵も味方もちょこまかと動き回りまくっている事が大半なので、弾速の遅いこの戦車の砲で動く敵を狙うのはコツが要ります。
なので、射撃ポイントを見つけたらそこからしっかり狙いを定めて一発一発確実に打ち込んでいく事が大切だと思います。
拡張パーツとしては無難にカモネットと工具箱、そしてカニ眼鏡で良いと思います。
いつでも外せるパーツ三種ですしね。
最も、次の戦車までの必要経験値がとんでもなく低いのでだいたいの人は一戦か二戦くらいで経験値貯め切っちゃうとは思うんですがね。
T22ハンターとして初心者狩りを狩る側に回る時なんかに使えそうです。
個人的には、他の国のティア1戦車よりもかなり使いやすかったです。
被弾しない立ち回りを心がけつつ、前線の少し後ろから支援する事に徹すればかなり稼げる戦車です。
このティア帯では拡張パーツを載せて無い人も多いので、プロヴァンスみたいなマップではカニ眼鏡で視界をとってあげれば観測ダメもたくさん稼げます。
良い戦車ですよ。
LT vz. 35(tier2・軽戦車)
■特徴
・外観
後の38(t)に繋がるボディラインを持ってますね。
車体のボリュームも砲の長さも他国のティア2戦車とは大差ない印象です。
Kolohousenkaが可愛い感じのフォルムでしたが、こちらは一転して堅実な軽戦車って感じのフォルムになりました。
フランス軽戦車ルート程では無いにせよ、チェコ戦車は外観が結構様変わりしていくみたいですね(T-34/100なんてのもいるので鹵獲戦車ベースの機体もツリーに含まれてるっぽいですが)。
・砲性能
普通にビビるのが、改良砲塔の精度の高さです。
レティクルを絞ってから撃つまでの速さもストレスの無いレベルで、足の速い戦車がチョロチョロ走ってても、狙いを付けてしっかり狙撃出来ます。
その為、Kolohousenkaでは少し難しかった遠距離戦がこちらでは可能になってます。
初期砲最終砲共に普通の戦車砲なので、やはり機関砲持ちのLTに接近戦を挑まれると撃ち負ける可能性が高いので注意です。
なるべく遠~中距離戦を意識したらいいと思います。
・装甲
薄いです。
ここからティア3とも普通にマッチングするので、格上に狙われたら簡単に死にます。
同格戦車に対しても、上手くいけば遠距離から撃たれた機関砲を弾けるかなっていう程度の物です。
その為、HP満タンのLT vz. 35同士の撃ち合いになると先に被弾した方が負けます。
ラマー載せていようが(載せられましたっけ?)関係なく先に被弾した方が負けますので注意です。
・機動性
遅いです。
しかも旋回性能も低いです。アメリカのT1重戦車の初期パケくらい旋回性能低いです。
その為LTとしての運用は相変わらず難しい印象。
ティア3とマッチングしてBLITZENが敵に居た場合は要注意です。
BLITZENは足が遅いので他の軽戦車は割と逃げきれたり、稀にNDKに持ち込んで逆襲なんて事も出来るんですが、
この戦車は旋回性も悪く足も遅いので餌になりかねません。
■個人的な総評
軽戦車というより、中戦車的な運用を心がけるのがベストかと思います。
足が遅くて装甲もほぼ頼れないが、砲性能が良いとなると、こちらも最前線でちょこまか走り回るのは厳しいので、一歩引いた位置に居た方が活躍できます。
万が一接敵された場合は味方のいる位置まで必死で逃げるしかないです。
そもそも支援戦車的な立ち位置なので、味方と離れないように心がけると良いです。
ティア2の戦車としては良い部類ですが、軽戦車としてはいまいちと言った印象です。
旋回性の悪さがマジで致命的です。
拡張パーツはシルバー返却してもらえるカニメカモネ工具箱の三種で良いとは思います。
LT vz. 38(tier3・軽戦車)
■特徴
・外観
ほぼドイツの38(t)です。
というかドイツの38(t)って表記がもう意味不明ですが。
チェコと言ったらこの38(t)です。
登場当時の傑作戦車ですからね。
もちろんヘッツァーにはなりません。あしからず。
・火力
初期砲、中間砲、最終砲の全てが同一の口径です。
それぞれ性能は異なりますが、正直最終砲の37mm Škoda A23以外は無視して良いです。
37mm Škoda A23が前述したオートローダー砲になります。
他の砲に対して俯角が取り辛くなっていますがそんなものは全く問題にならない強さです。
貫通力もティア3戦車の中では高めです。
金弾使ったらティア5のKV-1も抜けます。
また、この戦車のオートローダーは、再装填時間も早いです。
オートローダー車は基本的に1マガジン使い切ったら再装填に10秒以上は普通にかかるもんなんですが、この戦車はおそらく3秒前後で再装填が完了します。
弾速も異様に早く、動き回る敵に確実に且つ大きなダメージを与えていく事も可能です。
レティクルの再収束も中々の物で、連射しても当たる時は凄い勢いで当たります。
この最終砲がとにかく強いです。
しかし、ティア5の戦車相手には流石に貫通難しいので金弾は用意しておいた方が無難です。
僕は15発(=5マガジン分)持って行ってますが、オートローダー車だからと調子に乗って全弾撃ち込むと収支がえげつない赤字になるので使いどころの見極めが大切です。
・装甲
前2両に比べると、装甲はティア相当な感じにはなりました。
なにせ38(t)ですからね。
大洗女子の活躍を見る限り、T-34の群れの中に飛び込んでもある程度生き残れる戦車ですからね。
昔ドイツの38(t)であれ真似して即爆散しました。良い思い出。
まあそれでもあくまで軽戦車、被弾しない立ち回りは相変わらず必須です。
特にこの戦車からティア5までマッチングするので、うかつに突っ込んだら即爆散します。
・機動性
致命的とまでは行きませんが、やっぱり遅めです。
この戦車もどちらかというとMT的な運用がメインになると思います。
相変わらず劣悪な旋回性がネックで、砲塔の回転速度も速いわけでは無いので回り込まれたりすると立て直す前に爆散したりとかザラです。
■個人的な総評
相変わらずLTでは無く、MTとして運用するのが無難です。
オートローダーは瞬間的な火力も相当なものが見込めるので、接敵された場合もある程度の対処は可能です。
しかし、足の遅さと旋回性能の悪さはネックで、装甲も厚い訳では無いので決して接近戦が得意な戦車ではないと言う点に注意です。
ティア3にはBLITZENやBT-7A何かが犇めいており、更にマッチング次第ではDPMお化けでおまけにクソ硬いイギリスのマチルダや初心者キラーのKV-1なんかとも戦うことになります。
その為、前線の支援を積極的にオートローダーで行いつつ、硬さを盾に突撃してくる重装甲戦車達には金弾を浴びせたり、履帯やエンジンの破損を狙って足止めしていくなどの動き方が必要になると思います。
個人的にティア3戦車の中ではドイツのⅢ号戦車E型に次いで扱いやすい車両だと思います。
拡張パーツも返却可能三種で良いと思います。
ST vz. 39(tier4・中戦車)
■特徴
・外観
ここから中戦車になります。
が、一回り大きくなるかと言うとそうでも無かったりします。
車体の大きさからして隠蔽率もそこそこです。
初期砲と最終砲の見分け方は砲塔部分のレイアウトだけだと思うんですが、如何せん違いが少ないので見分けるのは困難です。
・火力
さよならオートローダー。
ここからまた通常の戦車砲で戦っていく事になります。
初期砲も最終砲も弾速はかなり速めです。
こちらもやはり移動中の敵に弾を当てていく事を得意としている印象ですね。
ただし、その威力と貫通力は正直前線の一翼を担うべきMTには物足りないものです。
正直言って今のところ、この戦車の最終砲は金弾運用が前提なのかっていうレベルでほぼ使い物になってません。
弾速の速さと射程距離を活かして支援に徹するのがベストかと思われます。
・装甲
改良砲塔になってからようやく少しだけ頭で弾けるようになったかなというレベル。
全くあてになりません。紙装甲です。
同格の日本中戦車チネちゃんと同じくらいの装甲厚って印象です。
MTですが、いざという時にHPで敵の弾を受けて反撃と言った戦法を取ろうとすると、無駄にモジュールにダメージを貰ったり弾薬庫が逝ったり何かしら壊れます。
前に出るときは相当注意した方が良いです。
・機動性
同格最遅戦車よりは早いから良いかという程度だった前3両に比べると、最終エンジンは中々に良好な部類です。
但し、相変わらず劣悪な旋回性能がMT運用の妨げになります。
陣地転換を上手く行いながら味方の支援に徹するという運用方法で活きる性能だと個人的に思います。
■個人的な総評
支援車両特化といった印象です。
兎に角撃たれないようにしつつ、前線の支援を行わないといけません。
運用としては日本戦車のそれに近いと思いますね。
砲の精度弾速を活かせる状況を上手く作らないと活躍するのは本当に難しいです。
幸い2017年2月現在なら経験値1300程度でMバッジが取れるので、Mバッジ取ったらさっさと次の戦車に進んじゃったほうが良いかなって個人的には思います。
■全体として
さて、今のところはこんな感じです。
ある程度進めていったらここに追記したり別途記事にするかも知れないです。
低ティアでは個性を活かせれば十分に活躍できる戦車がそろっているなという印象。
上手く自車両の特徴を活かした立ち回りを覚えればMバッジも見えてきます。
いきなりチェコのツリーから進めるよりも、まずは特徴が近い日本の中戦車ルートで紙装甲戦車の扱いを覚えておくと、こちらではその経験が活かせるはずです。
とりあえずこんなところでしょうか。
ではまた。