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ターミナル(2004年・アメリカ) バレあり感想

色んなキャラクターを演じているトム・ハンクスですが、

今回は架空の国家からアメリカにやってきた一人の無垢な中年男性を演じてます。

 

『ターミナル』(原題:The Terminal)

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予告編って名前で検索すると↓の動画が出てくるんですけど、

日本版の予告ってもっとなんか感動路線前面に押し出したような奴だった記憶があるんですよね。

ナレーションに合わせてトム・ハンクスが涙をぶっ流してるシーンを出してたような。

youtu.be

 

この動画は劇中の1シーンをノーカットでそのまま使ってますね。

これ観てくれれば、そのまま今作の概要説明がわかります。

 

 

 

概要

上の動画見たらだいたいわかりますよって。

 

後は、この映画は実際に起きた珍事件がモデルになっているって点くらいですかね。

モデルになったイラン人の男性は、18年間空港から出られなかったそうです。

 

今作の主人公は作品全体を通して明るくて社交的な男性なんですが、モデルになったイラン人男性ははそれとは正反対の性格だったようです。

そうは言われてますが、

異国の空港で言語も違えば普通はコミュニケーションなんてまともに取れないでしょう。

 

最も18年間も閉じ込められてたなら最後は普通にその国の言葉程度話せそうなもんですがね。

 

今作『ターミナル』でも言語の問題は取り扱われています。

主人公は中盤から英語の勉強を始めるので、

最後の方は女性を口説ける程度には普通にコミュニケーションとれるようになってます。

 

 

 

あらすじ

父親との約束を果たす為にアメリカのJFK空港に到着したビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)。

タイミング悪く、同じころにビクターの祖国クラコウジアで内戦が起きてクラコウジアは無政府状態に。

その為、祖国が無くなった状態のビクターはアメリカに入国が出来なくなる。

彼は、JFK空港の警備最高責任者に就任したばかりのディクソンに「空港内の国際線乗り継ぎロビーでただ待て」と言われ、真面目なビクターはその通りひたすら空港で待つことを始める。

 

と、簡潔に書くと序盤というか導入はこんな感じです。

この後、待てって言ったディクソン本人はビクターの存在が自身の昇進に影響が出ると踏んで彼を今度は追い出そうとしたりしてます。

それに、ただ待つってだけでも無くて、色々あって無一文に近い状態のビクターが空港内で生きていくために様々な方法で生活費を稼ぐ過程や、添乗員とのロマンスなんかも織り交ぜられています。

 

 

感想

トム・ハンクスの主演映画らしさがちらほら見え隠れする良作です。

映画は全体的にコメディ調ですし、ストーリーそのものの軸も非常にシンプル。

空港という大きいようで狭いコミュニティの中で、ビクターと人々との様々な交流を描いている部分が映画の大半を占めています。

 

登場するキャラクターも、それぞれに明確な個性が与えられています。

そう言った人々との交流が笑いを生み出すタイプの映画でした。

 

強いて言うなら言語の問題に関して。

空港に訪れた当初のビクターはあまりにも英語を知らなさ過ぎて笑えないです。

そこまで極端に描く事は無いでしょう。

 

向こうからしたら英語以外の言語を話す人のイメージなんてそんなもんなんでしょうけど。

 

 

批判について

 

 

さてこの映画、批評が真っ二つに割れている映画としても有名です。

 

後半部分がやっぱり争点になってますね。

ビクターは映画の後半というかほぼ終盤で、空港で知り合った人達の助けもあって空港から公的に出る事が出来ます。

 

その後、ビクターは目的地であるマンハッタン市内のジャズバーに訪れ、そこで父親との約束を果たし、最後はタクシーの運転手に向かって「家に帰るんだ」と呟いてこの映画は終わりです。

 

さて、これだけを書くと中々に良い終わり方じゃないかって思いますが、

批判の的になったのがサブキャラ達の扱いでした。

彼らのその先を明示せずに映画が終わる事に対して多くの批判が書かれることになります。

例えばディクソンはその後どうなったんだーとか、ビクターを素通りさせた警備員たちはどうなったんだーとか、そんなところが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

これそういう映画じゃないから!!

 

 

明示されてないけど暗示はされてます。

それでいいじゃないですか。

後味を楽しむタイプの映画ですよこれはどう考えても。

 

皆さんはあれですか、食後直ぐにガム噛んだりとか歯を磨いたりとかタバコ吸ったりとかしないと気が済まないタイプですか。

僕はそのタイプです。

でも後味は好き!!

 

 

思う所があったので一応項目作って書きましたが、

結局のところ見る人それぞれがそれぞれの感想を持てる映画ってのは良い映画ですからね。

批判は起きて当然なんですね。

 

たまに変な批評とかあるのがどうしても解せなかっただけです。

僕個人の問題です。

例えば、同じくトム・ハンクス主演の映画『キャスト・アウェイ』の批評なんかで、

映画の大半トム・ハンクスしか写らないって批判書かれてたりします。

そこが面白い映画なのにって思ってしまう訳ですね。

 

 

 まとめ

 

トム・ハンクスの出る映画はやっぱり面白い。

 

 

こんなところですか。

ではまた。

 

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