ウォーキング・デッド シーズン7第11話 バレあり感想 ここでまたストーリー停滞させるってどうなのさ!!
今回はユージーンとドワイトがメインの話でした。
この人がユージーン。
この人がドワイト。
■あらすじ
ニーガン達に救世主のアジトに連れてこられたユージーン。
彼を待っていたのはキツイ拷問では無く、温かい待遇だった。
一方、ダリルが脱走した事に気付いたドワイトは、ほぼ同時に姿を消したかつての妻であるシェリーの捜索に向かう。
■感想
はい出ましたニーガン回!!!
もういい加減やめろって!!
話進めろって!!
今回の話では、ユージーンがまさかの寝返りを決め込み、ニーガン側の人間になるまでを主に描いていました。
これは本当にリック達を裏切っているっぽいですね。
自作の弾薬が作れるという事で、ニーガンに目を付けられていたユージーンですが、
それに加えて博識ぶりも買われ、無事にニーガンのお気に入りに。
ユージーンは元々臆病者で、自身の知識を利用してエイブラハム達に嘘をついて守ってもらっていた人物です。
そこからシーズンを重ねる毎に、次第に自分も人の役に立ちたいと考えを改めるようになっていきます。
そして、時間をかけて少しずつ描かれていたユージーンの成長は、今回の話で全て無に帰す事に。
まず、パスタとピクルスで餌付けされ、ゲームや本で懐柔され、最終的に「私はニーガンだ」という、救世主達の謎の決まり文句を自ら口にします。
まぁ、これが壮大なブラフというか、実はユージーンは救世主達の懐に潜入するために演技しているとかなら面白いですが、
恐らくそうじゃない気がしてなりません。
あと今回の話で、ユージーンが博士号を持っていたと発言していますが、これももはや嘘か真かわかりません。
オオカミ少年のオチを地で行くスタイル。
ユージーン、個人的に嫌いじゃないんですけどね。
人生をサボったジョン・トラボルタ感が憎めないですし、
他のメインキャラには無い臆病属性で且つジョークの通じない堅物というのも個性的でしたし。
それだけに、あっさり裏切るのは意外性が意外と無かったり……。
エイブラハムが居ない今、ユージーンの事を心の底から心配してくれそうなキャラがいよいよリックくらいしか居なさそうなのが何とも悲しい。
あと今回の話でユージーンがニーガンの妻達から即死薬の作成を頼まれます。
彼女たちがそれをニーガンに用いようとしている事に気づき、薬を渡す事を拒否したユージーン。
この即死薬、もしかして何かの伏線なのでしょうか。
なんいせよ今後、ユージーンがどう動いていくのかは気になりますね。
一方のドワイトの話では少し時系列が戻り、ダリル脱走直後から話がスタートします。
とりあえずダリルが逃げた事が秒でバレてフルボッコにされるドワイト。
「ダリルと共に妻の一人が居なくなった事に気付いた、ドワイト坊やはこれをどう思う」というニーガンの質問に対して、
「彼女じゃない」と答えるドワイト。
「じゃあお前が逃がしたんだな」と問い詰めるニーガン。
相変わらず短絡的な方です。
シェリーでもないが自分でも無い、だからシェリーを探しに行くと言って外に出かけるドワイト。
ドワイトが向かった先はかつての住まいか或いは隠れ家か、兎に角そこにはシェリーの手紙が残されていました。
それを読んで感傷に浸るドワイト。
手紙の内容を要約すると「ドワイトは本当は良い人」的なものです。
ドワイトがシェリーの手紙を読んで、
自身の中の何か変わって、
最終的にニーガンに反抗する事を決心するアツいパターンの奴かなとワクワクの僕です。
それならストーリーの構成も『裏切りの物語』としてユージーンの話とうまく絡まりますし。
しかしこの後、ドワイトはダリル脱走の罪を救世主達の主治医だった男に擦り付けます。
訳分かんねえよドワイト。
主治医さんは、ドワイトのように顔にアツアツのアイロンを押し付けられる……、
かと思いきや、笑顔で許すニーガン。
おっしゃ許された!!
主治医許された!!
と、安心させてからのこれ。
ダイナミック過ぎて笑うわ!!
そして今回のお話で一番好きなシーンがこれでした。
他に手が無かったんだな。
とにかく、ドワイトにハメられて人がまた一人不幸な結末を迎えました。
原作では割と重要なポジションであるらしいドワイト。
今後ドラマではどうなっていくのか分かりませんが、
ドラマオリジナルキャラのダリルと濃いめに絡んでいて、しかもダリルをいじめている事を考えると……。
■まとめ
正直、主治医はこれ殺されるなって思いながら観ていた節はあります。
ニーガン回はもう少し上手く簡潔にまとめてほしいなと毎度思いつつも、やっぱり観てしまいますね。
12話が配信されるのが楽しみです。
こんなところです。
ではまた。
gif動画の作り方を覚えました。
楽しい。