24:レガシー 第12話 バレあり感想 やけに展開早いと思ったらそういう事かよ……!!
全12話!!!
24:レガシー、完!!!
予想外!!
まさかの!!
12話構成24再び!!
リブアナザーデイ形式だったとは思いませんでした。
完全に全24話のテンションで追ってたので、突然12時間進んだ時に「ええええええええええええええええええ」ってなりました。
■あらすじ
レベッカとナセリの娘を交換するべく取引に向かうエリックの運命や如何に。
■感想
エリックとバトルして腕を折られるトニー。
やっぱりもう若くなかったか……。
「人間には215本の骨があるのよ、1本くらい何よ」
このシーン、僕の目にはサラ・コナーが映っていましたよ。
全12話だと知った今思い返すとここが山場の一つだったんですね。
完全に24話構成のテンションで観ていたので「トニーこの後ありえない速度で腕の応急処置してエリックと一緒に事件に挑むんだろうな」とか思いながら見てました。
が、ここでトニーの出番は終わりと知ってしまった今ではなんとも言えない気持ちになりました。
トニーは出てくるたびにひどい目に遭い過ぎなんだよ。
ある意味で制作陣の愛でもありますが、今回も腕の骨を折られて退場って……。
しかも、結局トニーの相棒的な、恋人的な人との関係性とかそこまで掘り下げられませんでしたし。
この人です。名前は知りません忘れました。
そういう関係性とかチラ見させてたからこそ僕は全24話だと思ってたんですよ!
僕悪くないですよ!!!
そんなこんなで(ジョンとアンディの活躍もあり)、ナセリとの取引に向かうエリック。
ナセリは娘の生存を知って、エリックとの取引に応じる為に師であるビンハリードを裏切り、レベッカの公開処刑をギリギリ阻止。
ついでに仲間である覆面共を手にかけ、上手い具合に現場にはビンハリードとナセリだけが居る状況に。
縛り付けられたビンハリードですが、なんとたまたまビンハリードのすぐ手元に死んだ覆面が所持していたと思われる拳銃が!
ちゃんと安全な場所に縛り付けなかったナセリが悪い。
そしてエリックが登場します。
ナセリはスマホで娘に話しかけながら、レベッカを開放し、娘が大使館に安全に入るところを見守ろうとします。
分かりやすすぎる死亡フラグ。
そして案の定ビンハリードに後ろから撃たれてナセリは死にました。はい。
そして、ビンハリードがエリックに銃を向け発砲、ところがそれをレベッカがギリギリのところで庇い被弾してしまいます!
エリックの咄嗟の反撃を受け、ビンハリードも死亡。
この時点で今回の事件は解決(というか終結)です。
いやレベッカさん、ほんと疑ってすみませんでした……。
レベッカさん、被弾箇所が悪く死亡してしまいました。
いや、でも待ってください、ある意味でレベッカは黒幕。ある意味で。
だってナセリの娘をさらっちまおうぜって言い出したのはレベッカだった訳ですし、今回の事件の原因を掘り下げていけば彼女のせいです!!
でも死ぬとは思いませんでした。
24って、毎シーズン最終話がハッピーエンドにならないんですよね……。
クリフハンガーとか抜きに、必ず後味が悪いというか。
それだけに次のシーズンが始まった時の爆発力も凄い訳ですけど。
とにかくこの最終話では話はしっかりたたみ切っています。
妙な部分こそありますが、本筋に関してはしっかり終わらせてくれました。
『ロスト』はこういう作り方をするべきだったと思います。
あのドラマは伏線を毎シーズンの最終話で貼りまくってあまり回収しないまま最終話まで行ってしまったのが本当にもったいない。
『24:レガシー』はこの点が本当に素晴らしいと思います。
全体を通して思い返すと、明らかに12話構成のテンポでしたね。
むしろなんで僕は気づかなかったのか……。
そして、話は綺麗に終わらせつつもエリックとニコールのラストシーンの会話でしっかり続編の可能性も示しているのが良いです。
はやく次の24がみたいですね。
■まとめ
キャストを完全に一新した今作。
視聴前こそジャック抜きであの24をやれるのかと不安でしたが、
結果として恐らく過去のシリーズを含めても相当上位にランクしそうな出来でした。
12話構成故の凝縮された内容とテンポが観ていてストレスが全くありません。
というか24は今後も12話構成で作った方が良いんじゃねえかな。
『リブ・アナザー・デイ』形式の方が話がやっぱりまとまりますし面白く感じます。
24話で毎話一時間ずつ描くという基本形式からは、最終話はどうしても外れますが、この構成の方がだれてないと思いました。
24話あると繋ぎの為に無駄な話が出てくるって事ですが、それってつまり前提からおかしいんじゃ……。
なんにせよ、新しい24はとても楽しめましたし、エリックの活躍ももっと観てみたいと視聴後は思えました。
良いドラマでした。
こんなところです。
ではまた。
お前なんかしてたっけ!?!?!?!?