プリズン・ブレイク シーズン5 第8話 バレあり感想 DNAとはこれまたナイスサブタイトル
ウィップお前……!!!
■あらすじ
リンカーンの作戦で、かつての脱獄仲間ジョン・アブルッチの息子の密輸用の飛行機を用いてアメリカに戻ってきたマイケル達。
ポセイドンとの心理戦が始まった。
ウィップはマイケルに真実を知る機会を与えられ、ミシガン湖へと向かった。
■感想
今回の話のサブタイトルが「DNA」何ですが、本当うまく付けたなと。
それと、この話からようやくマイケルが本気出し始めます。
頭がキレッキレに冴えてた……。
けど、騙されるところはしっかり騙されてもいた。
DNAが表すのは多分以下の三つ。
一つ目はマイケルと息子のマイクの関係。
二つ目はTバッグとウィップ。
そして何気にアブルッチとアブルッチの息子の関係もちょっぴり含んでそうです。
マイケルと息子マイクの関係は、そのまま物語の主軸になり、また伏線としても機能してました。
マイケルはポセイドンがサラのスマホを使ってニセのメッセージを送ってきている事を知りつつも、アメリカへと戻る事を決意します。
が、帰国するにも国際テロリストに仕立て上げられているので普通に飛行機には乗れません。
そこでリンカーンが提案したのが「アブルッチの息子を利用する」というものでした。
リンカーンを第一話で追っていたのはアブルッチの息子だったんですね。
再三にわたり道を外れたリンカーンはアブルッチの息子の元でグレーな仕事をしていたという事です。
驚くほど成長が見られない。
ただ、アブルッチの息子が出てくるのはちょっと驚きました。
当然アブルッチは死んでるので今回の同窓会には出せない為に、息子というチョイスで名前を持ってくるとは。
ちょっとしたファンサービスでしょうが、嬉しいもんですね。
ただ絶望的に似てないんだよな。
なんというか、アブルッチほどロシア感がないというか。
イケメンすぎんじゃねえかな。
そしてシーノートさん再び。
今回はDEAに化けて登場です。
ほんと有能キャラになったよなシーノート。
これでシーノートも再び加わり打倒ポセイドンへ向かうのかと思いきや。
シーノート終了のお知らせ!!
ここで一足早く退場する事が決定。
でも前半で笑えるほど活躍したから十分だよね。
そう言えばスクレもいつの間にか居なくなってたけどまぁそれはそれで。
アメリカに戻ってきてポセイドンとの戦いを始めるマイケル達(ポセイドンに顔が割れてるシーノートの代わりにシバが付いてきます)。
ポセイドンの乗る車を特定し追跡するも、追い付いた時には既にそこにポセイドンはいませんでした。
車の中を調べると一枚の絵が。
マイケルはこの絵は息子のマイクが描いたものだと確信。
更に、そこに暗号が隠されている事に気づきます。
マイケルが自身の考えに少しも疑いを持たない時は要注意だ!!
流石にこれはポセイドンがしかけた罠だと観ていてすぐ気づきました。
というのも、序盤でマイクが絵の中に暗号を隠しているシーンが描かれていて、それを観たポセイドンが驚くというシーンがありましたし。
で、それを踏まえてマイクがマイケルにメッセージを残したんだとミスリードさせようとした感がありますが、いかんせんマイケルが自信たっぷりで怪しすぎた……。
DNAってサブタイ意識させる展開。
マイケルがマイクが描いたものだと信じた絵はポセイドンが描いた罠ですが、実際にマイクは暗号を隠した絵を描いているので、しっかり知能指数の高さが遺伝してるんですね。
マイケルは完全にポセイドンの罠にはまって激ヤバ状態になります。
息子と再会できた直後に。
これまた良い引きだと思いました。
次週どんな方法でこのピンチを脱するのか楽しみです。
さて個人的にはここからが本題。
マイケルは移動中にシーノートとTバッグに手紙を出していました。
シーノートの方は協力申請ですが、Tバッグに向けた手紙は少し違いました。
また、アメリカについてからマイケルは、ウィップに「真実を知って来い」といってとある場所の座標を渡します。
遂にウィップに関しての掘り下げが始まったわけです。
ほんとここまであまりバックグラウンドが描かれてなかったのでかなり重要な何かを隠してるんだとは思ってましたが。
まさか息子とはなぁ……。
正直、ポセイドンの正体よりも衝撃度高かったぞ!!
ウィップ(利き腕)って!
すげえあだ名付けちゃったなマイケルほんと!!
とにかく、ウィップの父親はTバッグだったという事です。
マイケルがウィップと出会った時、あまりに図太く刑務所の中で生きているウィップがTバッグに似てると感じて調べたらやっぱりそうだったっていう。
これマイケルのリサーチ能力凄すぎじゃない?
だって一夜の関係で授かった息子だぜ?
どんな調べ方したんだマイコー。
もう8話はここに集約された話と言ってもいいんじゃないでしょうか。
DNAとはほんと上手く付けたなと何度も書いてますが、もはやこのサブタイ自体が伏線だったと。
とにかくこの二人の関係性というか、この次の話からどうなっていくのか、もうそれがメインストーリーでもいいくらい気になってます。
■まとめ
この二人のコンビもうちょっと見てみたかった。
ではまた。