ウォーキング・デッド シーズン8 第3話 バレあり感想 ダリル容赦なさすぎワロタ
ここにきてリックの理解者だったダリルがリックの考えと反する行動をとるようになり始めたのはなんのフラグなんだろう。
そんでジーザスって名前ホントおもしれぇな。
第3話「歪んだ正義」
■あらすじ
リックに銃を突きつけ、お互いの変化について語っていたモラレス。
だがそこにダリルが駆けつけ、相手がモラレスであると分かっていながらも彼を射る。
王国の面々も歩みを進め、拠点の攻撃を行う。
制圧完了まで一人の犠牲者も出さなかったことを誇るエゼキエルだが、直後に重機関銃の攻撃を受ける。
モーガンは救世主達を捕虜にすることに納得がいかず、ジーザスと対立する。
そして彼らの元を離れ一人どこかへ消えてしまった。
■感想
おいマジかよこれ今回地味に重要な話っぽいじゃんか。
マジかよ……。
まず最初に処理するべきはダリルに関してですかね。
モラレスの事を(恐らく)ためらいなく殺害したり、
リックとダリルに情報を渡した救世主側の青年を殺したり、
とにかく救世主という存在に対して容赦が無くなってる様子ですね。
殺した後もやたらあっさりしすぎていて、リックすら少し引き気味になってるレベルでしたし。
ただ、モラレスに関しちゃ折角の再登場なのにあっけなさすぎるというか……。
ダリルの精神状態を表す為に投入された感が否めませんね。
旧知の仲ですらもう関係なく敵側なら誰でも殺すというスタンスでしょうか。
そんなダリルに対して、やはりジーザスのスタンスがますます浮いているように感じます。
モーガンやタラに反対され続けても尚降伏した人間には手を出さない事を貫くのがジーザスですが、
この世界観に於いては完全に浮いた思考ですし、実際それを作中でも描写してます。
ジーザスちょっと何言ってんの?って思わせるような、そういうキャラの描き方が今回は上手いですね。
人間的には一番間違っていないのがジーザスですが、この世界に於いてそれは通用すんのか?みたいな部分を描写しようとしてたのかも。
「歪んだ正義」というサブタイトルは、恐らくダブルミーニングだと思います(原題はmonster)。
このサブタイトルは日本版の独自タイトルですが、
"正義"が歪んでしまった世界で正義を貫こうとするジーザスと、
敵は敵だから生き残るために殺そうのスタンスの人達に対する歪みの二つを表しているように思いました。
あと最後のシーンで完全に慢心してたエゼキエル達に機関銃の雨が降り注ぎましたが、
クリアリングしっかりやっとけよって話。
いやあれは実際どうなんですか。
リアリティをそういう所に求めるべきでは無い事は分かってるんですが、
外の敵を一掃しただけで、こんな見通しの良いところでノロノロやってたらそりゃね。
ただ、機関銃が別の基地に持ち込まれたよっていう事が発覚してからのこのシーンまでの流れは非常にドキドキして良い展開でした。
ていうかやっぱ今シーズン面白いよね?
明らかにテンポが良いし。
■まとめ
そう言えばアーロンの恋人が死んだりモラレスも死んだり、
ゆっくりではありますが数シーズン前のどこで誰が死ぬかわからん空気を復活させようとしている感じもあります。
あと、モラレスとリックの会話で初期メンバーの死んだ奴らの名前とか語ってる所で改めて思い出しましたが、
初期メンバーで生き残ったのってリックカールダリルキャロルモラレスの5人だけだったんですね……。
シーズン1の時点で誰が予想出来たでしょうね。
キャロルがここまでえげつない戦力になるなんて。
ではまた。