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ロング・ロード・ホーム 第7話 バレあり感想 いよいよ物語も終盤で困難が降りかかりまくり

 

ブールキン回は絶対来るだろうなと思ってましたが、まさかの最終話手前だとは。

 

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第7話「消え行く希望」

 

 

 

■ストーリー

 

救出作戦が失敗し、再び取り残されたコマンチレッド小隊。

弾薬が底をつきかける中、いよいよ小隊は完全包囲され絶体絶命に陥る。

 

だが、航空支援とヘリによる捜索作戦が認可され、最後の救出作戦が始まった。

 

 

 

 

■感想

 

今回はストーリーの展開が本当に早かったですね。

もちろん話をたたみに来ているので当然ではありますが。

 

ブールキンが今回のメイン役です。

彼の過去を掘り下げ、彼が仲間と共に戦う意味と信念を描いてました。

 

ブールキン、回想シーンでデフトーンズ『Be quiet and drive』を聴いてました。

良い趣味してるじゃん。

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ボーカルがまだ痩せてた頃。

 

 

物語はホントあらゆる部分でクライマックスに向けていってる感じがありました。

ジャクソンと拘束したイラク人の家族との間のわだかまりに関する部分は今回で一応の解決を見た感じかな?

 

救出作戦はつまるところ「部隊のトラブルが続出してまた失敗しちゃったよー」って感じ。

というか最後の最期だからってトラブル起こりすぎ。

ヒヤヒヤさせすぎ。

 

戦闘車両とのハンヴィー間での無線機の故障の為に意志疎通が出来ず、救出ポイントを通り過ぎてしますし。

ミルテンバーガー隊はまたしても車両トラブルで隊列から離れますし。

 

そんなこんなで、いよいよ航空支援とヘリによる探索に踏み切ることに。

もっと早くそれやっておけや!と思う方もいるかもしれませんが、これは仕方ないんですよね。

このブラックサンデー事件以前には、ここまでの大規模な武力衝突が発生していませんし、そういった状況を前提と考えるとむしろよくあの段階でヘリを出す事を決意で来たなって感じもありました。

 

そして、ヘリに座標を補足してもらうために、ハンヴィーに搭載されていたパネルを屋上に設置しろという事になります。

満身創痍のコマンチレッド小隊が必死こいてパネルを探し出し、やっとの思いで屋上に設置するわけですが、

「同じような敷物が屋上にたくさんあって特定できないよぉ」という衝撃の展開に。

 

バカなのか!?

 

予想付くだろ!!それは予想付くだろ!!

 

だからこそわざわざハンヴィーに搭載されていたものを指定したんじゃねえんだ!?

なんかこう、特別な塗料が施されてたり、シグナルを出せたり、そういうのじゃないんだ!?

 

だったら普通に何かしら目立つ敷物でも良かったんじゃね?って、思いませんでしたか。

どっちにしろ失敗してるだろうけど。

 

見つけてもらえなかったコマンチレッド小隊は、今度は火を焚いて目印にする作戦に。

ここに来てようやくヘリが座標を特定でき、航空支援と脱出がようやく開始されることになりました。

 

今回はほんとこの、トラブルで焦らせる系に特化したかのような内容になってましたね。

スリリング~。

 

 

 

■まとめ

 

これ次回の最終話では多分前半で残りどうなっていくのかみたいな部分を描く感じでしょうかね。

 

なんにせよ今回ようやく救出の為の最終的な目途も立って一安心ですね。

ブールキンの過去回想は、今回はうまく物語の内容に絡んでいたというか、これまでの話よりもこの過去の掘り下げと現在の物語の進行のリンクのさせ方が上手かったように思いました。

 

一方、思い出したかのように家族パートが挟まれますが、こちらは蛇足だったかも。

必要描写ではあるんでしょうが、やっぱりどうしても話にブレーキがかかっちゃうんですよ。

 

 

いよいよ次話でこのドラマも完結です。

かなり楽しめたので少し寂しいですが楽しみに待ちます。

 

ではまた。