フラッシュ シーズン3 第17話~第20話 まとめてネタバレあり感想 バラエティに富んだ内容でした。あとサビターの正体だけどさ
ぶっちゃけサビターの正体って15話辺りで予想つきますよね!!!!!!
第17話~20話の感想記事です。
前回はこれ↓
今回は内容の濃さと言うよりも、物語のバリエーションで楽しめる感じでしたね。
バリーが楽しそうで良かった。
■第17話 感想
フラッシュはこれまでもいくつかのタイミングで、色々な意味でのお遊び回を挟むことがありました。
今回もそんな話。
というかまさかのミュージカル回。
比喩とかでもなんでもなくマジでミュージカル回。
しかもスーパーガールのカーラちゃんもやってくるので地味に今シーズン二度目のコラボ回でもありました。
バリーとカーラは魔法にかけられ、ミュージカルの世界に捕らわれてしまいます。
そこは、二人の脳が生み出した世界でもあり、脱出するにはこの脚本を完遂しなければならないという。
もう驚くほど前回までのフラッシュと絡まないように感じますが、この話のオチはしっかり前回までの話と繋がります。
また、スーパーガールの方でも同様にひとつの解決が提示される形になってるはずだと思います。
いろんなキャラクターがわりと本気でミュージカルしてるのは中々に新鮮でした。
また、ラストで再度アイリスにプロポーズするバリーですが、
そこはもうリアル世界ですが、ミュージカル調に歌いながらプロポーズするのがこれまた良いですね。
気恥ずかしさを隠すような部分もありつつ、冒頭でバリーの母が幼い頃のバリーに「ただの言葉では無く、歌で伝えれば心の中の本当の自分を出せる」と伝えるシーンにかかっています。
つまるところ、ネタ要素をふんだんに詰め込みつつ恐ろしくきれいに纏め切った単発回って感じですね。
わりとおふざけ回に近いのに今シーズン中の話の中では個人的にトップ5入りしそうなくらい好きな回でした。
今回の事件をしかけた通称ミュージックマイスターさんですが、何者なんでしょうね。
クトゥルフ脳で考えたらこいつはアウターゴッド。
■第18話 感想
アース19の64世紀の未来からやってきた、アブダ・カタブラというナノテクで魔法染みた事をするヴィランが登場します。
何言ってんだこいつみたいな顔しないで。
未来から来たので、バリーやアイリスに関して、更にはサビターに関しても色々と情報を持ち合わせている模様で、これが今回の話の掻き回し要素にもなってきます。
でもそうなると、アース19の未来から来たっていう認識は間違いですかね?
未来ではバリーの宿敵の一人だそうです。
強キャラっぽいもんな。
もはや準レギュラーのジプシーちゃんとも因縁がありました。
カタブラの目的は、タイムマシンを作り未来に帰る事でした。
こいつが狙うなのは『レジェンド・オブ・トゥモロー』の連中だったんじゃね?
ひさしぶりにタイムボルトとかタイムスフィアとかソーン関係のキーワード が出てきました。
ソーンはジョジョで言うDIOみたいにいつまでも話に絡んでくる系のキャラですね。
カタブラを無事に確保して一件落着かと思いきや、ケイトリンがキラーフロストとして覚醒してしまう展開に。
未来の出来事を書き出したクリップボードに、キラーフロストに関する記載がありますが、次話からはそこの解決に進む感じですかね。
あと、バリーが未来に行く決意表明をしました。
I have a bad feeling about this……
■第19話 感想
キラーフロストが逃走してしまった最中ですが、バリーは未来に行く事を決意。
そして、2024年の世界に行きます。
タイムスリップはもう慣れっこだぜと言わんばかりにワームホールをちゃちゃっと開けて未来に行くバリー。
さて思い出してみましょう!!
今シーズンはバリーがちゃちゃっと時間軸を弄った事で生み出されてしまったフラッシュポイントが全ての発端となっています。
バリーアホなんか?
未来ならセーフとはならないでしょうよ。
後々観てるとわかりますが、17年のバリーが24年の世界に現れた時点で、時間軸は既に分岐してます。
未来のシスコも、ジュリアンも、はてはバリー本人ですら過去からバリーがやってくることを知らないですから。
もしくは、あえてそういう素振りをして時間軸に影響を及ぼさないようにしているかも分かりませんが、未来のチームフラッシュは完全に崩壊していて、そういうところで上手く呼吸合わせるとか多分無理でしょうし無いな。
ていうか未来のバリーどうしてしまったんだこれ。
ソフトヴィジュアル系バンドでギター弾いてそう。
今回の話、サビター関連の情報はバリーは結局掴めませんでしたが、
その代わりに荒廃した未来世界に再び希望を齎すというところで一応ストーリーは締まります。
ていうかこれも過去バリーの干渉があったことでチームフラッシュが復活したっていう、結構グレーな展開やってますけど、大丈夫なんですかね……。
また、シーズン1から地味に描写され続けていた未来の新聞での「フラッシュ
行方不明」という内容に関してですが、
今回の話でその理由が描かれた感じですかね?
或いはこれとはまた別の話なんでしょうか。
なんにせよ、サビターを倒せるきっかけを得てバリーは過去に戻ります。
あと5話ある訳で。
どうしてもメタな視点が入りますけど、そう易々とサビター討伐とはならないんでしょうね……。
また、最後にサビターが鎧を脱ぎますが、思いの外ハイテクな感じで笑いました。
正体は誰なんでしょうね。
ぶっちゃけ、ヒントが多すぎて見当ついちゃいますよね。
というより、なんかこう捻くれた見方しちゃうともう絶対お前しかいないじゃんっていう奴が直ぐに浮かび上がりますもんね……。
■第20話 感想
未来でサビターを捕らえるためのトラップを作るトレイシーの保護に乗り出すチーム。
トレイシーというキャラクターがメインの回になるのかと思いきや、意外とそうでもなかったですね。
ジョーがセシルとの関係を進展させたり、シスコがジュリアンとの対話を通してキラーフロストに対して覚悟を決めたり。
物語の流れとしては対サビター対策に本格的に光明が射すと共に、他の要素も地味に進展している、いわゆる通常回でした。
観ながらずっと『ターミネーター』っぽい展開だなぁって思ってたら直ぐに言及されててワロタ
あと、今回の話もこれまた結果的に時間軸弄りのある内容ですよね。
トレイシーは未来の自分を視てしまう訳で。その上チームは、この時代から4年後にトレイシーが造るとされる装置を今造るように頼んでますし。
リメンバー・フラッシュポイント……。
ま、そんなこんなでいつも通りの内容って感じで締まるかと思いきや、
遂にサビターの正体に気付いたバリー!!
そして、第20話にして遂に明かされたサビターのその正体は!!!
やっぱりバリーでした!!!!!
やっぱり!!!!!
までも、ね、逆に潔いというか、ね。
こう、変に裏を掻こうとしてないですしね。
何よりアツい展開じゃんね。
■まとめ
この4話は、単発で楽しめるもの、メタヒューマンとは違う難敵との遭遇、クソシリアスな雰囲気の未来編、そしてサビターの正体教えちゃいます編と、
かなりバラエティに富んでましたね。
また、色んなバリーが観れる4話でもありました。
歌ったり心が折れてたりヴィランになったり。
撮影現場楽しそう。
残すところあと3話ですが、この時点でサビターの正体が判明し、対処法も確立されそうになってます。
という事は、ラスト残り3話で描かれるのは壮絶なバトルか、逆フラッシュポイント的な、時間軸に絡まった超展開なのか、凄く続きが気になります。
ではまた。