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フラッシュ シーズン3 第21話~第23話 まとめてネタバレあり感想 過去最高にギッシリでSFやってたシーズンながらラストが!!

前回↓

dsnblog.hatenablog.com

 

 

 これでラスト!! 

 

いろんな意味で飛ばしてました!!

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■第21話 感想

 

 

まさかの半コメディ回。

勿論後半はマジメ。

 

 

タイムトラベルを繰り返すほどルールが曖昧になるというシステムが今回明かされました。

ルールと言うか時空の法則的なものなのか、とにかくそういった歪みの連鎖で物事の因果が曖昧になっていくという事でしょうかね。

 

ていうかサビターの鎧自立行動も可能とかこれもう未来の技術とかそういうの浸かってそうですね。

 

サビターがバリーの未来そのものであるために、バリーの短期記憶を消し去って行動を予測されないようにしよう!というシスコの提案を受け、これを実行した結果、

短期どころかほとんどの記憶をバリーが失うという超展開に。

 

そして、どういう仕組みかはもう考える事をやめにしますが、サビターも時を同じくして自身が誰かも思い出せなくなります。

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チョークしながら言うセリフじゃねえ。

 

 

同調してるのか未来の時間軸が変わった事を受けてサビターにもダイレクトに変化が波及してるのかも。

 

そして記憶をなくして久々に活き活きしてるバリーを観てアイリスだけでは無く僕もほっこりです。

確かに最近へヴィな展開多かったからね。

ミュージカルとかやってたけどそこはまぁ、ね。

 

なんだかんだあって記憶は取り戻しますが、

今回の話、バリーが記憶を失って改めて自分を見つめ直す回かと思ってましたが、

どちらかというとケイトリンの心がまだ完全にキラーフロストにはなっていないという事を描く方がメインな感じでした。

 

 

 

■第22話 感想

 

アイリスが死ぬ日まで遂にあと24時間となります。

サビターをスピードフォース送りにする為のバズーカは形になりますが、

肝心の動力に必要なエネルギーが太陽よりも膨大という事が発覚。

こういう飛びぬけた桁が出てくる大味な感じ好き。

ゼットンでも見つけるしかないね……。

 

アーガスに保管されていたドミネーター(アローバース全員集合回の敵の宇宙人)の技術を用いればこれが可能になるという事が分かりますが、

当然譲ってもらえるはずもなく、バリーは盗みを働く事に。

 

バリー……。

 

いよいよ手段を択ばなくなってきた感じがリアルではありますが。

そして1892年のシベリアにタイムトラベルし、スナートを現代に引き連れてきます。

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バリーお前ホント……。

 

タイムトラベルはもうしないって約束だったのにあっさり破るじゃんって事でチームからも批難囂々でした。

そりゃそうだろ。リメンバーフラッシュポイント

 

そしてバリーはこんな事をいう訳です。

「絶対に時間軸は変えない。終わったら(スナートを)元の場所に戻す」と。

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えっ!!?

 

 

 

まず、アイリスが24時間後に殺されちゃうという未来を変えたいバリー。

未来を変える=時間軸を変える為にこれまで色々やってたわけです。

そして、その為に必要なエネルギー源を盗むために、過去からスナートを呼ぶバリー。

そこで「絶対に時間軸は変えない」という発言。

 

過去は変えちゃまずいけど、未来ならいくらでも変えていいんだ!!的な発想なんでしょうか。

 

いやね、バリーの視点からみたら確かにアイリスが死ぬのは未来の話ですけど、

それこそ未来から過去にきたサビターとかその辺りからすれば、アイリスが死ぬというタイムラインは確定したものであって、

バリーがアイリスを救う事が出来たら結果的にある視点から言えば過去改変になる訳で、

超ややこしいよ!!!

 

 

そんな事よりスナートだ!!

 

レジェンズの方で色々あった訳ですけど、それは置いておいて久々のバリー&スナートはテンションが上がらないわけ無いわけ!

こういう重要なエピソードまで温存されているのも良いです好きです。

 

キングシャークの再登場も意外でした。

サメ映画的演出も込みで面白かったここ。

 

 

アイリスがジョーに万が一の為と言って婚約指輪を渡します。

バリーは未来のアイリスが婚約指輪をしていなかったことに気付き、そして未来を変える為にアイリスに婚約を申し込みましたね(これは結局破棄して後にミュージカルプロポーズしましたが)。

ところが今回の話で、婚約済のアイリスが指輪を手放すわけで。

そしてシスコもついにキラーフロストとの一騎打ちに。

どんどんバリーが見た未来に繋がってしまうこの悲しさ。

 

 

そして最後にはサビターとバリーが、遂に運命の時刻に対峙。

アイリスは、HRがうっかり居場所を漏らしてしまったせいでサビターに捕らわれてしまいました。

 

HR、無能。

 

バズーカをサビターにぶち当てるバリーですが、サビターは賢者の石でこの効果を無効化してしまいます。

 

結局、バリーが観た未来はそのまま実現してしまうという……。

 

鬼か。

 

 

これまで描かれてきたエピソードや、サビターが過去のバリーが行った行動をその都度新たに"思い出せる"という設定もあって、

なんとなくわかっていましたがやっぱ重いですね今回は。

 

ここからアイリスを救うために、何度も何度も過去に行っては過去改変に努める事を繰り返すシュタゲ的な、オカリン的な事にはならないでしょうが、果たしてどうなるやら。

 

なにせまだあと1話残ってるからね!!!!

 

 

 

 

 

■第23話 感想

 

 

 

まさかのすり替わり。

 

アイリスとHRがすり替わる事で、アイリスの死を回避するというファインプレイ。

 

HRの持っていた他人の肉体をホログラムできる装置がこんなところに繋がる伏線だったとは。

こりゃテンションあがるぜおい!!!

おい!!!!

やるじゃん!!!!

 

HR、有能。

 

 

土壇場でジュリアンがキラーフロストの治療薬も作り上げ、

いよいよ物語も終幕かと思いきややっぱりそんな単純に〆られる訳も無かったですね。

 

サビターはトレイシーにバズーカを早めに造らせるというところすら計画の内で、

このバズーカをシスコに改造させ、全ての瞬間に存在しようとしていた、というのが真の目的である事が分かりました。

 

そもそもこの時点でサビターが生まれる原因が取り除かれているので、

その結果であるサビターはすぐに消滅するものだと思いましたが、

色々あって少しだけ時間がある模様。

 

ええんやで。

 

 

 

ここからの展開は本当にこう、ギッシリしていて凄いですね。

相変わらずと言えばそうですが。

 

バリーはこれまで敵を憎んでいましたが、スナートの助言でサビターに対して救いの道を示そうとします。

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サビターもそれに乗り気っぽい感じでしたが、

これすらも想定内という。

 

 で、結局なんだかんだあって最終決戦でした。

スピードフォースに捕らわれていたジェイもシスコの策で戻ってきて総力戦。

この辺りの画が凄く良いです。

スピードスター祭りみたいな感じで面白い。

 

 そして最後は、一応バリーが因果を完全に断ち切った(サビターを憎しみで殺害しなかった)事で、サビターの結果が確定し消滅してしまいました。

 

 

もうこれ半分あらすじ書いてるだけみたいになってますけど、

そのくらいストーリーが濃くて楽しめるんですよ。

のめり込み具合が違うのよ!

 

 

サビターとの戦いの後、HRの葬儀が執り行われます。

その場に現れたキラーフロストは「もうケイトリンでもキラーフロストでも無い」と告げ、シスコ達に別れを告げて何処かへ去っていきます。

神コロさんみたいなこと言うよね。

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一応コミックスのバースによっては、キラーを名前から取り除いてフロストとしてヒーロー活動する世界もあるので、そっちにシフトする……?

 

 

 

そしてそろそろ終わりかと思いきや、まだ終わらない!!

 

フラッシュと言えばもはやお馴染みなのかも分かりませんが、最終話から放たれる超展開とクリフハンガーです!!!

やりすぎだろっていう展開をラストに平気で入れてくるもはや一種の御家芸。

今回は、スピードフォースが新たな囚人を求めて暴走してしまいました。

 

そしてバリーは人柱として、スピードフォースに入り、物語は幕を閉じます。

 

 

 

 

 

ん???

 

 

 

■まとめ

 

 

あれ、なんだこの終わり方。

 

 

この打ち切りエンド感はなんだ……?

 

 

クリフハンガー、というよりもこれはバリーの物語に終止符を打った感じに捉えられなくも無いです。

なんでしょうか、これまでもこのドラマは一話一話の内容が非常に濃く、最終話に至ってもそこは変わらず、良い部分でもあったと思うんですが。

最終話の特に最終盤は、物凄く駆け足だったような気が……。

 

打ち切りじゃないよね……?

 

 

とにかく、シーズン3全話観終えました。

率直に言って、シーズン3はこれまでのシーズンよりも時系列が複雑であり、物語上にいくつも散りばめられた原因と結果という要素が繋がったり、それを覆したりという展開の数々も非常に面白く、かなり印象的なシーズンだと思いました。

 

冒頭はフラッシュポイントに関して描き、その後はこれまで通りのメタヒューマンとの対決も描き、徐々にサビターという存在を明かしていく作りは惹きこまれました。

 

また、新キャラのジュリアンやHR(新キャラっていうかまぁ)も、これまでのレギュラーメンバーに負けず劣らずの活躍を見せてくれます。

キッドフラッシュやジェシークイック等、スピードスターの後輩も誕生しました。

 

そう言えば結局ウォリーがキッドフラッシュになったあの繭みたいなのがなんなのか、というかアルケミーメインで進んでいた頃の云々についてはあまりこう明確な描写が最後まで無かったですね。

観返したら何かわかるのかな。

 

物語上、どうしてもご都合主義的な展開もありました。

特に後半これが顕著で、もしかしたらもう少し話数に余裕があればもっとこう繋がりをメインに描いてくれたかもしれないです。

 

とは言え総合的に観ててかなり好きなシーズンでした。

 

 

新作があるのか僕は現時点で知りませんが、もし次があるなら楽しみにしてます。

その間に『スーパーガール』観ます!!!

 

 

 

 

今回もhuluで全話視聴しました。

スーパーガールも多分huluで観ますが、

肝心のアローがまだ来ない!!

これもしかして、やっぱり、権利的なアレで、

アローはもうマジでネトフリ独占ですかね……。

 

 

までも、とにかく色んなドラマ観れるからしばらくはまだ契約続けそうです。

Huluオススメ

 ではまた。