ゲーム・オブ・スローンズ 第七章 第2話 バレあり感想 いよいよ各勢力が纏まり出しました
今更、というかようやくタイトルらしいストーリーになってきましたね。
ヴァラシオンだとかラニスターだとかが中央に居て、たまにデナーリスのターンがあるみたいな頃から随分とキャラクターと勢力が増えましたからね。
までもキャラは増えると同じくらい減ってますけどね。
第2話「嵐の申し子」
■ストーリー
デナーリスはオレナ・タイレルやエラリアを呼び、サーセイとの戦いに備える。
ティリオンの助言により、ジョン・スノウ率いる北部を味方につけようとする。
ジョンは、デナーリスからの呼び出しに応えようとする。
また、デナーリス達が居るドラゴンストーンにはドラゴングラスが大量に眠っており、ジョンは彼女達を味方につけ、死者との戦いに備えようとする。
サーセイは中央の防御を固める為、旗手を呼び寄せる。
ジェイミーは、ターリー家を味方につけようとする。
アリアは、ウィンターフェルがジョンにより奪還された事を知り、北部を目指す。
その途中で、ナイメリアと再会する。
ヤーラとシオン、そしてエラリアとその娘姉妹を乗せた船団が、ユーロンにより攻撃を受ける。
■感想
今回の内容のメインは、デナーリス達ドラゴンストーン勢と、ジョン率いる北部の合流の可能性というところですかね。
ジョンとデナーリスは、これまでのシーズンでそれぞれが主人公としてそれぞれの物語を進めていたキャラです。
前回の時点で、ドラゴングラスはドラゴンストーンの下にたんまり眠ってるよ!って話が出てきたのでいずれ合流はあると思ってました。
それで、なんかこう戦う事になるのかなとか思って勝手にヒヤヒヤしてたら、
相思相愛じゃんか。
ジョン達は死者との戦に備えてドラゴングラスが欲しいし、ついでにドラゴンブレスで死者を焼いてほしいまで考えてます。
一方のデナちゃん、というかティリオンがもうスターク家厨なので対立よりも共同路線を目指して頑張りたいみたいですし。
これに合わせて、アリアも北部へ向かってGOするみたいですね。
逆にアリアの帰郷は一筋縄でいって欲しくないという気持ちがあります。
もっとソロで経験値積まな。
一方サーセイも軍勢を集めて動き出そうとしてますが、もう明らかに手遅れ。
前シーズンでクソヒスサイコクイーンとしてのキャラ付けも描写も十分に描かれきったからなのか、今シーズンのサーセイはなんというか、今にも死にそうな気がします。
対ドラゴン用にバリスタっぽい装備を用意してドヤァってしてましたけど。
あと、最後にグレイジョイ家内のいざこざを遠因に持つのであろう争いが起きました。
ちょろちょろと出ていた三姉妹が全滅してしまったぽいんですが、恐ろしいほど何の感情も湧かんよ……。
エラリア周りって、割と新参感あるのにあんまりこれといった掘り下げとか描写も無かった気がします。
その上で死なれてもこのリアクションは仕方ないよ。
むしろ、ラストの実姉であるヤーラを見捨てて大海原に身投げするように逃げ出したシオンが色々もってっちまったよ。
コイツ早く立ち直ってほしい。
シオン虐待路線はもう満腹なんよ。
構図としては、以下の感じになってます。
ゲームオブスローンズってタイトルにふさわしい国獲り合戦が幕を開けようとしている感。
デナちゃん率いるドラゴンストーン勢は、七王国の頂点に君臨するサーセイを打倒し、七王国を手中にする為に色々やってます。
一方のサーセイも戦争になる(もうなっている)事は察知しており、自身の支配をより強固なものにする為に、戦いに向けて準備してます。
北部のジョンは死者対策を急がないとマズいため王座争いどころでは無いのにも拘らず、デナちゃんと繋がる事で結果的にそれに巻き込まれそうになっています。
■まとめ
ロブの敗北を描いたあたりからこのドラマ、本格的に勢力とキャラクターのブーストを進め初めて、第五章とかはもう良くも悪くも皆バラバラな展開でした。
それが今シーズンでようやく繋がっていく感じで、個人的にはとても楽しく観れてます。今のところは。
ジョンのこの先の動向とか、デナちゃん達がサーセイ率いる軍勢とぶつかる瞬間とかもちろん楽しみですが、
そんな事よりもうシオン虐待路線がこの先どこまで続くのかの方が気になってるってわけ。
あとアリアね。ブランドンもか。
スターク家のこの二人が人間超え達成済みなので、王座争いにどう絡んでくるのか楽しみ。
ではまた。