ゲーム・オブ・スローンズ 第七章 第3話 バレあり感想 いよいよ開戦するやつだこれ!!
今回でまた一気に話が進みましたね……。
ていうか第七章って計7話しかないんね!!
展開が早いわけ……。
第3話「女王の正義」
■ストーリー
ジョンはデナーリスと話し、ドラゴングラスの採掘の許可を得る。
デナーリスはキャスタリーロックへアンサリ―ドを派兵する。
だが、キャスタリーロック内の戦力はおとりであり、
ジェレミー率いる軍勢はハイガーデンを攻略し、オレナを殺害した。
ブランドンとサンサはウィンターフェルで再開を果たす。
サムは、ジョラーの治療に成功する。
ハイガーデンが襲撃を受ける。
■感想
ジョンとデナちゃんが対面するのはもっと先の出来事かと思ってたら開幕いきなりもう対面しててワロタ
しかし、予想通りデナちゃんとジョンは一切が噛み合わず、ジョンは実質捕虜に。
そりゃそうですよね……。
ジョンとしてはもう本当にマジで死者との戦いに備えないと間に合わない事が分かっていて、それゆえに根回しだったりする暇も無くダイレクトにデナちゃんの元に来ちゃってる訳ですが、
一方のデナちゃんとしては、クソ田舎の北部のよくわからんいざこざよりもまずはサーセイだろ!!って気持ちがありますし。
ジョンが無茶だったしデナちゃんは子ども扱いされて切れるし。
何故か和みすら感じるこの二人のパート結構好きです。
ティリオンも頑張れ。
そんな最中、ヤーラ達が海戦で負けた知らせを受けるデナちゃん。
そして視点はサーセイ勢へ。
ユーロンが海軍の指揮官になったりとかありましたが、
そんな事より拷問だと言わんばかりにウキウキのサーセイ。
何故なら実娘の仇であるエラリアが今目の前に捕らわれているから!!!
調子こきまくりです。
ところで調子こきまくって調子良い描写ばかりだった息子のジェフリーはどうなりましたか……?
エラリアの娘に毒を盛り、その娘が死に腐っていく様をエラリアに一生見せつける為だけに用意したとしか思えない都合の良すぎるサイズの牢と鎖の長さがまたね!!
もうね、名物扱いして良いレベル。
煽り癖のあるキャラって何故かこう、好きなんですよ。
しかもサーセイみたいに、その末路がなんとなく見えてしまうタイプのキャラで煽り全開なのがね、なんか好き。
何が面白いって、エラリアにひと復讐終えたら、すぐにジェレミーのちんぽにガッっついちゃうあたりよ。
どういう精神構造してるのか気になってしょうがねえんだ。
そうしてサーセイが欲求に溺れている間も、ドラゴンストーンでは話が進展しています。
ティリオンとジョンの対話が凄く濃い友情があるのが分かっていいです。
そしてティリオンからデナちゃんへの助言、そしてジョンとデナちゃんの対話へとシーンは繋がります。
ティリオンが大活躍ですよ。
お姉ちゃんが呑気にフェラしてる間に同盟を実質的に締結させたようなもんですよ。
もうこの対比すら露骨なサーセイ負けフラグなのに、それを隠そうともしないあたり絶対制作陣も楽しんじゃってますよ。
あとは、ブランドンが地味にサンサと合流出来てました。
シーズン何以来の再開だよほんと。
最後は、アンサリ―ドとキャスタリーロックの軍勢が交戦、
またハイガーデンにジェレミーが兵を率いて侵攻、
いよいよ直接戦闘も発生しました。
ハイガーデンが攻略され、オレナばあちゃんが遂に退場……。
この時点ではサーセイ達が優勢な感じですが、最終的に負けるに10000ペリカ。
こりゃもう戦争だで。
■まとめ
随分と物語の展開が早く感じます。
各キャラクターが次々に合流して、描かれるストーリーラインが収束しているのも理由の一つだとは思いますが、
それ以上に時系カットも増えてきてますよね。
例えば、○○をするために○○まで行く、という展開になった時、
これまでのGOTは○○まで行くの過程でも色々起きていた訳ですが、
今回はもう、その過程をすっ飛ばしてます。
もちろん単に何も起きなかっただけかもしれないですが。
或いは、状況説明と共に、既にシーンを動かしていたりと。
とにかく、見やすいですしテンポも良い。
スピード感をだいぶ意識したような描写が多い気がします。
今回の話は、3人の女王の対比みたいな部分もありました。
暴君として恐怖支配に精を出すサーセイ、
民の信頼を得ながら遂にここまで登りつめたデナちゃん、
そして言わずもがなオレナです。
こう見てみると女王が多いドラマですね。
ではまた。