【ゾイド】1/35スケール ギルラプター【キットレビュー】
ゾイドワイルド今更キットレビュー第二段です。
まさかの成形不良品を引きました!
『ギルラプター』(1/35スケール組み立てキット)
昨日の今日で連発で申し訳ないですが、まだまだゾイドやります。
映画ブログとは。
そんなわけでまずはパッケージから。
一目でわかる悪役感。
第二期以降の敵のメイン機体のパッケージって、こういうダークな雰囲気のものが多いですよね。
後ろにギルラプターが二体いますね。複数体揃えろというタカラトミーからのメッセージか。
箱の中身はなんじゃろな。
間違えて昨日組んだワイルドライガーのデカールと予備キャップ二つも一緒に撮っちゃってます。もちろんギルラプターに赤キャップは付いてきません。すみません。
ワイルドライガーではキャップはクリア仕様でしたが、ギルラプターはクリアとかじゃない普通のキャップなんですね。
ということで、パパッとボーンの組み立てを開始。
ランナーレスのストレスフリー加減ったらないぜ。
そして、動作確認をしたところでアクシデント。
電源を入れると一瞬だけ普通に動いてくれるんですが、直ぐにガチガチガチガチ!!って感じのヤバそうな音と共に痙攣し始める素体のギルラプター。
何が原因かとりあえず調べる為にいったん全て分解してみることに。
こういう時に直ぐ分解できるのは本当にゾイドの強みというか特徴というか。
しばし復元の書とにらめっこして、何度か組み直すものの、やはり電源を入れると痙攣して絶頂を迎えてしまうギルラプター。
かれこれ1時間くらい各パーツをじっくり舐めまわすように検品してようやく原因がわかりました。
このパーツの上部の縦長の丸い抜きになっている部分、上の方に樹脂の塊があるのを見つけました。
このパーツはモーターからの動力を手足に伝えるパーツであり、どうやらこの貫きが甘いせいで上手く動力が伝達せず痙攣を引き起こしていたみたいです。
ちなみに反対側のパーツは正常でした。
本来はこのように縦長の貫きがキレイな0字型になっています。
とりあえず、人生初のエラー品がゾイドというのが、これまた運命を感じて謎に嬉しくなりました。
とはいえこの部分をどうにかしないと、うちのギルラプターはマトモにワイルドブラストする事も叶わないただの電マの成り損ねになってしまいます。
これがもし、あの頃の、純粋だった小学生の頃の僕だったら泣き寝入りしていたでしょう。
しかし、今の俺には20年超えのプラモ製作のきゃりあがあるんだよ……!!
という事で、怒りのデザインナイフと沈黙の紙ヤスリでなんとか樹脂の塊を削り取って0字型に再成型できました。
結構ガッチリムチムチに肉感のある塊が取れてちょっと気持ち良かったです。
この作業に20分くらいかかりました。
折角のランナーレスだったのに結局切って削ってやることになるなんて!!
あんまりこういうの得意じゃないって人がもしエラー品引いたら素直にサポセンに連絡した方が良いと思います。
タカラトミーは超がつく優良企業なのでこの手のアクシデントの対応はきっと手慣れてるはず。
そんなこんなで素体完成。
正直、袋に入っている状態のキャップを見た時は「このキャップの色クソか。ロクロウスペシャル※か」とか思ってましたが、
フレーム状態に対してはかなり色合い良いですねこれ。かっこいい。
※モルガロクロウスペシャル
薄めの蛍光グリーンと暗めの紫の外装を持ち、ド蛍光ピンクのキャップでアクセントを加えられたバカみたいなカラーリングしたモルガです。
六郎って誰だよ。
無事に動作もしてくれるようになったので、ちゃちゃっと外装を取り付けて完成です。
なにこいつちょーかっけーんだけど。
語彙力。
サンプルやパッケージでみるものと実際組んだものは全然印象が違いますね。
外装の赤色はエナジーライガーとかあの辺りを思い起こさせる、少しテカった感じのやつです。
この写真だと玩具っぽい赤に見えますが、実際はもっと深めのワインレッドです。
そして、キャップの色もかなり馴染んでます。
凄くかっこいいですねギルラプター。
ゾイドの伝統と言いますか、外装は相変わらず外ヅラだけのびんぼっちゃま君方式ですが、あまりそれも目立たないように工夫されていて進化を感じました。
で、ワイルドブラストするとこんな感じ。
これ、両サイドのショーテルも自動で展開するのかと思いきや、ショーテルの展開自体は手動でした。
ていうかコイツのワイルドブラストの既視感、
このガチャついた感じはレブラプターを思い出します。
ワイルドブラストに至る部分は手動である事を考えると、ギルラプターのギミックは割と従来の電動ゾイドと大差ない感じですね。
あと、ゾイドワイルドの公式アプリ落としてみたんでそちらで一枚撮ってみました。
このアプリ、写真(ZFX)撮るのをメインで落としたんですが、ミニゲームのチュートリアルが長すぎてギャンギャンに萎えました。
ではまた。