【ゾイド】1/35スケール ラプトール【キットレビュー】
ゾイドやるぜぇ。
『ラプトール』(1/35スケール組み立てキット)
パッケージから。
このジャケ絵の疾走感。
ゾイドのラプトル系らしさが凄く出てるアートワークだと思います。
いつものように中身を確認。
小型ゼンマイキットになります。
もはやこの辺りで語るべく事もあるまいよ。
早速組み立てていきます。
なんかこいつの骨格『Bloodborne』の雑魚敵のデカいカラスっぽくてかわいい。
小型ゾイドですが、ラプトールは骨格状態もちゃんとあります。
一瞬で組み上がる爽快感は相変わらず。
骨格を組むまで気づきませんでしたが、ラプトールの腕は胴体パーツと一体化していて可動はしませんでした。
小型の二足歩行恐竜型で腕が固定なゾイドは意外とレアです。
なんなら史上初のゾイドの一体、ガリウスですら腕の連動ギミックがありますし。
大胆な退化です。が、この腕の申し訳程度のディティール表現が可愛さを醸しだしています。
そして装甲パーツを取り付けて完成。
え?装甲……?
頭だけ必死に護ってるけども。
横からのあらゆる攻撃に耐性が無さそうです。
雑魚敵っぽい機体らしい潔さを感じますね。
ワイルドブラストへの移行は手動となります。
背中に格納したドスクローなる巨大な武器を前面に展開します。
この時連動して口を開いてくれるんですが、背骨と顎パーツが連動する仕組みになっている為、口だけ開けさせたりは出来ません。
あと、このドスクローの格納状態なんですが、
完全にライダー殺りにきてるだろ。
乗ってる方も気が気じゃないでしょうねこれ。
ラプトル型って事はガシガシ走り回るでしょうし、そうなると振動とか洒落になりませんから。後頭部に気を付けろ。
動かすとこんな感じ。
ガチャガチャした小型ゼンマイらしい動き方をします。
腕のギミックを殺した代わりに彼が得たのは尾を連動して振る能力でした。
ゼンマイはリューズが取り外せるタイプです。
レブラプター以来のラプトル系の伝統ですかね。
クワーガと大きさ比較。
ラプトール自体は小型ゾイドらしい丁度良いサイズ感です。
ただ、他のゾイドワイルドの機体に比べてあまりにも装甲が無さすぎて他のゾイドと一緒に飾ると貧弱ぽさが強調されます。
お兄ちゃんと。
小型と大型で同じモチーフのゾイドを並べて眺めるみたいなの、ゾイドの醍醐味の一つみたいな気がするんですけど、この二者もやっぱり一緒に飾りたくなります。
ギルラプターと飾る事で、ラプトールの貧弱さもギルラプターを引き立てるための要素になってくれますし。
セットで映える機体です。
そんな感じのラプトールです。
小型ゼンマイらしい丁度良い作り応えとギミックのゾイドです。
複数買いしてギルラプターの周りを囲う様に飾ってあげたくなる、そんなゾイドでした。
ではまた。