【ゾイド】1/35スケール トリケラドゴス【キットレビュー】
すぐおっきするゾイドのレビューです。
『トリケラドゴス』(1/35スケール組み立てキット)
パッケージ。
ウェザリングが良い感じですね。
後でまた書くと思いますが、このトリケラドゴスというゾイドの黄色い装甲の色がまぁ明るい黄色で、組み上げたままの状態だと凄まじく玩具感が出てしまいます。
なので、このパッケージみたいに汚しを施してあげた方がいいですね。
中身。
ABSの三つの袋と復元の書、動力のモーターは見慣れたものですが、トリケラドゴスはそれに更に謎の組済みフレームパーツが。
写真一番右にあるやつです。
この組済みフレームなんですが、
こんな感じで、スイッチを押すとでっかい何かが飛び出る仕組みになっていました。
ワイルドブラストで使用するインパクトホーンですね。
凄い勢いでインパクトホーンが飛び出します。卑猥。
大きさもね、丁度良さそうなんですよ。えぇ。
バイブ評論でもしようか考えていた間にボーン状態の復元が完了です。
トリケラトプスってこんなんだっけ……?
ウサギやんけ。いやウサギの骨もこんなんじゃねえか。
初めてブレードライガーが世にお披露目された時の事を思い出します。
こいつも最初はラビットライガー呼ばわりされてました。
よくよく考えたら、僕の思い描いているトリケラトプスなんてもう20年は前のものですし、より今風になるとこんな形になるのかもしれません。
ティラノサウルスとかも一時期死ぬほど迷走してましたし。
装甲を取り付ける事でトリケラでもウサギでも無い何者かが顕現しました。
いやギリトリケラかな。
キングゴジュラスとかゴッドカイザーとかジェノザウラーとかね、モチーフとちょっとイメージ違う系ゾイド沢山いますから。慣れてますから。
俺は好きだぜ。
ただ装甲の黄色がエグイくらいの蛍光イエローで笑いました。
差し色に使うタイプの黄色よこれ。
正面から見ると、この子の異形感がより感じられます。
しかし横から見ると素晴らしい体型。
めっちゃトリケラトプス。
ずんぐりしていて恐竜っぽさも出てます。
ただ、マッドサンダーに慣れている事もあってか、頭の日本の角が貧弱に感じてしまいます。老害っぽい意見で嫌になるわ。
今回のライダーさん。
最早背もたれどころかもたれ掛かるべき位置に装甲の突起が出来ていて寄りかかる事すら許されない。
しかも彼は座っている訳では無い。
トリケラドゴスの背骨の突起を内モモで挟んで姿勢を維持している。
彼が一体何をしたと言うのか。
新作キットが出るたびどんどんライダーの搭乗位置が悲惨且つ個性的になっていくのがゾイドワイルドなのかもしれません。
それでは歩いてもらいましょう。
トリケラドゴスは単三電池一本で動きます。
歩行しながら尻尾をフリフリします。連動して口をぱくつかせながら耳をパタパタさせていて可愛いです。
しかもこのトリケラドゴス、久々に自動でワイルドブラストします。
こちらがワイルドブラストしている姿。
ハッスルタイム!
ライダーの跨っている位置も相まって、素晴らしいの一言。
上の方で角が貧弱とか書きましたが本能解放するとマッドサンダー以上にインパクトのある事をしでかすので見直しました。
あとやっぱライダーが背中痛そうでかわいそう。
ちなみにこのトリケラドゴス、
大きさがゾイドワイルド標準大型 < トリケラ < 年末商戦クラス って感じで、結構大きめのゾイドです。
値段に対してこのボリューム感は中々のものですよ。
ギミックも面白いですし、キットの出来も個性的で面白いゾイドです。
装甲の黄色が明るすぎるのでそこだけ手を入れられる人は塗装するなりした方がよさそうです。
ではまた。