趣味と向き合う日々

映画やドラマなどの映像作品を中心に気ままに書いています。これまでこちらのブログで更新していたプラモ等の記事は近々別のブログを作ってそちらでやっていこうと思います。カテゴリ枠増設しました。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年・イギリス アメリカ) バレあり感想 とにかく最後のライブシーンが凄まじい。映画館で観るべき。

 

日本でも未だに人気であり、世界的にもレジェンドバンドとして認知されているバンド、Queen

そのQueenのボーカルであるフレディ・マーキュリーを主人公に、彼らの歩んだ道のりを映像化した映画です。

 

一部の時系列なんかを実際の出来事と異なる展開にしている為、

あくまで彼らを題材にした作品という形ですが、そんな事はどうでもいいしとにかく最後のライブ・エイドの再現シーンはやべえ。

 

 

 

ボヘミアン・ラプソディ

Bohemian Rhapsody

ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ

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ストーリー

 

クイーン結成から彼らの成功、挫折と離別、そして伝説のライブエイドでのパフォーマンスをボーカルのフレディ・マーキュリーを中心に描く。

 

 

 

感想

 

フレディ・マーキュリーを主人公に、クイーンというバンドをいわばひとつのキャラクターとして、彼らの残した軌跡を元に作られた映画でした。

 

大まかな流れは実際の出来事と時系列をベースにしつつも、映画作品としての盛り上がりや展開という部分を踏まえての改変だと思います。

 

例えばライブエイドの数日前、フレディがメンバーにAIDSである事を告白するシーンがありますが、実際にフレディが診察を受けたタイミングはライブ・エイドの数年後です。

クライマックス前のメンバーの結束とクライマックスにフックさせる為の演出です。

 

ピックアップしている出来事もそういう形式に沿っていると思います。

映画の筋を考えての取捨選択といいますか。

 

僕達日本人的には、クイーンと日本の繋がりの部分とかも観れたらと思っていましたが、その辺りは殆ど触れられる事はありませんでしたね。

日本でのシーンまで入れちゃうと映画的にね、ダレるかもわかりませんしね。

 

故にこの映画は基本的には事実に沿いつつも完全な伝記というわけではありません。

それでいいと思います。

ひとつの映画として、面白い形を優先した結果なわけですし。

 

 

 

ひとつの映画作品として、個人的には凄く出来が良いと思いました。

ステージ上では決して見せないフレディ・マーキュリーの人間としての部分や、彼の苦悩や孤独を中心に、一つ一つの展開と楽曲制作やアルバム制作の流れとを併せて描いていてとてもテンポ感が良いです。

 

楽曲制作のシーンの比重が多めなのは個人的にかなり楽しめました。

表題のボヘミアン・ラプソディだけでは無く、他の名曲に関しても作曲の流れやレコーディング、バンドメンバー同士のやりとりなんかも描かれていました。

 

『Another one bites the dust』We Will Rock You等の人気の楽曲が生まれるキッカケや過程、その流れで彼らの意識の変化なんかも描かれていました。

クイーンというバンドの楽曲の多様性を再認識できるだけでは無く、何故そのように様々な楽曲が生まれたのかも知る事が出来ます。

 

そして、当初はお互いの才能を相互作用的に昇華させていた彼らですが、次第にフレディと他の三人の間に軋轢が生まれ、フレディへのソロデビューのオファーがきっかけで一度はバンドが機能を停止します。

 

そこからのフレディの苦悩。

フレディ・マーキュリーが抱えていた孤独感というものがいやという程ここで描かれます。

僕はフレディ・マーキュリーに対する印象が大きく変わりました。

彼ってもっとこう、ハッピーな方向性の天才なのかと思っていましたし。

 

そして、バンドメンバーとの再会からバンドの復活、最後のライブエイドですよ。

そりゃ面白いわ。

 

 

 

つまりこの映画単純なファン向けムービーでは無いんですよね。

むしろ、クイーンというバンド名は知ってるけどよく知らないとか、逆に楽曲は知ってるけどそれがクイーンの曲だとは知らないとか、そういう層の人こそ楽しめると思います。

 

 

 

 

ていうか最後のライブ・エイドのシーンがホント素晴らしいですよ。

すばらですよ。

 

映画のクライマックスを飾るライブ・エイド、実際のクイーンのパフォーマンスがこちらです。

先にこれ知っておいてから映画を観るとより楽しめるかも。

youtu.be

 

 

何が素晴らしいって、音響なんですよ。

音響がマジで完全にフェスのそれ。映画館に居ながらにしてフェスのそれだぞ。

最後のライブエイドに限らず、それまでもちょくちょく音響面の拘りは垣間見れるんですが、クライマックスでマジでそれが爆発してます。

 

そして、ライブシーンそのものの再現、これも最高でした。

この映画の流れって、クイーンが結成されてから彼らが成功していく様、そしてメンバーの衝突とその後のオワコン化からの復活という感じで、

映画の作りを考えると最後のライブエイドはちょこっと程度でも形にはなると思います。

 

でもこの最後のライブエイドの再現シーン、超ガッツリ作り込まれていました。

ステージからスタジアムの外観から観客まで完全に再現しにきてます。

これはマジで圧巻です。

どうやって撮影したんだろこれ。

 

映画的には蛇足になりそうなものの、一方でこの作品を観ている人が最期に求めているものもまたこのライブというものだと思いますし、そこをしっかり拾い上げてしかも一切の妥協無く素晴らしい映像として形にしていました。

 

このクライマックスのシーンはマジで俺の語彙力では言い表せない感動がありました。

すげえ、としか。

 

とんでもないこだわりを感じます。

 

 

 

 

まとめ

 

大まかには実際の出来事に沿いつつも、映画としての展開やクイーンと彼らの周りの人間をキャラクターとして捉え、出来事を再構成したような作品です。

 

でも嘘くささとかは全く無いですし(ほぼ実際の出来事なので当たり前ですが)、むしろ出来事のピックアップと再構成で作品の流れがかなり基本的なものになっています。

観やすいしテンポ感も良いんですよ。

 

ファンもファンじゃない人にもお勧めできそうです。

 

 

何といっても個人的には最後のライブエイドのシーンが本当に最高でした。

これマジで映画館で観ないと損するやつです。

 

 

最後に、自宅に帰って来てクイーンを聴き狂いながら何かしたくなったそこの貴方にとりあえずジョジョ4部をオススメしておきましょう。

ジョジョからクイーンの存在を知ったという人も今ならかなり多い気がします。

 

 

ではまた。