ウォーキング・デッド シーズン9 第12話 バレあり感想 今回のボスキャラはこんなにヤバい奴なんですよぉ的なアピール回。
キャラ紹介の回は必要だからね仕方ないんだけどね……。
第12話「変化のとき」
■ストーリー
ミショーン、ゴネる。
リディアのママはデブ。
■感想
まずミショーンのパート。
王国での会議に頑なに参加の意志を示さない独裁者ミショーンが最終的には議会の決定なら仕方なく会議にも参加する的な、リーダーの苦悩のような何かを描こうとしていました。
ニーガンとの交流パートもありますがこちらは相変わらずミショーンの頑固さが際立つだけで特段面白味のある会話もありません。
ゾンビアポカリプス系の作品として、広告やビジュアル面でゾンビという存在を未だ前面に押し出しているTWDですが、最新シーズンの実情は完全に政治ドラマ。
それに慣れた視聴者も切り捨てた視聴者も、共通してこのドラマに対して思うのは「もう終わらせたらどうなのか」という、悲しいまでに明確な倦怠感でしょう。
メインパートはリディアを取り戻してアジトへと帰るアルファことリディアのママさんたちのお話です。
そこで描かれたのはニーガン達が登場たときもそれ以降しばらく行われていたボスキャラがヤバい奴アピールのみ。
コミュニティ内で異議を唱えた者に、凶悪かつ卑劣なやり口で制裁を与える姿は完全に前ボスのニーガンと被ってしまっています。
そしてありきたりな狂人要素を少し挟み込んでヤバさアピールの補強もしています。
制作陣は一度救世主編見直した方が良いんじゃね?
マジで全てニーガンの時と同じ流れでやってるけど。
何一つワクワクしないけど。
■〆
人間同士の戦いを描くなら、せめてガバナーとやり合ってた頃くらいの丁寧さを取り戻してほしいと僕は思います。
ここ最近のTWDは本当によろしくないぞ。
ではまた。