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タイタンの逆襲(2012年・アメリカ) バレあり感想 

 

タイタンの戦いの続編にあたる作品です。

全体的に前作をより洗練したような印象の映画でした。

 

 

タイタンの逆襲』(Wrath of the Titans)

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タイタンの逆襲 (字幕版)
 

 

 

 

■ストーリー

 

ペルセウスはクラーケンを倒した後人々の英雄として名を馳せていた。

数年後、ペルセウスは息子のヘレイオスと共に平和に生活していた。

そこにゼウスが現れ、ゼウスの父でありかつての神々の戦いでゼウス達に敗れたクロノスの復活の時が近い事を告げられる。

ペルセウスはゼウスの助けを拒むが、その夜クロノスの復活によって世界が破滅を迎える夢を見る。

 

そして翌日、キメラが街を襲った。

ペルセウスはこれを撃退し、神殿に向かいゼウスと交信しようとするが、現れたのは傷ついたポセイドンであった。

ポセイドンはペルセウスにハデスとアレスがクロノス側に寝返った事、そして自身の息子であるアゲノールを探す事を伝え、息絶える。

 

ペルセウスはペガサスに跨り女王アンドロメダの元へと向かう。

そこでアゲノールにも出会い、ペルセウスアンドロメダ、アゲノールの三人はクロノスの復活を阻止するべく冥界にある大監獄タルタロスを目指す。

 

 

■感想

 

 

 

開幕でイオお亡くなりになっててワロタ

 

 

前回ラストの蘇生イベントは一体何だったんですかと思わずにはいられないところからスタート。

正直この最初の段階でこんな感じだったのでストーリーの雑さは健在なのかとちょっと先入観持ちそうになりました。

 

しかし観終わった後のイメージとして、個人的にはこちらの作品の方が全体的にまとまっているような印象を覚えました。

 

やりたい事と見せたい物を整理してより明確にした感じです。

 

 

・キャラクターについて

 

 

ポセイドンの息子であり、ペルセウス同様人間と神の中間の存在である半神のアゲノールというキャラが今作から出てきます。

彼が中々良いスパイスになっていますね。

 

前作は旅の要素がある一方で、旅の仲間という部分に関しては少し描写が足りなかったと思います。

そういうところで見るとこのエゲノールは良い感じに旅の仲間としての演出に噛んでいると思いました。

 

要所要所で活躍の場もありますしね。

ただ、これはもう前作からの流れなのかもしれませんが、活躍そのものに関してはやっぱり物足りなさもあります。

 

 

前作と比べてアンドロメダさんもだいぶキャラが変わりました。

前作ではヒロインかと思いきやそうでも無く、またラストシーンでクラーケンの餌にされて成す術もないか弱い乙女の様なキャラクターでした。

今作ではこれが一変、バリバリ最前線で指揮する超戦士と化しています。

ここは前作からの時間経過を感じさせると共に、ちょっとした面白ポイントでもありました。

 

役者さんも変わってます。

キャラに合わせた再キャスティングなのかどうかはわかりませんが、似合ってます。

 

あとペルセウスには息子が居ます。

前述したようにイオちゃんは亡くなってしまっていますが、それでも息子と幸せに生きている様子。

また、神々の世界に対しての知識も物凄く豊富になっており、ペガサスに若干ナメられていたり、続編ならではの要素も沢山仕込まれています。

 

キャラクターの軸をペルセウス、アゲノール、アンドロメダの三人に絞った事で、サブキャラ達のキャラ立ちも出来てるように思いますし。

映画全体の雰囲気はキャラクターでの回し方が前作より上手いからか、不思議と物語自体の色調は明るめに感じます。

 

 

 

・ストーリーやシーンについて

 

ストーリー、脚本面でも色々と前作よりも改善されているように思います。

今作でも、前作同様に最終目標に向けての旅という要素があり、またその過程にも色々とイベントが配置されています。

 

そういう部分の見せ方や意味合いの比重がだいぶ綺麗に纏めてあるように思います。

そのおかげで余裕が出来たのか、色々と面白いシーンが挟まれています。

 

後半のゼウスとハデスの共闘シーンとかですね。

ご都合主義的展開ではあるんですけど、ついさっきまで人間が苦戦していた魔物をゼウスとハデスがバンバン倒していきます。

 

いや正直シーンと展開そのものに関してはそこまでテンションが上がってないんですけど、どちらかというとゼウスとハデスがわちゃわちゃやってるところそのものが面白いシーンというか。

凄い事してるのにちょっと神様のオーラが無くて逆に面白いというか。

 

 

魔物と兵士達の戦闘シーンや、クロノスが復活した後の戦闘なんかも良いですね。

クロノスなんて前作のクラーケンなんかよりはるかにデカいですからね。

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相変わらずデカブツの見せ方に拘りがあるのか、迫力が凄まじくて素晴らしいです。

 

主人公を含めた三人のキャラクターのそれぞれの見せ場や、敵側であるはずのハデスとの共闘や、三本の槍を併せた必殺武器の登場など、

ちょっとあざといまでありつつも、そういうのが好きな人にはしっかり刺さるシーンが前作よりはるかに多いですね。

 

 

・その他

 

相変わらずビジュアル面も最高ですね。

今作ではそれに加えて戦闘シーンやCGの処理に関してもかなり力を入れているように思います。

全体的に処理がキレイですね。

 

そして醍醐味はやっぱり情景描写ですね。

タルタロスの迷路のシーンはギミックも含めて楽しいです。

探索したいマップ。

 

 

 

■まとめ

 

前作との比較というところからベタ褒めっぽい記事の内容になっていますが、

やはり、あくまで好みがハッキリ別れる映画である事には変わりはないと思います。

前作を観た上で本作を観る方が多いのでその点はある意味気にする必要も無いかもしれません。

 

総合的に前作のアップデート版っていうイメージです。

続編ではありますが、やってる内容は結構前作と似てますし。

 

故に、前作が好みだった人は必然的に本作もわりと好きなんじゃないかなと。

 

 

なにしろ原作がギリシャ神話そのものなので、結局オリジナリティのあるものにするにはそれ相応の工夫とかが必要だと思います。

そういう部分で、ポセイドンの息子であったり、タルタロスのアレンジなど挑戦は見られますし、面白さに繋がっています。

 

正直、個人的にはハデスの後半のデレ具合は前作同様描写不足感も否めませんが、その後のかっこいいシーンの連発でなんかもう許せましたよ! 

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ではまた。