ウォーキング・デッド シーズン9 第4話 バレあり感想 細かいイベントたくさん起きた回。
今回の話の最後のシーンが謎にTWD初期っぽい雰囲気在りました。
第4話「各々の義務」
■ストーリー
昼は優しいママ、夜は死者を二度殺す畜生ミショーンとニーガンのスペシャルトーク。
ダリルとリックが落とし穴に落ちた頃、キャンプでは事態が急変していた。
ゲイブリルはアンに殺されそうになったり助かったりした。
■感想
ミショーンとリックが映り込むだけで数段テンションが落ちるようになって久しいです。
今回の話もいきなりリックとミショーンの寝床からスタートしたんで、また誰も得しそうにないイチャイチャを見せつけられるんかと思いきや、今回は趣向が異なってましたね。
昼は理想的な妻そのものみたいなミショーンが、
夜は衝動に身を任せて、ただ近くをお散歩していただけのウォーカーを斬りまくるという、なんとも狂人度高めな趣味が発覚する事になりました。
その後はニーガンとの対談へ。
ニーガンに対する時のミショーンの必死にマウント取りに行こうとしている感は異常。
そして勝手に苛ついてニーガンのご飯を床にぶちまける始末。ミショーンそれまでニーガンに無理やりでも飯食わすって張り切ってたのに。
今回のミショーンのストーリーで明かされた事実彼女もまた既に狂人となり果てていたということですかね。
捉えた部分は違うでしょうけど冗談とかじゃなく実際そういう話だった気がします。
そんな狂人ミショーンのボーイフレンドのリックは今回も自問自答してます。
マギーがアレクサンドリアにやってくると聞いただけで何かを察して警告をアレクサンドリアに送ろうとするリック。
仲間を信じているフリをしているとダリルにこの後言われていますが、ホント今回のシーズンはそういうところばっか無駄に入念に描いてますよね。
内輪揉めメインにしたせいでリックや彼の仲間との信頼関係の部分をごっそり抉りにいっている印象。
そんなリック、色々あって後半ではダリルと一緒に何目的かもわからない明らかにイベントが起きそうな大きさと深さの穴に二人で落ちました。おもろ。
そして穴の中にボッシュートされて落ち溜まってくるウォーカーをよけながら地上を目指すイベントが発生。
面白い絵面です。ハラハラドキドキよりもゲーム性高めな演出とステージングのお陰で面白さが突出していました。
二人は落とし穴から脱出して、リックはウォーカーの群れを避けさせる為に馬に乗って誘導に挑みます。
その先で別の群れと遭遇し、リックは不意に馬上でロデオかまして失敗して落ちて廃材に腹部突き抜かれて意識失ってそりゃもうピンチよ。
迫りくる二つのウォーカーの群れ!
意識を失ったリック!どうなる!
って感じで今回の話は終わるんですけど、この最後のシーンがTWD初期っぽいシチュエーションと構図で好きです。
リックの絶体絶命レベルのピンチって、もうしばらく対人とかでばっかりだった印象があって、対ウォーカーでっていうのがなんかね、懐かしさすら感じますよね。
あと構図的にもこのシーンってエイブラムス戦車の中に籠城したS1第1話の最期のカットに似てたりしますし。
あとはゲイブリルがアンちゃんに完璧にフラれてめちゃクソ泣くって話と、キャンパーたちが喧嘩する話がありましたね。
サイドストーリーの中で更にサイドストーリーが展開するという、TWD名物的なこのシステムのせいで話が一向に進まない印象を抱きますが、いいでしょう、もう少し付き合いましょう。
今残ってる視聴者なんて皆シーズン7を耐え抜いた猛者なんですし、こんな程度でひるみませんよ。
■まとめ
やっぱカール殺したの良くなかったよね。
ではまた。