趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

ウォーキング・デッド シーズン7の後半一発目の第9話が中々良い出来だった

海外ドラマのお話です。

なんとなくネタバレしていますので注意。

 

あと、第9話の感想を書くにあたってシーズン7前半の感想から書いているので、読み飛ばせるように目次作っておきます。

 

 

 

ウォーキング・デッド シーズン7』

(原題:The Walking Dead)

 

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とりあえず印象的なOP映像集を貼っておきます。

僕はこのOP観て視聴を決定しました。

OPはテーマソングはそのままに、映像はマイナーチェンジを繰り返しています。

そのシーズン毎の印象的なアイテムや映像なんかを織り交ぜている感じですね。

 

youtu.be

 

 

 

 

 ■概要 

ウォーキング・デッドは2010年から放送されている人気海外ドラマの一つです。

原作は同名のグラフィックノベル

略称はTWDが一般的です。

 

このドラマ、あの『ブレイキング・バッド』のスタッフが制作しているだけあり非常に出来が良いです。

現在は本シリーズ及びスピンオフの『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』も存在します。

また、制作元のFOXでは 2つのドラマシリーズの他、キャストやスタッフのインタビューなんかをまとめた番組が制作されていたり、TWDのファンを集めてTWDに関する話だけを30分放送する番組なんかも作られていて、その人気の凄まじさが伺えます。

 

アメリカではそもそもゾンビ物自体が大人気なんですよね。

それこそカルト的なレベルのファンがたくさんいます。

 

 

■内容

死人がウォーカー(ゾンビ)として蘇り、ウォーカーによって世界が終末を迎え、その中で生きていく人々の姿を描いた言わばディストピア物のゾンビドラマです。

 

実際シーズン2くらいまではこのウォーカーと戦いながら人々の絆や勇気なんかが前面に押し出されていたんですが、

これがシーズン3くらいから人間VS人間の様式に次第にシフトしていきます。

 

まぁそれ自体はよくある展開ではあるんですけどね。

ただ、この『ウォーキング・デッド』に関しては、この傾向が非常に強い印象を受けます。

つまり、ゾンビの脅威から身を守りながら必死に生きていく人々の姿を描く事が、シーズンを重ねる毎に少なくなります。

 

要はウォーカーがただの舞台装置と化していきます。

 

そして、このシーズン7ではその傾向が最高潮に達していました。

 

 

 

■シーズン7前半の感想

このシーズン7はクールが分割されていました。

僕はhuluで追っているので正確な放送日は微妙に覚えていないのですが、前半8話が2016年の10月から12月に恐らく放送されました。

そして後半の一発目となる9話が今日huluで配信されていたので早速見てきました。

 

まず先に書いておきたいのが、

個人的にシーズン7の前半はTWDの全シーズンの中で最高に退屈だったという事です。

 

これはもうホントに、いよいよやってしまったなって感じで。

原作シリーズ最凶の敵と言われたニーガンが登場するという事で、しかもシーズン6のラストシーンからのクリフハンガーでもう期待感はバリバリだった訳ですよ。

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この左のおっさんがTWD史上最強の敵と言われているニーガンです。

シーズン6の最終話にて遂に登場しました。

 

 

このクリフハンガーの内容が、主人公リック達がニーガンを初めとする救世主を名乗る集団のメンバーを攻撃した為に、

それの報復としてリックの仲間を見せしめにニーガン自ら手にかけ殺すというもので、

誰が殺されたのか視聴者には分からなくなっていたんです。

 

 

で、そこから待ちに待ったシーズン7第1話。

ここで誰が殺されてしまったのか明かされました。

 

確かに衝撃を受ける人選(この時点で僕はまだ原作の内容を知らなかったので、ずっと生き残っていたメインキャラの一人が殺されるとは思っていませんでした)でしたし、

それが明かされるまでの過程も時系列シャッフルを上手く回想に絡めていてストーリー展開も上手く作られていました。

 

で、前半で盛り上がったのはこの第1話が最後でした。

あとはジュディスがリックでは無くシェーンの子供かも知れないねっていう、さり気ない衝撃告白もありましたけど。

 

 

これ以降7話に渡って描かれたのは、

・ニーガン達救世主の恐ろしさの強調(これがマジでくどい)

・リック達の住むアレクサンドリア以外の生存者達の街の人々

・その人々が救世主に支配されている様

・話数を進める毎に、覇気が無くなり卑屈でダメな人間に変貌していく主人公のリック

・怯えるダリル

・学ばないカール

 

 

特にリックに関して、

絶対的なリーダーシップを誇り、時に強引に人々を突き動かしていた主人公の成れの果てがこれってのは正直どうなんだろうと思って観てました。

 

ガバナーとやり合っていた頃の殺意と慈愛に満ちたリックはどこへ行ってしまったのかと。

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そしてその上、話の進みが遅い!!

シーズン4以降で多々見られるようになった群像劇的な手法が今シーズンでは明らかにマイナスに働いていました。

 

一向に話が進みません。

7話に渡って繰り広げられた内容が、

「救世主に対抗しよう」→「やっぱりやめよう」→「やっぱり対抗しよう」→「やっぱりダメだ従おう」

超要約するとこれの繰り返しです。

 

各地の生存者達の街が、アレクサンドリア同様に救世主に支配されている様を描く為とは言えど、流石にここに時間かけすぎな印象でした。

 

 

その為、8話を見る頃にはもう片手間にギターとか弾いたりしながら観る程度までいきました。

それでも内容が分かるのは裏を返せば内容が無かったという事でもあると思います。

とにかく全体的に暗いTWDの中でも最も陰鬱で、話も進まないので本当につまらないと思い、シーズン9後半への期待値もだだ下がっていました。

 

なにより、シーズン7はこれまでに比べて致命的なレベルでウォーカーの脅威度が低いです。

本当に舞台装置以外の何物でも無くなりました。

 

 

そんな個人評価で視聴したシーズン7第9話は思いの外、というかかなり面白かったです。

 

 

 

■シーズン7 第9話の感想

まず、内容構成が素晴らしかったです。

伏線を張りつつ、ストーリーをしっかり進め、その上で各キャラクターの心情を掘り下げていました。

 

何より、ウォーカーの群れと対峙した時の緊迫感が、過去のシーズンを思い出させるような演出に戻っていたのが個人的にかなり良かったです。

 

内容としては、救世主に立ち向かう為にアレクサンドリアとヒルトップ、そして王国の3つの街で同盟を組もうとする話でした。

ダリルも元気を取り戻していましたし、リックはかつての殺意に満ち満ちていた頃に戻りつつあるようです。

 

話の展開としても非常に内容が濃かったです。

 

序盤で神父さんのアレクサンドリアからの逃亡?脱出?を描き伏線を張り、

ヒルトップや王国を訪れ、一緒に戦う仲間を集めるリック達を描き、

道中でウォーカーの群れをいなす為に決死の作戦を実行し、

最後には神父さんの残したヒントを頼りに向かった先で武装した人々にリック達一同が囲まれて終わりです。

 

そのラストシーンでリックが不敵な笑みを浮かべているのが次話以降へ向けたクリフハンガーですかね。

まぁ、戦える仲間が増えるフラグだとは思いますが。

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とにかく内容が濃く、ストーリーもようやく動き出したシーズン7第9話。

これからの展開が楽しみです。

 

 

■その他

 

 

 

ていうかスピンオフでウォーカーの謎に関しての部分を描いていくってどうなんだよ!!

本編でやれよ!!!

 

 

 

こんなところでしょうか。

ではまた。

 

 

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車と車の間にワイヤーを通して全力で駆けていくとウォーカーは死ぬ。