ウォーキング・デッド シーズン9 第2話 バレあり感想 ウォーカーの斬新な屠り方をアピールポイントにするべき。
ウォーカーの群れが襲ってくると聞いても、もはやそこまでヤバさを感じなくなっています。
第2話「復興の道」
■ストーリー
マギーは自分が間違っていたり間違っていなかったりの確認を怠らない。
地下牢に幽閉して完全にマウント取れたと思っていたはずのニーガンから、尚もグサッとくる事を言われるのでリックは苛立つ。
■感想
今回も引き続き、団結力が試される回でした。
救世主と他のコミュニティの人間との間には未だに少なからず軋轢があり、今回の話でもそれが原因でいざこざが起きていました。
救世主の人々に対するリックの対応とダリルの反応の違いなど対立を意識させるシーンは多かったです。
救世主だけに限らず、ヒルトップはヒルトップで独裁の色を強めかけていました。
これに関しては一応今回の話で「委員会を設置しましょう」的な方向性にシフトしそうなので、近いうちに解決するんでしょうがいやしかしどうなるやら。
グレゴリーを私刑に処した手前、マギーは表面上は他のコミュニティとの協調路線を演じつつも内心もう後戻りできないモードに突入しているかもしれませんし。
追放された救世主の男が、誰かに親しく話しかけたとたん襲われてましたが、やっぱり離反した救世主が何かこう、残党のような感じで決起していたりするんでしょうかね。
ジオン軍かお前ら。
今回、色々とあってウォーカーの群れと戦い負傷者も出ました。
リックが丸太を坂からコロリンさせてウォーカーの群れを一網打尽にするシーンは中々面白くて好きです。
丸太に潰されるウォーカー達をあらゆる角度から完璧に捉えるカメラワークは必見。
如何に特殊な方法で相手を屠るかというのはゾンビ物の醍醐味だと思います。
TWDはこれまでも斬新な方法でウォーカーを屠るシーンはありましたが、この頻度をもう少し高めにしてくれたら離れた視聴者も戻ってくるかもしれませんね。
世紀末ヒューマン政治ドラマみたいなもんですしねTWD。
常に死の危険が付きまとう世の中で、如何に人間は団結することが出来るのか、というドラマですし。
その危険という要素はウォーカーのようなゾンビじゃなくて他の何かしらでもTWDの今のストーリーの本筋は変わりませんから、ウォーカー舞台装置化問題などと言うものは起こるべくして起きた事です。
ウォーカーには申し訳ないがこれからも多様性に富んだ死に様を時々見せつけて視聴者に笑いを届けてくれよ。
■まとめ
今回は死傷者はいませんでした。
ストーリーは相変わらず内輪揉めが中心で、進展はあまり見られません。
マギーが若干改心しかけたかなってぐらいで。
一応何かしらが起こっている不穏な空気は漂っていて、単に内輪揉めだけでシーズンまるまる消費するという事は無さそうですが、どうなるやら。
期間限定ではありますが、Hulu でTWDのシーズン9が観られます。
ではまた。