マッドマックス/サンダードーム(1985年・オーストラリア) 簡易感想
鬱エンド、世紀末と来て、次はまさかの夏休みスペシャル路線。
『マッドマックス/サンダードーム』(原題:Mad Max Beyond Thunderdome)
シリーズ第三作。
「マッドマックスはどれから観ても大丈夫」という説を確定付けた作品でもあります。
本作もやはり前作前々作とは別の路線の映画です。
子供たちがたくさん登場し(やはり前作同様に世紀末野生児なんですけどね)、内容としてもバイオレンスよりも分かりやすい冒険劇的要素を全面に出した作風です。
多分、前作での世界的ヒットを受けて、しかし一方で内容が内容なので子供達にはあまりお勧めできなかった為に、
その隙間となっていた子供たち向けに作ったのかも。
ところで「サンダードーム」ってサブタイトル、またいつもの邦題のやらかしかと思ってたら本家もサンダードームなのね。
出オチかよ。
マッドマックスシリーズは、『怒りのデスロード』が登場するまでは、
この三者三様の作風というのが一つの特徴だったと思います。
シリーズ的には第二作目の印象が圧倒的に定着してますが、
もしシリーズ未視聴であれば、むしろこの第三作を観て欲しいです。
冒険活劇っていいなあって、再認識できるかもしれません。
ではまた。