趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

宇宙からのメッセージ(1978年・日本) バレあり感想 楽しめるクソ映画って良いよね!!!!!!!!!

 

1977年、『スターウォーズ』(EP4/新たなる希望)が全世界で公開されました。

 

この当時スターウォーズが与えた衝撃というのは本当に凄まじく、その後世界中でスターウォーズにインスパイアされた作品が多く制作される事になります。

 

映画作品だけに限らず、小説、造形、アートの世界、或いは玩具業界とかなり広範囲にSWは影響を与えました。

 

ちなみに僕が未だに大好きで隙あらば金つぎ込んで集めてる『ゾイド』という玩具も、

初期のシリーズにはこのスターウォーズの影響が色濃く反映されていたりします。

 

 

そういった背景がある時代に作られたのが本作です。

 

宇宙からのメッセージ

f:id:desno:20170721025936j:plain

 

 

youtu.be

 

 

まだ本作を視聴していないでこの記事を読む事になる方もいると思うので最初に書いておきますとこの映画、

スターウォーズを観ていた方が色んな意味で楽しめるぞ。

 

 

 

■あらすじ

遠い未来、遥か彼方の銀河系で…

 

惑星ジルーシアを騒乱が襲った。

邪悪なガバナス帝国は武力で惑星ジルージアを侵略し、星そのものを大規模な戦闘要塞に変えてしまう。

この激動の中、ジルーシア人の大酋長キドは星の救世主となる勇者の元に訪れるリアべの実を8個宇宙へと放ち、奇跡の元勇者が現れる事を願った。

 

リアべの実が選んだ勇者を迎え導く為に、キドの孫娘エメラリーダと戦士のウロッコは惑星ジルーシアを発つが、帝国軍の戦艦に発見されてしまうのだった…

f:id:desno:20170721032659p:plain

 

折角だから本家(?)のオープニングクロールのオマージュであらすじ書きました。

ヤバい映画だぜこれは。

 

■登場人物

・シロー

宇宙暴走族というロマンあふれる団体に所属する機械オタクの青年。

リアべの実に選ばれた勇者の一人。

 

演じてるの真田広之だぞ!!

f:id:desno:20170721040012p:plain

ちょっと観てみたくなりませんか。

僕は真田広之さんが出てるって点がこの映画を観ようという決断の最終的な後押しになった節があります。

 

・アロン

シローと同じく宇宙暴走族とかいうロマンあふれる団体に所属する青年。

 

というか宇宙空間には大気が無いので音は聞こえない……。

暴走族のアイデンティティを考えさせられる。

 

リアべの実に選ばれた勇者の一人。

作中で葛藤が描かれたり、恋心が描かれたりシローよりも主人公っぽい。

いやもしかしてこっちが主役なのか? 

 

 

・メイア

 

良いところのお嬢さん。

リアべの実に選ばれた勇者の一人。

 

作中一番外宇宙での戦争参加に乗り気。

しかしヒロイン的ポジションに居ながら、いてもいなくても物語にはあまり支障が無い。

 

 

 ・その他の有象無象

和製レイア姫とか宇宙軍の元将軍とかチンピラとか後半になって裏切りが発覚する戦士のおっさんとかいろいろいます。

f:id:desno:20170721145440j:plain

 

 

■感想

 

 

SF映画としてのオリジナリティ

 

この映画、酷評されまくりな事でも有名なんですが、

実際に観てみた印象としては、70年代の和製SFにしては悪くないというのが正直なところでした。

 

悪くないってのはつまり、絶賛できる訳でも無いって事でもありますが……。

 

 

たしかにSWと比べたらそりゃ劣りますよ。

というかスターウォーズのクオリティが異常に高すぎるだけなんですよ。

 

本作もSWの影響と衝撃を受けて制作された映画の一つではありますが、

設定部分や物語の進み方なんかは、単純なSWのパクリでは無く、むしろオリジナル要素がかなり多いです。

 

 

まず明確に未来の地球および銀河系を舞台にしているという点。

地球人類は宇宙に本格的に進出しており、高度な文明社会を築いています。

 

この点、物語世界の立ち位置としてはSWよりも『スタートレック』に近い作品です。

 

 

また、リアべの実が選んだ8人の勇者たちが集い、悪の権化に立ち向かうという物語の構図。

 

これ『南総里見八犬伝』のフォーマットそのものですよね。

 

他には『七人の侍』なんかにも非常に近似したフォーマットです。

とてつもなく日本的な要素がここに引き継がれているという事がわかります。

 

言ってしまえば、SF要素を取り入れてリメイクした里見八犬伝みたいな映画です。

 

 

だからと言って、これが面白さに直結するとは限らないんですが。

 

日本的要素をふんだんに取り込み、オリジナリティを明確に発揮させているにも関わらず、本作のストーリーそのものが面白いとは僕はあまり思いませんでした。

 

なんというか、8人の勇者が集う過程の描き方が雑すぎ。

 

この手の話って、ここが結構楽しめるポイントだと思うんですが、雑。

 

ぽっと出てきて謎に大活躍する、追放されたガバナス帝国の王子とか、

ロボコンのOSを無理やり捻じ込んで、クソで煎じたR2-D2みたいなロボットのベバ2号とか、

戦士ウロッコを騙して殺しかけ、ついでにメイアを売り飛ばして小銭稼ぎするジャックとか、

 

キャラクターの個性が先行していて、彼らが合流していく過程の楽しみとかそう言うものがあまりありませんでした。

 

日本の古典作品のフォーマットを取り入れたのなら、そこにある面白さももっと使っても良かったのではないかなって思います。

 

 

 

・特撮、メカニックデザインについて

当然ながらCGはまだ存在しない時代の映画なので、全て現物を作って撮影してます。

登場するマシンのデザインは実はかなり秀逸なものが多いです。

 

SWには登場しない、合体機構を持つ宇宙戦闘機とかも出て来たりオリジナリティもあります。

もしかしたら玩具展開なんかも視野に入れていたのかもしれません。

 

ところどころSWからの影響は見られるものの、デザイン面でも意外とオリジナリティが発揮されています。

f:id:desno:20170721151130p:plain

 この帆船型宇宙船とか中々いい味出てます。

 

 

 

特撮シーンのクオリティそのものは結構ばらつきがあります。

極端に雑なシーンもあれば、かなり迫力のあるものもあったり、リアリティを重視して実寸大の模型を組んだであろうシーンとかもあったり。

f:id:desno:20170721150723j:plain

 

 

合成部分や、ビームなどの描画はこの当時の特撮のクオリティとしては十分すぎるレベルです。

 

また、後半の戦闘シーンの多くは予算がかなりつぎ込まれてるのか火薬をたんまり使って豪勢に描いていて、特撮らしいダイナミックな楽しさもしっかりありました。 

f:id:desno:20170721150456j:plain

 

 

ただ、戦闘機同士の格闘戦や、チェイスシーンなんかはスピード感が全く無く、テレビ特撮レベルのクオリティのシーンが殆どです。

時代や予算の関係とかももちろんあるんですけどね。

 

この辺りはどういう観方でこの映画を楽しもうとしてるのか次第で評価が分かれてそうですね。

僕はミニチュア特撮目当てで観た部分もあるのでこんな評価になってる感じです。

 

 

スターウォーズからの影響

 

これが本題みたいなところある。

 

まず、あらすじの項目でもキャプ貼ってますが、これね。

この、画面上部からゆっくりと艦船がフェードインしてくるという構図はまんまep4冒頭のスターデストロイヤーが初登場するシーンのパk、オマージュです。

f:id:desno:20170721032659p:plain

 

ただこの構図、本作では合計3回も出てくるってのが。

巨大感の演出とかには確かに良いんですけど乱用しすぎ。

 

こういう、ep4で印象深いシーンはだいたいトレースオマージュされてます。

 

まずガバナス帝国の最終兵器がなんちゃってデススターだし。

f:id:desno:20170721153345p:plain

 

この惑星要塞を確実に破壊する為には、動力炉を破壊しなければなりません。

その為にシローたちは惑星表面に小型戦闘機で向かい、動力炉に繋がる細い道でドッグファイトを繰り広げます。

f:id:desno:20170721153520j:plain

やっぱep4だろこれ。

 

キャラクター面で言えば、R2-D2C-3POに明らかに影響を受けたこんなロボットがでてきます。

f:id:desno:20170721152756p:plain

ただこいつはかなり日本的なコミックロボットですが。

 

SWの人気要素をなんとか取り込もうとしていたんだと思います。

その上で、当然と言えば当然なのですがSWの下位互換のシーンが多数散りばめられた不思議な映画にはなってしまっていますが。

 

だからこそ、SWファンは楽しめる映画だと思います。

上記したのは一部のオマージュだけで、他にもいろんなところにオマージュが見え隠れしていて面白いんですよ。

 

つまりこの映画は真面目に観たらだめって事だね。

 

 

・ツッコミどころ

 

宇宙なめんなよ。

f:id:desno:20170721154043j:plain

 

マスクだけしてれば宇宙空間がオーケーって事は無い。

しかも彼らが居るのは、放射線廃棄物が大量に破棄された場所。

そんなところにマスク一つで泳ぎに出かけるこの勇気。

 

最初は、超極薄のフィルム式宇宙服とかをインナーで着用してるのかとか頑張って脳内補正しましたが、メイアが素手で宇宙蛍(放射性廃棄物の塊です……)を掴むシーンがガッツリ存在し、僕は考える事をやめた。

 

なんなら凍死するんじゃねえかこの状況。

 

 

■まとめ

 

SF映画としては、日本らしいオリジナリティがしっかり盛り込まれていて、

トーリーも決して悪くないです。

 

粗が目立つ部分はたくさんあるにしても、そう言った部分すら楽しめるのは今の時代だからこそかもしれません。

 

楽しみ方のスタンスとしては、個人的にはですが物語に没入するのではなく、

ある種の粗探し、ツッコミどころ探し、みたいな感じで観る方が楽しめる映画だと思います。

制作陣の意図したものとは違うんでしょうが。

 

なので、その手のスタンスの映画に慣れてる人は観てみたら面白いと思います。

ファイナル・デスティネーション』シリーズとかね。

 

日本特撮が好きな人、バカ映画が観たい人、SWの類似品を探している人、

是非一度観てみてください。

 

ではまた。

 

 

f:id:desno:20170721154620j:plain

 

ガバナス帝国軍人はどんな気持ちでこの軍服を着てるんだろうね。

ニュー・シネマ・パラダイス 劇場初公開版(1988年・イタリア) バレあり感想

 

バージョン違いがある映画って全部のバージョン観てみたくなりますよね。

と言っても僕は『バタフライ・エフェクト』くらいしか全バージョン完全制覇やってませんが。

 

 

ニュー・シネマ・パラダイス』(原題:Nuovo Cinema Paradiso)

 

f:id:desno:20170721020020p:plain

youtu.be

 

■あらすじ

ローマで成功を収めた映画監督サルヴァトーレ。

ある日、サルヴァトーレの元に彼の母親から「アルフレードが死んだ」という連絡が入る。

サルヴァトーレは、自身が幼かった頃を回想する。

 

それは第二次世界大戦の最中、サルヴァトーレはトトと呼ばれ、シチリア島にある小さな田舎町に住んでいた頃の思い出だった。

 

 

■感想

 

もうちょい歳取ったら更に楽しめそう。

 

・トトとアルフレード

回想がメインの全ての作品に言える事ではあるんですけどね。

本作は基本的にサルヴァトーレ(トト)の幼少期と青年期の回想がメインになっています。

 

どうやらバージョン違いでは、老年になってからの話も本編に在るらしいんですが、そちらのバージョンは僕はまだ観てないです。

 

その回想の中で、多くはトトとアルフレードの二人の交流を描いていく事になります。

 

アルフレードは壮年の男性で、当時のトトはまだ子供です。

面白いのが、この二人の間はあくまで友人である点だと思います。

 

劇中、トトは父親が居ない、恐らく戦死している事が描かれます。

また、アルフレードも子供がいないという事がやっぱり劇中台詞からわかります。

 

しかしトトはアルフレード父親を重ねるような事もありませんし、アルフレードもまた、トトをまるで自分の子どものように扱う事が一切ありません。

 

超絶歳の差がある友達です。

だからこそ、アルフレードは青年にトトに対して島を出る事を強く勧める事が出来たのかもしれません。

 

アルフレードはトトの類まれな才能を見抜き、シチリア島の小さな島で映写技師で一生を終えて欲しくないと願い、トトに島を出るように言います。

そして帰ってこないようにとも。

 

仮にトトに自分の子どもの影を見ていたとしたら、きっとアルフレードはそんな事は言わないと思うんですよね。

というか自分の子どものようにトトを見ていたらそもそもトトの才能に気付いてすらいないかもしれません。

 

そこにある種の、あくまで他人(と言っても、親友として相手を理解しているというとても深い絆がある訳ですが)であるという視点からトトを見る事ができたからこその発見なのかなって僕は思いました。

 

・劇中BGM

 

ホント良い曲ですよね。

youtu.be

 

この曲いろんなタイミングで流れます。

何度も同じ曲が流れる訳ですが、それは同時にシチリア島のトトの住む村が何年経っても何も変わる事が無いという印象付けにも一役買ってるのかも。

 

この映画、変化に関するテーマみたいなものもあると思うので、そういう所の演出にかなりマッチしてる気がしました。

 

何度聴いても良い曲だし。

 

■まとめ

 

気持ちほっこりしたい時に観ると調子良い映画です。

物語が急激に動くような展開もあんまりありませんし、基本まったりと物語は進みますし。

 

トトとアルフレードの関係を中心に、トトの成長を追うような映画ではありますが、

それだけでは無く思春期ならではのちょっとおかしい状態みたいなものも描かれていて、

観ているとちょっと気持ち若返ります。

 

ここまで読んでもらったら分かると思いますが、

なんかピンとくるような事はあまり書いてません。

 

なんでかと言うと、僕自身どうしてこの映画に強い魅力を感じているのかが分からないからです。

要は、いざ具体的に好きなところを言えって言われると思いつかないんですよね。

もしかしたら映画全体の雰囲気そのものが好きなのかもしれませんし。

 

小さなころに『スタンド・バイ・ミー』を初めて観た時の気持ちに結構似てます。

あの映画、高校生くらいになって観返してから僕はその魅力を再確認できました。

 

なので、この作品ももう少し歳取ったらその辺りが自分自身で分かってくるのかもしれません。

 

ではまた。

 

1/144 ハイザック・デストロイヤー (改造ガンプラ) 

f:id:desno:20170717041031j:plain

 

 

ほんとどうにかならねえのかこの画質の悪さ……!!!

 

ちょくちょく改造したものも記事にしていこうかなと思い立った。

 

 

 

ジャンクパーツのクソの山からなんとかパーツをひり出して、一体のMSに出来ないかみたいなことを何年もやっていて、

今回の機体もそのクソの山から生まれたうちの一体です。

 

 

そう言えば最近はガンプラ投稿がメインの模型SNSとかあるらしいっすね。

まともな写真が撮れるようになったらやってみようかな。

 

 

■レビュー

・フロントビュー

f:id:desno:20170717041059j:plain

一応ベースには『1/144 HGUC ハイザック』のジャンク品を用いてます。

胴体部と腕部ですね。

 

脚部は『1/144 HG グフ・フライトタイプ』の物をベースに適当にジャンクパーツで形状を変えています。

肩アーマーと頭部甲冑は『1/144 HGUC ゼク・アイン』から。

 

後は全体的にジャンクパーツを切って貼ってしまくってます。

一部にはマスターグレードの機体のジャンクも使っています。

 

 

・リアビュー/主兵装

f:id:desno:20170717041124j:plain

f:id:desno:20170717041148j:plain

 

メインスラスター及び主砲のシールドキャノンは旧キットの『1/144 ギャプラン』の物を中心に。

シールドキャノンは本当は反対側にも搭載してギャプラン感出したかったんですが、

多分他の改造にパーツ使っちゃったのかもう一基が見当たらず断念。

 

シールドキャノンのシールド部分は『1/144 FG ガンダム』の物です。

300円で連邦軍標準シールドが手に入る良キット。

 

ちなみに、背中には『1/144 HGUC ガンダムTR-1[ヘイズル改]』とかに付属するEパックを合計4基搭載できるようにしてあります。

 

塗装禿げるから付けませんが。

 

 

・スラスター/ブースター

f:id:desno:20170717041218j:plain

一応僕の脳内では「1G重力下での空中戦を想定したハイザック」みたいな設定で作ってたので、

めっちゃたくさん推進機取り付けてます。

グフ・フライトタイプの脚を使ったのもこれがやりたかったからです。

 

スラスターは一部可動させる事も出来るようにしてありますが、あんまり見えない位置にあるので意味なかったかも。

 

脚部には適当にリード線をカットしてそれっぽく配線してます。

 

 

 

・可動域

f:id:desno:20170717041248j:plain

 

 

 

一応腕部は90度、脚部膝関節は100度まで曲げられます。

股関節はベースになったハイザックと大差ない可動域は確保しました。

 

腰は軸ジョイント接続ですので360度スイング可能、のはずなのですが、

どうやらリアアーマーが干渉してしまうらしく実際にはあまりスイングできなかったです。

 

頭部はクリアランス確保して上向き30度くらいまでいけます。

 

上記の画像のように、ライフル構えてるぜ的ポージングも出来ますが、

そもそもベースキットに準拠した可動域で作っているので現在のHGUC等の超絶可動域には遠く及びません。

ゴミ。

 

・その他

塗装はタミヤカラーのライトエアクラフトグレーをメインに使いました。

ウェザリングタミヤウェザリングマスターを適当に何個か併用。

軽めにドライブラシも施してます。

 

 

あくまでジャンクパーツを消化する目的で作ったガンプラなので、

プラ版工作、パテ工作等は行ってません。

 

頭部モノアイは一応waveのHアイズのグリーンを仕込んでクリアパーツ化してあるんですが、笑えるほど見えなくなりました。

 

 

 

 

■機体設定(暫定)

改造ガンプラの肝はこの機体設定に八割かかってると思ってます。

妄想を爆発させないとガンプラの改造は楽しくない。

いい歳こいてこんなんやってんだから、楽しくなきゃダメでしょ。

 

 

f:id:desno:20170717041317j:plain

ハイザック・デストロイヤー

 

U.C.0085年当時、連邦軍及びティターンズの主力モビルスーツとして正式配備されていたハイザックの強化プランとして、地球連邦軍オーガスタ基地で開発、再設計が行われた機体がハイザック・デストロイヤーである。

 

本機は元々、1G重力下でのモビルスーツによる空中戦闘能力の検証の為に、旧ジオン公国軍が開発したMS-07H8 グフ・フライトタイプの設計、機構をハイザックに反映した機体がベースに在る。

 

オーガスタ基地及び兵器開発部門は、この機体に開発中のTMAの兵装を試験的に搭載。

テストベッド的役割を担わせる為に、標準的なハイザックのものよりも高出力のジェネレーターも併せて搭載した。

 

これにより、ハイザック特有の問題点であった「ビーム兵器の同時使用が不可能」という欠点を解消している。

 

だが、これにより機体の大型化を招き、生産コストも肥大してしまう。

また、肝心の空中戦闘能力は、継戦能力に乏しく、祖先的MSに当たるグフ・フライトタイプにすら及ばないものだった。

 

更に、この時点で地球連邦軍はSFSによるMSの空中戦闘補助という構想を既に実用化しており、本機はその設計思想も含め、連邦軍に正式採用される事は無かった。

その為、本機には正式な形式番号は割り当てられていない。

 

本機は実機が三機ほど生産された時点で開発計画そのものが終了した。

その内の一機は連邦軍及びオーガスタ基地が極秘に所有する評価試験場内の格納庫に移送された。

 

これ以降、開発に関しての公的記録は残されていないが、U.C.0088年に連邦軍オーガスタ基地の調査を行った際に、

データに残されていたものとは異なり、機体各部に増加装甲やモジュールが取り付けられた本機が発見されている。

また、発見時この機体はMSD、対MS駆逐兵装という機体区分がなされていた。

 

この事から非公式な開発計画か或いは、新兵器開発の試験機体として本機が用いられていた可能性がある。

 

 

 

■まとめ

ちゃんとした写真撮れるように頑張る。

 

ではまた。

 

f:id:desno:20170717041339j:plain

 

撮影中に股関節パーツがガッツリ折れた。

マジで落ち込んだ。

the band apart / Memories to Go レビュー

 

本日(07/07/19)発売のバンアパの新譜のレビューします。

 

正直これからバンアパ聴いてみたいって人が読んでも何が何だか分からない感じにはなってしまってるので、

そういう人はさっさとすべての音源を集めてバンアパのファンになってね。

 

 

■ジャケ周り

f:id:desno:20170719194650j:plain

クソ画質。

 

今回のアルバムもいつもの感じです。

こういうのを美術用語で何というのか知りませんが、いつもの。

 

バンアパのアルバムって紙ジャケなのがホント最高です。

紙ならではの艶消しパッケージが好きなんだよ。

f:id:desno:20170719195046j:plain

 

ステッカーが付いてきました。

小学生の頃の感覚が抜けなくて机とかにステッカー貼りたくなっちゃう。

 

f:id:desno:20170719195146j:plain

内容物はこんな感じ。

歌詞は今回しっかり全曲分載ってました。

 

バンアパたまに歌詞載ってない曲とかあるんですよね。

やっぱり諸々の作業とか大変なんだろうな。

 

ちなみに上の画像では隠してますが、ジャケ開くと面白いモノが見れます。

買ってからの小さなお楽しみにでもして。

 

 ■各曲感想

 

・intro (a broken navigator)

 

一分ほどのオープニング曲。

バンアパは四枚目のフルアルバム『Adze of Penguin』(2008年)で初めてイントロダクションを取り入れました。

その後『謎のオープンワールド』(2016年)で再びこれが採用されます。

(イントロっぽい曲自体は他のアルバムでもありますが、こう明確にイントロ感を出してるもののみって事で)

 

今回のイントロダクションは過去の二曲のどちらとも違う雰囲気。

テープレコーダーをラジカセで再生したみたいなローファイな音質。

曲は夏の午前中感のある爽やかなバンドアンサンブルが繰り返される感じです。

 

今回のアルバムの雰囲気が何となく凝縮されてるイメージ。

 

・ZION TOWN

 

ちょっと前に楽天トラベルFMで一足早くフルで聴けるぞって事で騒ぎになっていたので便乗して一足早く聴いていました。

これまでのバンアパの曲で一番雰囲気的に近いのは前アルバムに収録されていた『禁断の宮殿』辺りだと思います。

 

ただ、全体的に禁断のコートより緩急の強い曲調です。

禁断のコートに更に夏感を足した感じというか。

 

BPMの丁度良さもあってか、ライブで聴いたら楽しく身体を揺らせそう。

 

あとイントロが完全にシティポップのそれ。

 

サビのギターのワウの主張の強さが『Eric.W』に匹敵するくらいのレベルですが、

こちらはエリックWよりもさわやか方面にベクトルが向いているので、

ギャンギャン盛り上がろうぜ的な事にはなっていないのが面白いです。

失礼な言い方すると年相応な盛り上がり方みたいな。

 

あと荒井さんのボーカルのキーがクソほど高くて驚きます。

クソ程。

 

アルバムの先行曲としてPVも作ってるって話でしたが先にアルバムが出ました。

 

 

 

・Find a Way

 

仮タイトルがマイコーだった曲です。

いや本人達が断定してるわけでは無いはずですが、この曲のイントロAメロのベースライン聴いたらすぐわかります。

殆どビリー・ジーンだもんな。

 

サビの雰囲気はイントロAメロからの流れを踏襲しつつも色合いを変えてくる感じ。

イメージとしては『Tears of joy』とかあのあたりと似たような感じ。

曲そのものの雰囲気は違いますけど。

むしろ『KIDS』とか『Before and After』あたりに近いか。

 

Cメロで突如現れる邦楽ロック感でちょっと笑いましたがこれも良い曲です。

 

 

・Castaway

 

イントロは良い意味でバンアパっぽくないです。

ポストロック臭さを前面に押し出し狂った感じの曲ってバンアパの曲にはあんまり無かったですし。

イントロ以降は雰囲気が全く変わりますが。

 

全体的には『I love you wasted junks and green』と『ノード』、『forget me nots』を足したモノにheregaあたりの邦ロックの音を混ぜたみたいな感じですかね。

つまり今までに無い。

 

バンアパはこれまでも結構アウトロで遊ぶ曲はありましたが、この曲もアウトロで遊んでます。

イントロとはまた違うものの、アウトロでもポストロックっぽいところに雰囲気を持っていってます。

今度は何が始まるのかと思ったわ。

 

バンアパはよくポストロックポストロック言われますが、

日本的に言うなら多分ミクスチャーですよね。

どうでもいいけどさ。

 

 

・KIDS

 

今回収録されてるのは、以前発売されたモックオレンジとのダブルスプリットシングルに収録されたもののミックスを変えたバージョンみたいです。

 

ぜんぜん違いが分からんと思ってましたが、Cメロ辺りでkwskさんのギターと原さんのベースの音の位置がかなり違ってるのが分かりました。

 

というか全体的に抑えられてるのか。

 

良い曲ですよねKIDS。

最近のバンアパの中じゃ一番好きだったのでアルバム収録は結構嬉しかった。

多分 find a wayと併せてアルバム全体の空気感というかバリエーションを広げる為に収録したんですかね。

 

 

・雨上がりのミラージュ

 

完全に狙いに来てる。

タイトルも曲調も完全に80年代のポップ、というか日本のシティポップリスペクトに全力って感じ。

 

ギターソロが味わい深すぎる音の作り方しててすっげえ良いです。

 

CメロからのDメロの流れは雰囲気も変えていますが、

それでもシティポップ感は決して抜かさないっていう、変なところが丁寧な作りになってます。

ダンシング・ジナ』とか『snow lady』あたりに続けて聴くと調子出る。

 

 

・She is my lazy friend

 

こちらも80年代のポップをリスペクトしたような曲ですが、

どちらかというと80`sメインストリーム、或いは70年代後半から80年代前期あたりのバンドに寄せた感じ。

XTCとかあの辺りの空気感を含んでるイメージがあります。 

 

と言ってもその手の曲はバンアパは結構作ってるのでそういう意味では馴染んだ雰囲気ではあります。

フュージョンに寄せた曲もたくさんあるしね。

 

ドゥービー・ブラザーズの『What A fool Believes』とか聴いた後にバンアパの『ダンシング・ジナ』聴いたりしてみると結構凝った寄せ方してて面白いです。

 

 

あとこの曲はギターソロがクッソださくてかっこいい。

重要だとおもってます、こういう曲でダサかっこいい事をやるってのは。

 

 

・BOOSTER

 

この曲はちょっと昔のバンアパに空気感が戻ってます。

ちょっとだけ昔です。

10年~12年とか、そのくらいの頃のバンアパって感じ。

 

というか『銀猫街1丁目』のリメイクみたいな曲ですね。

なんとなく全体的なミックスもあの曲っぽい。

 

そういう所では安心感があります。

曲そのものもイントロからサビに向けての駆け抜けていく感じが良いです。

どんどん気持ち的なものを盛り上げていく系の曲。

ライブで聴いたら凄そう。

 

 

・Super High

 

カッティング覚えたての大学生が作りそうなイントロだなとか最初は思ってましたが、

良く聴いてみればちゃんとバンアパっぽい拘りも見え隠れしてます。

特にイントロAメロサビと一度通して聴いてみると、すっごいしっくりきます。

何かしっくりきます。

 

そしてこの曲もまた、80年代感が纏わりついています。

ただ今回はそれをちら見せする感じで古くささに寄せている感じじゃないですが。

 

個人的にですが、今までのバンアパならもっと激ムズアレンジ仕込んできそうな局長だったので、

この曲のそこまでガツガツいかないシンプルさが好きでした。

 

 

 

・お祭りの日 (LIC2.1)

 

サビのコード進行が『light in the city』と一緒だったのでこのサブタイトルが付いたらしいです。

 

正直公式サイトで45秒視聴した時はそんなに良いと思いませんでしたが、

しっかり全部聴いた今では多分今回のアルバムの中でもトップ3くらいに好きかも知れない。

 

これサビでアコーディオン使ってる?

それっぽい音作りしたギター、では無いですよね多分。

珍しい。

 

何というか、今回のアルバムは全体的に爽やかな夏が来るベイベ感が漂っていたんですが、

それらを通してきた上で聴くとこの曲がより好きになる気がします。

 

・38月62日

 

バンアパメンバーの親しかった、亡くなってしまった友人に手向けた楽曲だそうです。

 

お祭りの日からこの曲への流れヤバ過ぎない?

 

曲調自体がそこまでダウナーでも無いのがまたね。

何気にこの曲のAメロのコード進行って、バンアパではひっさびさにボサノヴァとかで多用されるアレが使われてます。

 

そう言えばバンアパ昔はボサノヴァロックとか言われてたね。

ちょっと懐かしい感じとかがするのはこれのせいなのかな。

 

曲調はデリデリでズンズンな感じです。 

デリデリでズンズンな感じ。

最終列車』の正当進化版って雰囲気の曲。

 

アルバム最後の曲ではありますが、アルバム全体を締めに来た曲は多分これの前の『お祭りの日』だと思います。

 

なんか感覚的に、昔ロッキンジャパンかなんかでバンアパがトリだった時に、

アンコールで『K.and his bike』やった時に僕が覚えた気持ちに凄い似てました。

隙あらば語れ自分を。

 

■まとめ

 

謎のオープンワールドとは何だったのか。

 

いや嫌いじゃないんですけどね、謎。

思うに、前作アルバムの『謎のオープンワールド』はあまりに今までのバンアパの雰囲気からかけ離れた曲が多かったので困惑したっていう所があるんではないかと。

 

逆に延々と同じような曲調のアルバムばかりになっても嫌じゃないですか?

そう言う意味で僕は謎は好きでしたし。

 

今回のアルバムは、そんな前作を踏まえたからこそ出来たものだとも思いました。

感覚としては、『謎の~』で挑戦した諸々を、これまでのバンアパのフォーマットで再構築したみたいな。

 

そういう曲が結構あります。

 

とりあえずアルバム通して聴いた段階での感想ですが、

多分今までのバンアパのアルバムの中では一番好きかもしれないです。

 

全体的に対象年齢の上がった『quake and brook』みたいな感じ?

 

とにかく、気持ちのいい落ち着きのある雰囲気がアルバム全体に漂っています。

爽やかにノスタルジックな空気を描いたアルバムです。

 

かなり良いです。

 

ワンマンやるみたいなので、今からライブで観るのが楽しみです。

 

あと、公式で全曲視聴できるので、とりあえずそれ聴くだけでも今回のアルバムの雰囲気は結構わかると思うのでおすすめです。

 

asiangothic.org

 

 

ではまた。

 

1/144 HGUC バーザム (完成?)

dsnblog.hatenablog.com

 

こんな記事でなんちゃってレビューみたいな事したんですけど、

その後簡単に部分塗装と合わせ目の処理、あとウェザリングだけ施して一応完成ってことにしました。

f:id:desno:20170717040821j:plain

 

相変わらず写真上手く撮れないんです……。

 

どうしたらいいんだろうか。

 

基本的には各所に色補いつつ、

フレーム部分とか一部をシルバーで塗装した程度です。

 

あとは一部個人的な好みでガンメタも。

f:id:desno:20170717040737j:plain

 

 

ウェザリングタミヤウェザリングマスターで簡単に済ませた程度。

艶消し吹いて完成にしました。

 

f:id:desno:20170717040758j:plain

 

ホント良いキットです。

ではまた。

 

 

 

ハクソー・リッジ(日本公開2017年・アメリカ) バレあり感想

夏と言ったら戦争映画!!!

 

今年の夏の戦争映画開きはこの映画からにしました。

 

ハクソー・リッジ』(原題:Hacksaw Ridge)

f:id:desno:20170715041409p:plain

 

youtu.be

 

hacksawridge.jp

 

ちなみにこれ、太平洋戦争での沖縄戦が舞台の映画です。

あと実話を元にした作品です。

 

 

 

■あらすじ?

信仰心が強く、己の信念の為に武器を持つことが出来ないデズモンドが、沖縄戦に衛生兵として参戦。

とんでもない数の米兵と一部の日本兵すらも助ける様を描く。

 

■感想

 

・この映画は信念を貫くことが如何に難しいかを描き切っている

 

衛生兵の視点から描かれる戦争映画っていうのは珍しいです。

が、この映画はそれがメインではありません。

 

根本にあるのは信念を貫く事の難しさと偉大さだと思いました。

 

宗教的価値観、というか価値観そのものの違いとかもあって、僕達日本人には少し理解しがたい部分もあると思います。

或いは現代の日本人にとっては、ともいえるかもしれません。

 

とにかくそんな映画です。

 

戦争映画と偏に言ってもその中身は多種多様です。

なので一概には言えませんが、感覚的に一番近いのは『シン・レッド・ライン』あたりになるのかな。

 

この映画の凄いところ、というか強いところは、

戦争の悲惨さを押し出すのではなく、戦場という異常な状況とそれに付随する異常な価値観が正当化されていく様を描いた点です。

 

デズモンドの劇中のセリフの中に、それを表すものもありましたし。

「人を殺したくないというと、裁かれる」みたいな事をデズモンドが言っていて。

 

デズモンドがM1ガーランド(当時のアメリカ軍に配備されていたライフルです)を、信念の為に訓練ですら触ろうともしなかった事が原因で、

これが命令違反と捉えられ軍法会議にかけられるシーンがあります。

 

これがもう異常なんですよね。普通に考えると。

 

「人を殺したくない」と言ったら罰せられるという戦争の単純な異常さを端的に表していて面白いシーンです。

 

要は、そんな状況の中で信念を貫き銃も持たず人を救うためだけに奔走した衛生兵の物語です。この映画。

 

この映画のメッセージは、己を信じて貫く事の大切さってところに落ち着くと思いました。

これ、ありきたりっちゃありきたりですけど描き方が上手いです。

 

劇中の登場人物どころか、単にその状況を映画を通して観てるだけの僕自身ですらデズモンドに対して「お前それは違うだろ」って思ってしまった部分が何度もありましたし。

 

戦争なんだから、敵を殺さなきゃダメだろというのは状況的に極めて正論ですが、

それに対して屈しないデズモンド。

 

周りに流されない事の難しさと大切さってのを実感できます。

 

 

隊の仲間からひどい仕打ちを受けてもデズモンドは除隊を拒みます。

 

ライフルさえ握ってしまえば情状酌量の余地を与えて軍法会議もすぐ終わるって上官に言われてるのに、それでもデズモンドは銃を持ちません。

 

そのせいで結婚式に出られなくなると言われてもその信念を曲げません。

 

 

この信念を貫くということの難しさを良く描いています。

 

劇中、ジョーク的な部分も含めデズモンドは「イカれた奴」と他の仲間から認識されています。

 

果たして本当にイカれてるのは一体何なのか、そんな部分も結構考えさせられますよ。

 

・戦闘シーンについて

 

正直、この映画のスタンスが分かってからはあんまりそっちには期待してない、というかメインにはなり得ない部分だったので気を緩めて観ていました。

が、いざ戦闘シーンがはじまると、そのどれもがとんでもない迫力でビックリしました。

 

流石はメル・ギブソン監督です。

全くこの辺り手を抜いていません。

 

細かい部分では、この時点での日米双方がそれぞれ用いていた兵器を忠実に再現している点。

この辺り割と重要です。

没入感という点で。

日本兵役もしっかりした日本人を起用しているみたいなので、

違和感を覚える点もありません。

 

なにより、艦砲射撃の迫力ったらもうね……。

 

腹に響く重低音。

たまんねえぜほんと。

こういう、映画館の音響がフルに生かされるものがあるだけで、この映画を映画館で観る理由の一つになります。

 

 

ただ、砲撃後の、砲弾の着弾シーンの描き方は流石にフィクション的でしたが。

 

自身の位置から数メートル先とかに砲弾が落ちても、日米の兵士は割と元気に戦闘続けてたり。

あんな位置に艦砲が着弾したら破片はもっとえげつない勢いで飛び散ります。

頭出していられないと思います。

 

この映画のテーマを考えたら完全に無粋な指摘ですわ。

 

あと、当然?なのかはわかりませんが、

グロいシーンはたっくさんあるので苦手な人は観ていられないかもです。

衛生兵が主人公なのもあって、この辺りの描写も他の戦争映画より多かったと思いますし。

 

 

■まとめ

 

同調圧力なんてクソくらえ。

 

グロいのとか苦手じゃ無ければ、日本人は特にこの映画観るべきだと感じました。

色々考えさせられますよ。

 

そもそも、この映画日本での公開予定は無かったそうですね。

それを何とか配給までこぎつけたキノフィルムズに感謝を述べたい。

 

あと、沖縄戦が舞台なので日本兵がやられるシーンとかもやっぱりあります。

が、それは決してステレオタイプな描かれ方をしていません。

 

そこにある戦争の異常性と、その中で信念を貫く主人公の姿がメインです。

 

公開終了も間近ですが、ぜひ一度観てみてください。

 

ではまた。

キング・アーサー(2017年・イギリス・アメリカ・オーストラリア) バレあり感想

公開最終日に滑り込みで観てきましたよ!

 

監督は『スナッチ』なんかで個性的なキャラクターを描き狂っているガイ・リッチー監督なので、

絶対にアーサー王伝説をそのまんま描いてくることは無いと思ってましたが、

やっぱりキャラの立て方がうめえわ!!

 

キング・アーサー』(原題:King Arthur: Legend of the Sword)

f:id:desno:20170715031153j:plain

youtu.be

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

 

 ■あらすじ

魔術師(メイジ)と人間が共存していた時代がかつて在った。

だが、権力に目が眩んだ魔術師モルドレッドは強大な魔術の力で人間達と敵対する。

イングランドの王ユーサーは聖剣エクスカリバーを用いて、モルドレッドを倒す事に成功した。

 

だが、ユーサーの弟であるヴォーティガンが反旗を翻し、ユーサーとその妻を攻撃。

命を奪ってしまった。

一人逃げ延びたユーサーの息子のアーサーは、スラムの売春宿に匿われた。

アーサーは盗みを働きながらなんとか青春時代を過ごす。

 

イングランド全土の王は今やヴォーティガンである。

 

ある日、アーサーは腕に焼き印が無い事を国王軍の兵士に指摘され、

焼き印を入れる為、王の居るキャメロット城に向かう。

 

そこには、岩のような何かに突き刺さり、何人も引き抜く事の出来ない剣があった。

「その剣の柄を両手で握って引け。それが終わったら焼き印を入れる」という国王軍の兵士の言葉のままに剣の柄を握るアーサー。

 

すると、凄まじいパワーと共に剣は引き抜かれた。

この時からアーサーの人生は大きく変わっていく。

 

■感想

・あくまでフィクションとしてのアーサー王を描いている

 

序盤と中盤以降はかなり空気感が違いますね。

映画はまずメイジ達とユーサー王の戦いから始まります。

 

ゲーム・オブ・スローンズ』や『ロード・オブ・ザリング』、或いは『ダークソウル』なんかが好きな人ならいきなり楽しめます。

 

この時点でこの映画、伝説を忠実に映像化したとかじゃなく、ダークファンタジーとして再構築したものだと直ぐにわかるはず。

 

ヴォーティガンの魔術全開モードとかもろにそれ系のラスボス臭出てて笑いました。

 

要は『Fate/stay night』とかあのあたりの作品とかと同じスタンスですよ。

流石にこの例は少しおかしすぎるかもしれんが。

 

とにかくそういう映画です。

 

 

映画全体の空気感は序盤と中盤以降で少し変わります。

 

序盤は極めてガイ・リッチー的な描写が多い、小ネタで笑わせに来る感じのシーンが結構あります。

が、中盤以降、特にアーサーがレジスタンスと合流して以降からは、

かなり重めの空気感のあるシーンが増えていきます。

というかアーサーが軽い男じゃなくなっていくって事ですが。

 

・バトルシーンや世界観の演出

 

バトルシーンは素晴らしいと思う部分と、ちょっと何やってんのか分からない部分が半々でした。

ただ、邦題のサブタイに「聖剣無双」なんていう面白そうなもの付けようとしていただけの事はあります。

 

エクスカリバーを使いこなすようになってからのアーサーの戦いっぷりはまさに無双そのものですし。

 

あとえぐいスローモーションやマトリックスとかで少し前に流行った静止画でカメラが動くみたいなアレもえぐいくらい使われてます。

 

勢いの演出は凄かった。

 

ただ、路地での撤退戦とかのシーンは手ぶれカメラが全力でシェイキングしてて何が起きてるのか分かりません。

めっちゃカメラ揺れるのに、カットも多用してますし。

ついでにクッソ暗いし。

 

要は、戦闘シーンは勢いがあります。

 

後は中世のヨーロッパ風のビジュアルの描き方が上手いです。

キャメロット城とか探索してみたいよね。

絶対この城に配置されてる宝箱の何個かミミックだよ。

 

・キャラクターの見せ方

 

ガイ・リッチー監督っぽさを一番感じたのがこのキャラクター周りでした。

本作は主人公アーサーの他にロンディニウムのスラム仲間やレジスタンスの面々、国王軍の幹部などキャラクターがたくさんいます。

が、その一人ひとりの個性がしっかりたっていて、どんな人物なのか直ぐにわかるように作られています。

 

この映画良い意味で笑えるくらいキャラの為に時間を割いてません。

 

なにせ主人公のアーサーですら、幼少期から青年期までダイジェストで描かれますし。

映画のメインストーリ中でキャラクターをしっかり活かせられるからこその判断だと思います。

 

・場面転換ついて

 

場面転換しすぎてぐっちゃぐちゃ。

 

正直、ここが一番個人的に微妙に感じたポイントです。

トーリー自体は初見で絶対にわかるくらいシンプルです。

アーサーが父親を殺した叔父を倒して国を平定するって、それをそのままやってるだけですし。

 

問題は各場面ごとの描き方です。

とにかく場面カット(時系列飛ばし)が多すぎです。

 

例えば、よく映画で見られるのは

・作戦会議のシーンで、キャラクターが案を話す。

・次のシーンではその作戦が実行されているシーンになる。

 

みたいなやつ。

本作でもこれが出てきますが、

ちょっとわかり辛い。

 

アーサーの想像なのか実際に起きていることなのかとても分かり辛いです。

 

いきなり場面が変わったかと思いきや、更に次の場面に行ったまま物語が進んでいきますし。

 

後半の、ラストバトルに移行するところも場面転換が強引で一瞬わかんなくなります。

 

メイジのお姉ちゃんがなんか呪文唱えて、アーサーがブラックアウトするような描写の後、アーサーがキャメロット城の城門に現れるシーンになるんですけど、

これメイジに幻覚見せられてるのかと思ってた。

 

直前にお姉さんが「あなたになにかしら見せる(見える?)」的なセリフ言ってたし。

クソでかい蛇がいるし。

 

 

 

この映画、描くべき場面の時系列の整理があまりできていないように感じました。

この辺りはもっと絶対なんとかなっていたような気がするんですよね。

 

単なる予想ですが、

オリジナルフィルムは時間が長すぎたか何かで、色んな所を削って再構築したとかかもしれません。

 

とにかく分かり辛かった。

二回観たら何か変わるかもとも思いましたが、劇場公開は本日(もう前日か)が最後ですし……。

 

 

・その他

 

ゲーム的演出が多いのが面白かったですね。

ゲーム的、というかRPG的な要素というか。

 

前述した、登場人物の多さに対しての各キャラの描き方の上手さもここに関連してると思いました。

 

イメージとしては、この映画のサブキャラクター達はThe Elder Scrollsシリーズやソウルシリーズなんかに出てくるNPC達に近い描かれ方がされているのかもしれません。

 

言ってる意味があまり分からないかもしれませんが……。

 

 

■まとめ

 

エクスカリバーのパワーがイカれすぎてて面白いよ。

 

世界観や戦闘シーンなんかはこの手の作品が好きな人にはツボにハマるものだと思います。

ただ、手放しには他人にオススメはできない映画でもあります。

 

バカ映画に寄りつつも、ダークファンタジー的なファクターが散りばめられています。

身体に悪い食べ物たくさん用意してから観ると最高だと思います。

 

あと、ジュード・ロウの演じる悪役はやっぱり最高だなって思えます。

 

ではまた。

 

レッド・ドラゴン(2002年・アメリカ) バレあり感想

ハンニバル・レクター博士の出てくる作品です。

 

レッド・ドラゴン』(原題:Red Dragon)

f:id:desno:20170705210207p:plain

 

youtu.be

 

時系列的に言えばこの作品は『ハンニバル・ライジング』の次に当たります。

原作小説では第三作目だそうです。

 

ドラマ版『ハンニバル』の基本プロットはこの『レッド・ドラゴン』を現代を舞台に再構成したものに当たります。

 

ちなみに原作のそれは以前にも一度映画化されていますが、

アンソニー・ホプキンスハンニバルの怪演を受けてか、再度映画化された作品が本作になります。

 

 

 

■あらすじ

 

FBI捜査官のウィル・グレアムは犯罪精神医学の権威であるハンニバル博士の協力を得て、連続殺人事件の捜査を行っていた。

事件解決まであと一歩というところで、ウィルはその事件の犯人だったハンニバルから攻撃を受け重傷を負ってしまう。

 

この出来事は大々的に報じられた。

その後ウィルはFBIを辞職し、家族でひっそりと静かに過ごしていた。

 

それから数年後、ウィルの元にFBI時代の上司であるクロフォードが現れた。

彼が今追っている事件の犯人はその犯行手口からして異常者であると言い、

ウィルの特異な思考能力と推察能力をぜひ活かしてほしいと言う。

 

ウィルはあくまでサポートとしての立場から限定的に現場に復帰することになる。

だが、捜査を進めるに連れてウィルは行き詰まり、そしてハンニバルの助言を得るために再び彼と対面することになった。

 

■感想

 

やっぱアンソニー・ホプキンスの演じるハンニバルはこうでなくっちゃ!!

 

やっぱり映画『ハンニバル』の時のハンニバルは猟奇的すぎたと改めて思います。

今作では『羊たちの沈黙』で見られたような、ハンニバルの本質というか、あの空気がしっかり生き返っています。

f:id:desno:20170705211722p:plain

ですが、今作の”メイン”となるのはあくまで連続殺人犯のDであり、ハンニバル博士はその事件を捜査するウィルの手助けをするポジション、脇役です。

 

脇役にも関わらず、この存在感はやっぱりさすがのモノ。

 

そして、脇役と言っても、Dことダラハイドはハンニバルに強い関心と敬意を示していますし、

ウィルも彼の言葉を軸に動かざるを得ないなど、ストーリーの根幹にいる存在でもあります。

 

本作はハンニバルシリーズみたいに纏められる事も多いし実際そうなんですが、

単品の映画としてしっかり作られています。

 

というのも、ハンニバルシリーズを今まで観ていた人に対してのちょっとしたサービスなんかもありつつ、各キャラクターがどんな存在なのや、その背景なんかはしっかり見せてくれるので、

サスペンスホラーとしてこれ一本でも十分に楽しめるはずです。

 

ウィルとハンニバルの掛け合いの中で、どっちが天才か議論みたいなのがあったのがちょっと面白かったです。

羊たちの沈黙』でのクラリスに対する接し方とはまた違っているんですよね。

 

ウィルに対してハンニバルはある種の嫉妬のような感情すら垣間見せていますし。

自分をヨイショしようとするウィルに対して少し苛立っていたり(もちろん露骨にみせたりはしてませんが)。

 

この辺りの会話劇なんかは前作を観ているとより楽しめる要素だと思います。

f:id:desno:20170705213055j:plain

 

今作の連続殺人の犯人であるダラハイドに関してもしっかりと背景の掘り下げがあります。

ただ、それを踏まえてもダラハイドの異常行動の数々は少し誇張され過ぎな感じもしました。

あくまでメインはこっちなんだぞと言わんばかりの演出が結構出てくるので、

このあたりは評価、好みが別れそうです。

 

正直、ダラハイド関連はもうちょっと抑えちゃって良かったような気もします。

彼の動向はロマンスなんかも含めてちょっと印象に残り辛い感じを受けました。

 

というよりダラハイドの初登場シーンが一番インパクトあった。

f:id:desno:20170705213631p:plain

 

過去に祖母から受けた虐待の数々を思い返しながら布を顔に巻いて筋トレする謎の人物って濃い要素多すぎ!!!

 

■まとめ

この映画は多分、「事件は解決されるのか?」という視点より、

各登場人物の動向そのものを中心に観る方が楽しめる作品かも知れませんね。

セブン』みたいな感じ。

 

ちなみにドラマ版『ハンニバル』ではウィルは超能力まがいの妄想力持ちのコミュ障みたいになってます。

また、セリフなんかも結構オマージュが出て来たり。

ですので本作を見た後にドラマ版を観るとより楽しめますよ。

 

こんな感じです。

ではまた。

 

f:id:desno:20170705214422p:plain

 

めちゃクソ撃たれたのにのそりと起き上がる悪役補正。

 

フレームアームズ・ガール 第12話(最終話) バレあり感想 いつまでも待つので二期お願いします

 

最終話感想です!!

 

f:id:desno:20170629031550j:plain

あおちゃんが幸せそうで良かった。

 

 

■あらすじ

 

暴走するフレズヴェルク・アーテルを止める為、轟雷は必死に攻撃を繰り出す。

しかしフレズヴェルクはそれをものともせず、轟雷を破壊する為に迫る。

 

フレズヴェルクの振り下ろした刃が轟雷を捉えた瞬間、武装に自らの意志を留着させたFAG達がバトルに加勢する。

そして皆の武装を轟雷は身に纏い、フルアーマー轟雷となる。

 

 

■感想

 

最終話あるあるのオープニングカット。

 

でもいきなり本編始まって、スタッフロールも一緒に表示されるんじゃなくてしっかりアイキャッチから始まったのがちょっと面白かったです。

あのデフォルメされたアイキャッチ轟雷ちゃんを観ると緊張がほぐれる。

 

しかし本編の雰囲気はそれはもう真剣そのものです。

フレズが暗黒エネルギー的なのに呑み込まれたすっかりおかしくなっちゃったので、

轟雷ちゃんは頑張って止めないといけないからです。

その光景を見てファクトリーアドバンスに文句言うあおちゃんが可愛かった。母親か。

 

 

 

f:id:desno:20170629032612j:plain

 

フレズがフレズヴェルク・アーテルになって、今度はアーテルのカラバリになったぞ!!

 

これは出すでしょカラバリ。

また多々買いを白熱させるつもりなのかよ。

 

それとも円盤特典なのかな。

f:id:desno:20170629032757p:plain

というかこのカラーリング良いですね。

アイアンコングとかデスザウラーっぽくてゼネバス帝国派の僕にとっては好感が持てます。

 

轟雷ちゃんを助けるために参戦しようとする他のFAGですが、暗黒エネルギー的なやつのせいでバトルに参加できません。

そこで武器に意志を載せてバトルに乗り込むという、面白い発想。

 

いや武器を送り込むってそういう事かい!!っておもわず突っ込みました。

まさか武器そのものが動き回る絵になるなんてさ。

ちょいちょいシュールなんですよねFAGのアニメ。

そこが癖になっちまうけど。

 

f:id:desno:20170629033122j:plain

この武器選びのちょっと呑気な雰囲気。

 

 

ていうかこのフルアーマー形態かっこよすぎ!!

f:id:desno:20170629033411j:plain

 

そして再現するのに金かかりまくり!!

 

f:id:desno:20170629033617j:plain

そしてお前も色変わるんかい!!!

 

色々一気に起きすぎ。

黄金轟雷ちゃんの無敵感だけは間違いない。

 

しかも黄金化する際に、武器に宿った意志と化したFAGの皆さんが幽霊みたく出てくる演出で笑っちゃいました。

ニュータイプか。

 

そして、黄金轟雷ちゃんでフレズをぶっ飛ばしたところでまた停電という。

あおちゃんの部屋の月々の電気代気になります!!

 

そう言えば暴走状態じゃなくなってもアーテルのままでしたねフレズ。

可愛いから良いんだけどね。

 

そしてバトルも終わり、いつものお祭り騒ぎタイムかと思いきや轟雷ちゃん回収されるという激シリアス展開へ!

やめてください!!

 

回収ドローンに轟雷ちゃんが誘拐されてしまいました!!

やめてください!!!

 

フレズがドローンに挑むも力が出ずに追い返されてしまいます!!

虐めないでください!!

 

f:id:desno:20170629034147p:plain

轟雷ちゃんも泣かないでくだ、泣けるのFAガール!?

 

ここは後半でFA社も驚いた的なこと話に出てきますが、

そりゃ驚くわ。

 

 

そしてあっさり帰宅した轟雷ちゃん。

f:id:desno:20170629034457j:plain

ちょっと驚かせてやろ!!的なノリでシリアスパートをやっただけなんだね!!

 

Aパートはこんな感じでした。

FAGがまだみんなあおちゃん家に居るので、

轟雷ちゃんとフレズのバトルはしっかり決着は着いたって事なんでしょうね。

 

 

 

んで、Bパート。

f:id:desno:20170629034807j:plain

 

武希子だ!!

f:id:desno:20170629041230p:plain

かわいい。

 

 

クリスマスイブのお話です。

あおちゃんのこれまでのクリスマスの過ごし方については深く考えるのやめよ!!

やめな!!

アニメ本編でも、そう言えばFAGとばっかり思いで作りしてるよねとかそういうの!!

 

やめなさい!!

友達いるだろ!!!

武希子とか!!!

 

 

そして武希子の口から「あおちゃんFAガールのお母さんみたい」発言。

公式のこの素晴らしい関係性明示に感謝しろ。

 

 

そしてFAGのみんなと楽しいクリスマスパーティーの時間だ!!

f:id:desno:20170629035219j:plain

ホントね、マテリア姉妹の後半からのブースト具合ってとんでもないですよ。

あおちゃん除けば今正直一番好きかもしれない。

 

f:id:desno:20170629035321j:plain

そう言えば三度目の人間モードですね!

CGの時と手描きの時、それぞれ魅力的というか双方ともにかわいいのって結構凄い事だと思います。

どっちかが必ず妙に違和感覚えるようなものになるのがこれまでは大半だったと思うので。

 

f:id:desno:20170629035458j:plain

人間モードのフレズめっちゃ良い。

清い心を持ってそう。

 

f:id:desno:20170629035549j:plain

スティ子……。

楽しそうで良かった。

何気にバーゼのツリー柄の服も良いですね。

 

f:id:desno:20170629035654p:plain

そんな中シンプルコーデで飾らない轟雷ちゃん。

フレームアームズガールの轟雷ちゃんは主人公かわいい。

 

Bパートはこのクリスマスパーティーの中で、ちょっぴり感動的なことやって、

そして最終回の〆になってエンディングかと思いきやまだ終わらない!!

 

全然良いですよ!!

なんかいつにも増して内容が詰まってます最終話!

 

 

 

まず轟雷ちゃんの「苗字下さい」発言だよ。

 

なんでしょう、なんすかねこのセリフとやり取り聞いた時の気持ち。

なんだろ、感情データが無い。

良くわかりませんが、苗字下さい発言はとんでもなくほっこりしました。

 

それを寝たふりしながら聞いてるFAGの皆も良い。

修学旅行の夜か。

 

こんなほっこり発言が来ていよいよエンディングかと思いきやまだ終わらない!!

 

せっかく皆一緒に居られるハッピーエンド路線だったのに、

旅に出るってどういう事なの!!!

 

結局離散しちゃうのは寂しい展開ですけど、

それぞれが最高のマスターを探す為とのことでした。

まさか皆いなくなる展開になるとは思わなかったので意外です。

 

これで、皆と手を振り合ってお別れしてエンディングかと思いきやまだ終わらない!!!!

 

お別れ会が始まりました。

 

慣れたものだな俺達も。

FAGのBパートは何が起きても驚かない。

 

 

と思って余裕ぶっこいてたら、なんかキャラソンの販促が始まったんだよね。

 

f:id:desno:20170629040702j:plain

しかもここでエンディングに入るという。

 

なんだこれ……!!?

 

最終話の、それもBパートで今まで以上にぶっとんだ話をぶち込んできやがったぜ……。

キャラソン歌ってる時の各キャラのダンスが異様にヌルヌルでこれまたちょっと笑っちゃいました。

いやかわいいんだけどね。

 

 

あとここ、まどかを感じた。

f:id:desno:20170629040910p:plain

 

そして最後はみんなとお別れしておしまい。

 

いや不思議なもんですっごいスッキリする最終話でしたよ!!

Bパートが内容詰め詰めの大渋滞な話だった上に訳わかんないのが始まりましたが、

それでもなんかとってもいい気分でした。

 

ついでにイノ子覚醒で続編フラグも添えて。

f:id:desno:20170629041108p:plain

 

 

■まとめ

 

コトブキヤ主導で、あくまでFAG(と、諸々のその他製品)の販促がメインのアニメではあるのですが、

それだけに留まらないアニメでした。

何よりまず面白かったです。

 

シュールな超展開の数々で楽しませてもらえましたし、

キャラクターの魅力もたくさん詰まっています。

 

あと、CGのクオリティ、作画のクオリティが共に非常に高かったように思います。

バトルシーンなんかも、CGでの表現がメインではありますが丁寧に作られていて楽しめます。

 

原作、と言っていいのかわかりませんが、

フレームアームズそのものは所謂SF戦争モノの世界観です。

これをガール化したFAGでは、戦争という重い要素は取っ払い、

あくまでFAGそのものをメインにとらえた日常モノにしているのも個人的に好きなポイントです。

 

蛇足というか、余談ですが『艦これ』のアニメはこの路線で行くべきだったと思います。

実際六駆がメインの回とても良かったですし。

 

要は、振り切るならしっかり振り切った内容にする方が面白いという事だと思います。

この点、FAGは日常モノに振り切っていて、その中でバトルとかの要素を付随させているのが凄いと思いました。

 

 

全12話の中でハズレの回が無いってのも結構凄い事だと思います。

 

とにかく、あらゆる部分で面白かったです。

 

 

だから円盤買わせてくれよ!!!!

頼むから再版して下さい!!!!!

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

f:id:desno:20170629042201p:plain

最初から最後まであおちゃんはかわいかった。

ブレードランナー ディレクターズ・カット 最終版(1992年リリース) バレあり感想

ブレードランナー』(原題:Blade Runner

f:id:desno:20170623233836p:plain

youtu.be

 

 

ブレードランナーは1982年にアメリカで公開されました。

公開当時はあまり注目されなかったものの、ジワジワとその後人気を集めていき今ではSF映画の金字塔ポジです。

この流れは日本でも『機動戦士ガンダム』なんかに見られたパターンですね。

 

 

そんな経緯もあって本作にはかいくつかのバージョンが存在します。

僕が観た、というか持ってるDVDはタイトルにあるディレクターズ・カット最終版っていうタイプのものです。

 

このバージョン以外のブレードランナー観た事無いので、

どういう所が変更されているのかとか詳しく語れませんが……!

 

早い話が続編が来るからその前に復習したって事よ!!

 

youtu.be

 

■あらすじ

宇宙移民の進んでいる時代。

 

開拓の為に人類はレプリカントと呼ばれるアンドロイドを生み出し、奴隷労働に従事させていた。

レプリカントは誕生してから数年もすると、人間のように感情を芽生えさせる。

そして人類に対して反抗するレプリカントが現れるようになった。

レプリカントを製造したタイレル社によって、レプリカントは寿命が4年しかない。

それでも問題を起こす、起こそうとするレプリカントを取り締まるための専任捜査官

ブレードランナーと呼ばれた。

 

2019年、最新型レプリカントのネクサス6型が、宇宙での任務中に脱走、地球に逃げ込んだという情報が入った。

捜査の為に呼び出されたのは、現役引退していた元ベテランブレードランナーデッカード

 

デッカードは、地球に降り立ったレプリカントを全て殺害する任務を全うするため、ロスの街を駆ける。

 

■感想

 

この映画を以ってしてサイバーパンクというジャンルは成立、認知されたといっても良いです。

この後登場する多くのサイバーパンクSF映像作品は、特にビジュアル面で本作の影響を受けている物が殆どです。

f:id:desno:20170624000724j:plain

この感じ、なんとなくサイバーパンクのイメージ的な部分の基礎にもなっている景観や光やスモーク。

 

このビジュアル的なインパクトはやっぱり当時としては圧倒的というか、あまりに独創的だったと思います。

日本でこの作品の公開後に制作されたSFは、かなり色濃くビジュアル面で影響を受けている物が多いです。

退廃的な雰囲気をより強めた『AKIRA』であったり、

結果的にはサイバーパンクという作風をより強固に印象付けることになる『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』だったり。

 

そしてサイバーパンクの作風の映画には同時に雑多な繁華街というビジュアルイメージも付随することになります。

 

サイバーパンクを謳う作品の多くに、このネオンが煩い繁華街というビジュアルイメージも付随しているあたり、『ブレードランナー』の与えた影響っていうのがよくわかります。

 

ちなみに監督のリドリー・スコットは新宿歌舞伎町をモデルにしたそうです。

f:id:desno:20170624001311j:plain

 

確かにこの映画観た後に歌舞伎町行ったらテンション上がりそう。

 

ただ、ビジュアル面ではこれに限らず他にも芸術的なカットが多数あります。

個人的に好きなのはこのフクロウの目。

f:id:desno:20170624001759p:plain

 

本編の無いように関しては、そんなに今更語れる事も無いと思うのであんまり書けなさそう。

原作の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』とテーマは共通してます。

要は機械に感情が宿ったら、それは果たして機械なのかっていう。

このテーマ、要は『攻殻機動隊』におけるゴーストに関する話の事です。

 

ありがたいことに、今では様々なSF作品が作られ様々なテーマで描かれているので、

今の時代に『ブレードランナー』を観ると、このゴーストに対しての考えとか倫理的観念というのは公開当時より整理しやすいと思います。

 

また、(他のバージョンは観てないのでわかりませんが)本作では敵役となるはずのレプリカンは憎ったらしい悪役としてはほとんど描かれません。

 

彼らは生きる為に地球に逃げてきて、四年の寿命から解放されるために必死にその方法を模索します。

その死にもの狂いな姿はとてつもなくピュアであり人間的な生存本能を感じ取れます。

 

この映画はそういう部分の描き方、見せ方も相当に上手いと思います。

レプリカントはどこか子供のような一面を見せる事もあれば、

どうしようもない問題にぶち当たって怒り狂い自制心を失う事もあります。

 

そういう細かい部分を物語の中で自然に見せています。

こういった描写の丁寧さは現在の映画でも中々観られないレベルだと思うんですよ。

 

レプリカント側の話だけでは無く、主人公のデッカードもやっぱりキャラがしっかり立ってます。

 

そう言えばデッカードレプリカントみたいな噂をだいぃぃぃぃぃぃぃぃいぶ昔聞いた記憶があるんですがこれマジすか!?

 

ユニコーンの夢をデッカードが観てるシーンがありますが、

あれがそういう暗示って事なんでしょうか。

 

と、今になってもなんだかんだ色々考えたり楽しめたりできる映画。

嘘偽りなく名作です。

 

 

■まとめ

 

ディレクターズ・カット最終版の字幕監修やったやつ誰だよ!!

f:id:desno:20170624003439p:plain

 

ウイルスをビールスって表記する事があってたまるかよ!!

ボランティア軍並みの衝撃表記ですわ!!

 

いつか全てのバージョンを観てみたいと思っているんです。

でもいつになるかわかりませんね。

 

SF映画サイバーパンクとはなんぞやという人はまずこの映画を観ると良いです。

ビジュアル的な部分でも、機械の心みたいなテーマの部分でも、

実質ここから始まっていったジャンルみたいなもんですし。

 

それとここ重要なんですが、

内容は結構今観ると平淡としているような感じもあります。

イベントが起こる間の間隔は今の映画よりもスローな感じがあります。

 

そこも含めて楽しんでみるといいかもですね。

 

ではまた。

f:id:desno:20170624004320j:plain

 

このパッケージのワクワク感についてすらホントは数時間くらい語りたい。