最近のスケールフィギュアが高すぎてフィギュア沼から脱出できた話
開幕ウッディを喰らいな!!!
およそ半年に一回あるガレキの祭典ことワンフェス(ワンダー・フェスティバル)もまもなく開催ですし、フィギュアの話でも。
ワンフェスも最近は企業ブースが随分にぎわってきて訪れる人もかなり増えてるみたいで、良い事です。
ワンフェス公式のURLでも貼っておきますよ。
公式見ただけじゃ何やってるかわかんねえって事で昔は話題になったりもしてましたが、昨今の公式HPの作りはかなり見やすく改善されててビビりました。
これ16冬ってなってますけど17冬ですよね?
多分もう3年は参加してないのでフリーターになった今ならまた参加する元気があるかもしれないです。
コイツ生で見れたのが 地味に一番の思い出だったり。
- フィギュア沼にハマったきっかけ
- 一体お迎えするとフィギュアは増えるっていう都市伝説
- 2009~13年頃のフィギュアの値段の思い出
- 現在のフィギュアの値段はビックリするくらい上がっている
- 最後に
- おまけ
フィギュア沼にハマったきっかけ
僕が最初に買ったフィギュアらしいフィギュアって、
遡るとスターウォーズとかドラゴンボールのフィギュアとかになってきて、
これは流石にカウントしたらきりがないので、
今回は美少女フィギュアとか萌えフィギュアとか一時期呼ばれてたものに関して書きます。
そういう所だと僕の初フィギュアはプライズ品(ゲーセンとかの賞品になってるやつです)の中野梓と、
アニメ化もされた漫画『けいおん!』に登場するキャラクターです。
『けいおん!』はその時点ではアニメで人気に火が付いた作品の代表格だったんです。なにせ、あの『ハルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)』と並んで京アニ(京都アニメーション)の覇権と称されたほどの凄まじい人気の作品でした。
そしてこのアニメの一期が放送されていた当時の僕は高校二年生です。
高校二年生なんて大学生の4年間の次に暇な時期です。
しかも僕は当時、高校では軽音楽部に入っていたんです。
そしてとどめに、父親譲りのオタク気質でした。
そりゃハマりますよね、『けいおん!』。
僕はその時点では所謂「美少女アニメ」よりもゾイドやガンダム、エヴァ、そしてトランスフォーマーなんかの割とメジャーなメカ物を好んでいました。
そこから一気に美少女アニメやラノベアニメなんかにシフトレバーをブチ向けていく事になります。
で、そんな僕がフィギュアを欲するのは当たり前でした。
ロボットアニメが好きな奴って、
大抵プラモとかそういった形ですが、好きな作品のグッズを手元に置いておきたくなるんです。
だから、新しく好きになった作品のグッズを欲していた結果フィギュアに辿り着いたっていう、極めてニュートラルな状態でした。
そこで中学生ぶりに秋葉原に赴き、
今まで入る機会も無かった店のフィギュアが売られているコーナーやレンタルショーケースなんかを眺め、
最終的に気に入ったあずにゃんを3つ買ってきた次第です。
それが上記の3体でした。
フィグマとねんどろは多分ソフマップあたりで定価で買ってた記憶があり、
プライズのあずにゃんはレンタルショーケースを眺めててであったものでした。
ちなみにプライズのあずにゃんがこれ↓
理由は後述しますが、今だに僕の手元にプライズ品のこれが残ってて良かったです……。
最初のフィギュアがこれだったって事も最近思い出したレベルで忘れてました。
一体お迎えするとフィギュアは増えるっていう都市伝説
これ聞いたことある人いますか?
フィギュアを買う人たちの間ではもう常識とすら言われている話です。
理由は上手く説明できないんですが、兎に角フィギュアって一体でも買うとそのあとどんどん増えていくんですよ。
これが所謂フィギュア沼ってやつです。
そりゃもうすごい勢いでした。
ヤバい勢いで増えました。
初めて買ったのがコレクション性を重視してるねんどろいどにfigmaってのも僕の場合トリガーにはなってたとは思います。
『けいおん!』のメインキャラ5人のねんどろいどとfigmaは当然集め(figmaに関してはワンフェス限定のサブキャラのfigmaもコンプリートしてます)、
そこから今度は他の作品のfigmaとねんどろいどを逐次集め出します。
昔記念に撮ったやつです。
前回の記事で書いたように、
今はもう殆どの物が袋に包まれて深い闇の中に保存されてるんで昔の写真しか使えないのが実情なんですけどね……。
そして可動フィギュアから次第にスケールフィギュアに転身していきます。
転身というか同時進行に近い集め方でしたが。
こうなるともう止まらないです。
お迎えするのが幸せに感じてしまうんですね。
大学生になる頃にはもうこんな状態でした。
当時の僕の棚の一部の写真です↓
自分で見てて懐かしくなってきました。
恐らくこの時点でフィギュア買い始めて一年ちょっとくらいなはずです。
これに更に別の棚とか漫画棚の前とかに他のフィギュアやプラモなんかもこの頃はがっつり飾ってたので部屋の中は完全なリトル秋葉原状態。
これがフィギュアの、沼……!!
ざわ・・・ざわ・・・
2009~13年頃のフィギュアの値段の思い出
まあとにかくお手頃でしたよね。
僕の記憶してる限りの当時の平均的な値段を書くと、
- 1/8スケールフィギュアは5000円~8000円
- 1/12スケールフィギュアは2000円~5000円(高いものは大抵2体セットとか付属品が豪華とかでした)
- プライズ品や一番くじの賞品は中古市場で500円~3000円
- ねんどろいど等のデフォルメフィギュアは2000円~4000円
こんな感じでした。
2009年から2013年くらいの間の話です。
めっちゃお手頃だと思いません?
この頃は一部のスケールフィギュアで、例えば1万円超えてたりすると、
「貴族の趣味」なんて言われてました。
僕も一万円が一つのボーダーラインだと思ってましたし、
当時は感覚としてこれは共通の認識だったように思います。
どうしても手に入れたいフィギュアが既に売り切れで(大抵は予約の段階で戦争は終わります、今はどうなんでしょうか)、
プレ値で一万超えとかしている場合に限り、迷いを捨てて諭吉を差し出す感じです。
それが僕が最も沼に使っていた頃のフィギュアの価格でした。
現在のフィギュアの値段はビックリするくらい上がっている
今ではほぼオプション無しのねんどろいどですら4000円します。
figmaも4000円ですら安いと言われ始めました。
『艦これ』関連の商品に関しては、
その艤装のボリュームもあり平気で6000円~7000円します。
スケールフィギュアのスタンダードサイズである1/8のものも、
およそ10000円~12000円が2017年現在の平均価格です。
じわじわと14年ごろから値段が上がってきたので、
気づいた時にはこんな価格が当たり前になってました。
これで昔と同じペースで"お迎え"し続けられるほど、僕は金を稼いでいませんでした……。
こうして僕はアルファマックスの1/8スケール『アンジェラ・バルザック』(楽園追放のメインヒロインです)のフィギュアを最後に、
もう一年は何も買っていません。
もはや開封すらしていないという……
最後に
結局のところいくらクオリティや付属品が豪華になっても、
値段が上がってしまうともうどうしようもなくなっちゃうんですね。
沼から抜け出すと今度は熱も冷めてきてしまいます。
それまで大切にしていたフィギュアの一部を、
生活の為に手放すことになったりします。
僕は会社を辞めて無職だった期間に(今はフリーターになり下がりました)、
真っ先に手放したのがプライズのフィギュアでした。
これもヤフーオークションやメルカリなんかのC to C取引ができるところで出品すれば良かったものを、
生活できなくなり始めて焦っていたので普通にハードオフ的な店にぶち込んじゃったりしてました。
買取に関しては今はそれぞれの趣味に特化したサービスとかもあるみたいですね。
色々比較するべきだった。
なんならフィギュア特化の買取やってるところを今更見つけて軽く後悔してます。
これ。
ホビー全般でも調べると色々やってるところあるんですね……。
とりあえずハードオフ的な店行ったろ!の精神はあかんね。
まあとにかくそんな感じで、今は僕の部屋は少し圧縮されています。
そしてフィギュアを買わなくなってから何故かCDやプラモ、漫画に円盤にと、
今まで執拗に集めていた諸々に対して急激に熱が冷め始めました。
フィギュアに対する諦めの感情が、結果的に物欲の減退を呼び込んだんだと思います。
すると今度はお金が貯まり始めました。
お金が貯まると欲しいものが目に付くようになります。
ふと何となしに昔見ていたフィギュアのレビューサイトをみたら、
『艦これ』の瑞鳳のクソ可愛いスケールフィギュアが発売されているのを知りました。
艤装の塗装や細かいディティールもばっちりで、これは恐らく瑞鳳のフィギュアの中では決定版になると確信した次第です。
こうなると、早く行動しないと正規ルートからは購入できず、
上がり続けるプレ値の状態の物を買うという地獄を見る事になります。
こうして今、僕は再びフィギュア沼に嵌りに赴くことになったのです。
無限ループ。
おまけ
うちの近所の中古屋にあった『とある化学の超電磁砲』の佐天さんと初春ちゃん。