ゾイドがマジで復活。その名もゾイドワイルド。現時点で解禁された情報をまとめつつ色々勝手に予想したい。
生きてて良かった。
ちょっと前からリーク画像が出回っていて、ゾイドが復活する事はほぼ確実という目線ではあったんですが、
本日正式にタカラトミーさんからプレスリリースと今後の展開に関する情報が解禁されました。
まだまだ今後情報は逐次出てくるとは思うんですが、
今の段階で今回の第三期に相当するゾイドがどう展開していきそうなのか、イメージですが勝手に予想してみようと思います。
画像引用元:
■完全新作のゾイド
今回の情報解禁で、リーク画像に載っていたライオン型の他に7種新型のゾイドが発表されました。
一気に計8種!!
しかもゾイダ―的にはかなり嬉しい要素なんですが、いずれの新型もギミック推しなんですよ。
・モチーフとギミックがかなり面白そう。
今回発表された新作ゾイド。
ライオン型とラプトル型という、平成シリーズから定番となったネコ科と二足歩行の肉食竜の関係は継続してるっぽいです。
その他に、
カブトムシ型、クワガタムシ型、ワニ型、カメ型、サソリ型、首長竜型が発表されました。
サイズは様々ですが、カブトムシ型やサソリ型は恐らく小型ゾイド、ワニやカメは中型、ライオン型は大型、首長竜型は超大型の区分になっていると思います。
パイロットフィギュアのサイズからの推測ですが。
そんでギミックがこれまた面白い。
今回のゾイドは従来のように動力を内蔵し、歩行するギミックはもちろん搭載されています。
そして今回のゾイドにはワイルドブラストという追加ギミックがあるみたいです。
特に個人的に注目してるのがワニ型ゾイドと首長竜型、そしてカメ型のギミック。
頭おかしい。良い意味で。
ワニ型ゾイドはワイルドブラストする事で、口から背中にかけてパカーンと開口します。
『ダークソウル』で似たような事をするボスが居ましたね……。
カメ型ゾイドはワイルドブラストする事で甲羅からキャノン砲を展開します。
やっぱカノントータス感は残したいわな!!
首長竜型ゾイドは、両サイドから外装?が首に展開され一体化し、首を上下に振り狂うという……。
これに関してはもはや何をしているのか、何がしたいのか一切分かりません。
が、異様にかっこいい。
特殊ギミックに意外すぎる要素をてんこ盛りさせています。
このワイルドブラストという要素がかなり魅力的です。
・サイズが従来のゾイドの標準的な1/72スケールでは無いのかも
真っ先にここに目が行ったんですが、今回発表された新作ゾイドはパイロットがコックピット内に収まっている従来の殆どのゾイドの方式と違って、
外装にまたがっている感じがデフォっぽいです。
外にパイロットがむき出しの状態。
早速某所でデフォルト懲罰席とか言われ始めてます。
イメージとしては、ディロフォースやセイバリオンなんかのSSゾイドに見られる、バイクに跨ったかのような姿勢の搭乗方法を採っています。
パイロットの大きさと発表されたゾイドのサイズからすると、ゾイドのスケーリングは従来の1/72展開では無さそうです。
いわゆる24ゾイド方式なのかもしれません。
24ゾイドは第一期のシリーズの一つで、スケールを1/72から1/24に変更して可動するパイロットフィギュアと従来通り動力を持ったゾイドのセットで販売されていました
(ゼブルとかパンツァーティーアとか名前を変えて再版されたりしてます)。
今回の新作ゾイドはこの24ゾイドを踏襲しているのかもしれません。
或いはスケーリングなんてものは撤廃されている可能性も。
なんとなくニュアンスでサイズ感だけ設定しているみたいなね。
・デザイン
今回発表された新型のゾイドはいずれも骨格部分に外装を装着する形式になっています。
設定的に発掘と復元という要素がモチーフとして存在していて、そこに由来しているみたいです。
その骨格はどことなくバイオゾイドを彷彿とさせます。意匠的には少なからず意識しているのかも。
装着方式としてはライガーゼロやバーサークフューラ―のCASにイメージが近い感じですね。
CASみたいに外装でバリエーション展開とかあったら面白そうです。
従来のゾイドの雰囲気から一歩進んだようなイメージもあります。
ヒロイックさを内包しつつも、どこか鎧の意匠のようなものも見られたり。
そしてキャップ要素もしっかりあります。
ゾイドっつったらキャップだからね。
また、主人公機であろうワイルドライガーのデザインがかなり面白いです。
シールドライガー、ライガーゼロ、ムラサメライガーというアニメ作品で主役を務めたライオン型ゾイドのデザインを統合したかのような雰囲気。
カラーリング自体は白と青がメイン。
へリック共和国Mk-Ⅱカラーと同じ構成ですね。
ただこのカラーリング構成はムラサメライガーにも見られますし、ネオブロックスのブレイブジャガーも同様のカラーリングです。
ゾイド的にはわりと慣れた色合い。
第二期以降の明るめなカラーリングパターンを踏襲した感じです。
骨格はバイオゾイドっぽい部分が 見られますが、個人的にはバイオゾイド要素もしっかり拾って新作に昇華させている部分に愛を感じました。
バイオゾイドだって動力が仕込まれていたらきっとまた評価が違ってたんじゃないかって未だに思いますし、今回はそれをやってますし。
なによりゾイドは骨(みたいなデザイン)から始まってますし。
骨要素への回帰って部分も含め、今回のデザインは結構好きです。
・世界観は恐らく大幅に変わる
舞台設定なんですが、まこれは地球だと思います。
惑星Ziでは無いと思います。
リーク画像の段階で装甲車踏みつぶしていたり、今回発表されたプロモーション映像でも地球っぽい街並みが一瞬確認できたり。
惑星Ziという別星系、別世界を推すのだとしたらもっとそういう部分を印象的に見せに来るはずですし。
逆に身近さを感じさせる要素を見せているって事はこれは地球って事なんじゃないかなって。
かつ、ゾイドを発掘して復元するという要素があるので、未来の地球なのではないかなと。
アニメ第四期『ゾイドジェネシス』で一度ゾイドの発掘という設定をやってます。
こちらの舞台は惑星Ziでした。
設定的な被りを考えてみても、今回は地球の未来が舞台なんじゃないかと予想してます。
コロコロらしい少年層へ向けた作風になるのもほぼ確定かなと思います。
主人公のキャラデザイン等も公開されました。
いかにもコロコロって感じで懐かしさすらあります。
ただ、実際にこの主人公がゾイドに跨ってリアルに戦闘するのかどうかはちょっとわからないですね。
如何せんコックピットが無いですし。
スマホの専用アプリと組み立てキットが連携・連動するっぽい?ので、
もしかしたら仮想空間を舞台に戦う、『ガンダムビルドファイターズ』方式を採っているのかもしれません。
帝国と共和国の戦争より、アニメ『ゾイド/ZERO』や『ゾイドフューザーズ』のようなゾイドバトル形式がメインになるのかも。
発表された新作ゾイドのギミック自体、なんかそういうバトル要素を意識してそうな感じが強いですしね。
ただ、キットの画像のパイロットフィギュアのデザインがいかにもな一般兵っぽいのは気になりますね。
これはもしかすると、第二期のように二軸、三軸で世界観を展開させていくのかもしれません。
■組み立てキット以外の展開
今回かなり力を入れてシリーズを復活させている事が伝わってきます。
まず、2018年夏に新作アニメが放映されるみたいです。
アニメゾイド的には第五期に当たる作品になりますね。
おそらくベースになる世界観はこのアニメ作品のモノになるんじゃないかと思います。
それが前項で予想した未来の地球という世界観だと勝手に思ってます。
また、コロコロコミック紙面で漫画の展開もあるっぽい?
第二期ゾイドの時のような形式でメディアミックスしていくのかもしれませんね。
他にも、Nintendo Switchで新作ゲームが企画されているそうで。
ゾイドバーサス遂に帰ってくるんか……?
ゼルダにマリオが来てもswitchの購入に踏ん切りがつかなかったのに、なんかもう今すぐswitchポチりそう。
また、専用のスマートフォンアプリとの連携も企画されているみたいです。
これさ、もしかしてスマホでゾイド遠隔操作みたいなことできちゃったりするんじゃねえの?
って勝手に期待してます。
2018年だし。
ゾイドの遠隔操作、ゾイドコントローラーやサイバードライブなどこれまで何度も試行されていましたが、もしかしたら遂にその完成系が現れたのかも。
って勝手に期待してます。
とにかく多方面で展開されていくみたいなので、ひたすら楽しみです。
■まとめ
スケールや世界観、デザインにギミックなど従来シリーズから大きく変更と進歩していそうな第三期のゾイドシリーズ。
違いは多々あれど、組み立てキットはその最大の魅力である動力とギミックという部分にしっかり注力していて、ゾイドが帰ってきたという印象は凄くあります。
現時点で発表されている部分では、ブラストライガーとギルラプターの二種は定価3000円を予定しているみたいです。
おそらく両者とも電動モーター駆動だと思われます。
ゾイドオリジナルの値段を思い出すと、これ相当気合入った価格設定な気がします。
よく3000円に抑えられたなって……。
まだまだ情報が少ない段階ですが、20年以上ゾイドを愛し続けてきたファンとしてしっかり応援していきたいです。
ではまた。