趣味と向き合う日々

映画やドラマなどの映像作品を中心に気ままに書いています。

ローガン・ラッキー(2017年・アメリカ) バレあり感想 スティーブン・ソダーバーグ監督の復帰作って事でね

 

観てきたわけですけど!

ティーブン!!

 

ローガン・ラッキー』(Logan Lucky)

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出典:映画.com

youtu.be

 

 

 

■あらすじ

掘削の仕事を首になったジミー・ローガン。

彼は弟のクライドと共に、ある計画を立てる。

それはレースイベントで集まった現金を強奪しようというものだった。

 

二人は金庫破りの天才であるジョー・バング、ジョーの弟のサムとフィッシュ、そしてローガン兄弟の妹であるメリーと共に計画を実行する事に。

 

 

■感想

 

 

面白かったですよ。

 

面白かったんですけど、なんというかこう、ね。

イイネ!って感じというか。

突き抜けきれていない感じというか。

 

 

ドタバタ系のコメディーっぽさに緻密な状況描写みたいな、オーシャンズシリーズを初めとしたソダーバーグ節みたいなのはしっかり内包されてました。

ただ、それらよりもコメディ色が強めかも。

 

随所に小ネタが仕込まれてましたね。

結構その一個一個が笑えます。

 

ですが、この小ネタもなんというか、本編にあまり絡んでないというか。

それこそコメディー映画的な唐突さもありますが。

ゲーム・オブ・スローンズに関してのネタとかあの辺り。

 

 

 

ジミーが立てた現金強奪の為の一通りの作戦を、実行しているシーンで実際に描写しながら見せていくという作りです。

 この辺りも結構面白かったです。

 

ありがちですが、アクシデントが起きて作戦決行日が早められたり、予期しないところで予期しない事が起きてしまう系の、

ある種のテンプレではあるんですが、

そういうスタンスの奴です。

 

それこそオーシャンズ11のパターンです。

 

また、作戦が実行され、現金を奪った後もしばらく映画が続きます。

 

ジミーは奪い去った現金を何故かコンビニの裏に逃走車両ごと置き去りにしており、

FBIがそういった謎を含め捜査するフェーズに移行します。

 

ここからはFBI視点で映画が進むわけですが、

何故そうしたかというと、

要はジミーが裏で密かに進めていた作戦があったっていうオチに向かうためですね。

 

つまり、映画で描いていたのは作戦の表面のみで、

真の目的というか、ジミーが本当にやりたかったことは巧妙に隠されていたっていう、

キマれば結構気持ちいい系のオチのやつでした!

 

キマればね……。

 

 

この、ジミーが裏で何やっていたのかの描写は、本当に映画の終盤で種明かし的に描写が入るんですが、わりと分かり辛くね?

 

 

いやもちろん俺の理解力が足りてないってのは分かってますよ!!

 

でも、ストレートに理解できる感じでは無かったような。

 

理解できないというか、なんというか、

突飛な驚きにダイレクトに繋がらない感じがしました。

 

何がどこのシーンにどう影響を与えていたのか、

その行動がどう影響したのかが、結構整理が付かないというか。

 

例えば、バング3兄弟が悪戦苦闘していた、チェーン付きの自動開閉柵の下に取り付けられていたカメラ?みたいなものに関しても良くわからなかったですし。

 

所謂2周系の複雑さみたいなのを個人的に感じました。

 

多分ですけど、

この真の作戦的なものを理解できたら、ものすごい爽快なオチのはずなんですよ、この映画は。

実質この映画は、オーシャンズシリーズを田舎で再現してみた!みたいなものですし。

 

このオチがしっくり来た時、この映画の本当の面白さがわかるような気がしました。

 

 

 

■まとめ

作風にしっかりと馴染んだキャラクターも、随所に仕込まれる小ネタも結構好きなんですよ。

マジでこの辺りは面白いんです。

 

ただ、映画全体として繋がりの薄さが目立つというか、オチでもネタバラシタイムにあまり爽快感が無いなって、個人的に感じちゃった次第です。

 

言ってしまえば、レースイベントに集まる金を狙うみたいなプロットそのものも、とって付けた感があるんですよ。

他の何かしらをモチーフにしてもっと面白いものが出来たんじゃないかっていう期待感があるからこそなんですけどね。

 

ソダーバーグらしさってのはホント随所に込められてます。

 

結構微妙っぽい内容の感想記事になってますけど、

コメディーとしてちゃんと面白い作りになってる映画です。

 

ではまた。