イコライザー(2014年/アメリカ) バレあり感想 悪人をたくさん殺すけど平和のためだからセーフ。
元CIAという肩書きが霞むほどの殺しっぷり。
『イコライザー』
(THE EQUALIZER)
以下、ネタバレを含む感想記事です。
■ストーリー
元CIAの凄腕が若者の未来を守る為に悪を絶つ。
■感想
80年代にアメリカで制作されたドラマ『The Equalizer(ザ・シークレットハンター)』の映画化作品。
ドラマは未視聴ですが、全く問題なく楽しむことが出来ました。
元CIAの凄腕であるロバート・マッコールさんが、ロシアの犯罪組織をたった一人で、ただ平和の為に壊滅に追い込むという映画です。一人自警団。
だいぶ尖らせたヒーロー映画みたいな印象です。
ストーリーが一行で説明できる映画なので、見所はやはりアクションシーンに集約されています。
『ジョン・ウィック』と似てるなぁと思いながら(公開年は両作品とも同じです)観ていましたが、世のため平和のために殺すという善性を感じる目的がある分、イコライザーの方が幾分真面目に人を殺している映画だと思いました。
その殺し方は、無駄なく淡々と処理していくスタイルと、苦しみを与えて殺すスタイルも使い分けています。そして悪人でも殺さない場合があり、この辺りに殺し屋であるジョンウィックとの違いがあります。
合理的思考で大量殺人する元CIAと考えると恐ろしいです。
アクションシーンでも淡々とした雰囲気が感じられますが、それもまた主人公マッコールさんが敵に回したら危険な人物である事を強調してくれます。
あと クロエ・モレッツの成長ぶりに驚きました。
本作では、歌手を夢見つつもロシアンマフィアの元で娼婦をさせられている女の子を演じていました。
こんなかわいい子が汚い大人の道具にされてたらねぇ。マッコールさんが悪人全員ぶっ殺すと決心するのも分かる話です。
■〆
個人評価:★★★☆☆
普段は温厚で気さくなおじさんが実は凄腕の元CIA職員で、街の平和を守る為巨悪を次々と倒す、この男の子が眼を輝かせる為の要素をスマートに注ぎ込んだ感が堪らないですね。
続編もありますが、映画の作り的に続きが観たくなるって感じはあまり無いので、気が向いた時に見てみます。
イコライザーは下記配信サービスで視聴する事ができます。
アマプラでは明日(2019/11/27)までプライムビデオでタダで観れるみたいです!
ではまた。