ウォーキング・デッド シーズン7 第10話 これは思っていたよりも展開が早いかも知れない
前回の記事で書いたように、第9話がs7後半の導入として素晴らしかったので、第10話はどうなるかとワクワクで視聴してきました。
クソコラみたいなリック
あらすじ
前回に引き続き、謎の集団に囲まれながらも自分達に協力してほしいと交渉するリック達。
リックの予想通り、ゲイブリルはその集団に囚われていた。
集団のリーダーはリックを試す為に逆アイアンメイデン状態になったウォーカーのいる穴へリックを落とす。
一方ダリルは王国を去って、キャロルと再会を果たす。
だいたいこんな内容でした。
感想
今回の話も中々面白かったです。
特に良かったのが、リックとウォーカーの一騎打ちですね。
この刺々しいウォーカーの居る穴へリックは落とされてこいつと戦う訳です。
周りに積まれたゴミが壁となって、よじ登るにもゴミが崩れ落ちるだけで上に逃げる事が出来ません。
この緊迫感が堪らなかったです。
ウォーカーそのものの恐怖とは違いますが、こういう形でもウォーカーとの戦いを描くのは良い試みではないかと。
このウォーカーが舞台装置であった事に変わりはありませんがね。
掌に穴を開けたり脚を負傷して絶体絶命のリックを救ったのはミショーンの助言でした。
「ゴミ山崩してそいつ下敷きにしたらいいんじゃない?」
「それだ!!」
こうして逆アイアンメイデンを見事仕留めて(留めにしっかり脳に何か刺して殺してました)、謎の集団のリーダーであるジェイディスに実力を認めさせたリック。
こうしてジェイディスとリックの間で交渉が再開されます。
ジェイディスはたくさん銃を持って来れば協力して救世主を潰してやると言います。
その為、リック達は銃を探しに行くことに。
ここまでが10話のリック達のストーリー。
テンポもアクションも良かったです。
次回以降すんなり銃探しの話になってくれるといいんですが。
ところで、今回のゲイブリルとリックの会話シーンで、二人の間にも信頼関係が着々と築かれている事が分かりますね。
これは良い事だと思います。
TWDのテーマの一つには人間の成長っていう部分もあると思いますし。
ただこのゲイブリル、登場当初から中々の屑だった事を考えると、リックの信頼を勝ち取っていく事に抵抗がある人も多いかも知れません。
そんな人に思い出してほしい事があります。
グレンが当初はギャグ担当の元ピザ屋に過ぎなかったという事を。
そんなグレンもシーズンを追う毎にリックの信頼を勝ち取り続け最後にはグループの腹心にまで上り詰めました。
グレンの成長が許されるならゲイブリルの成長だって暖かく見守ってもいいじゃないですか。
さて、一方のダリルの話ですが、
こちらはエゼキエルの右腕的な人(さっき観たばっかりなのにもう名前忘れました)とダリルが、救世主達に攻撃をしようと画策しています。
ところがこの右腕さんの作戦には、キャロルの犠牲が必須だったので激怒したダリルは作戦を蹴り、王国を去ります。
で、エゼキエル達がキャロルの家を訪れるのを追跡して、無事にキャロルと再会を果たすダリル。
結局この二人の関係が、親子的なそれなのか恋人的なそれなのかは未だにわかりません。
が、その曖昧な部分の感情なんでしょうね。
この二人共家族関連で心に傷を負ってますし。
ダリルの何とも言えない表情がとても良かった1シーンです。
と、こんな感じで第10話は主に2軸のストーリーで展開されました。
リック達は新たな仲間を得る為に次話以降奮闘するでしょうし、ダリルも救世主達に見つからないようにリック達に協力していく感じですかね。
兎に角今回もテンポよく話が進んでいて面白かったです。
なにより物語が進んでいくのはやっぱり嬉しいですよね。
アニメのドラゴンボールZなんかの引き延ばしなんかを考えると分かり切った事ではありますが
。
あと今回見てて思ったんですが、
シーズン7はニーガンが出てこないほど内容が面白いんじゃないかって……。
まあでも今のところ2話とも面白いので、この勢いのまま続いてほしいです。
こんなところでしょうか。
ではまた。