【ゾイド】1/35スケール カブター【キットレビュー】
ゾイドワイルドのキットレビューを、再開しようと思いました。
今回はZW03 カブター(2018年6月発売)のレビューです。
いや俺が一番驚いてるから。
大型キットならまだしも小型キットですら2ヶ月積んで放置してた自分に本当に驚いたから。
『カブター』(1/35スケール組み立てキット)
パッケージから。
相変わらずジオラマパッケージはいいもんですね。
今回のカブターは小型ゾイドなので、パッケージもかなりコンパクトになってます。
フレームアームズガールの青イノ子と。
分かり辛すぎる比較対象。
このFAGの大きさがだいたい1/12スケールくらいなので、ゾイドワイルドの小型の箱はかなり小さい、ということがどうか伝わってほしい。
なんで煙草の箱とかそういうわかりやすいので比較写真撮らなかったのか僕に言われてもそんなんもう知りません。
past is past.
中身は大型キットと変わらない構成になってます。
意地でもABSの3袋構成にしている節すらある。
小さい子供とかにはかなり良い構成ですね。
大きいのも小さいのも基本的な組み立ての開始フローが変わらないので、その分組み立ての分かりやすさもかなり違うと思いますし。
ちなみに復元の書と書いてある方には設定とかパーツリストのみが記載されており、右側にそれとなく添えてある冊子が説明書本体です。
遂に説明書にも謎分割の波が押し寄せたか。
ゼンマイユニットはあらかた外枠が組まれた状態で入っていました。
説明書にはこの外枠の外し方や組み直し方も記載されており、動作にトラブルが在った時も分解しやすく配慮していました。
そう言う細かい気配りが出来るからタカラトミーはモテるんだろうね。
リューズがかなり目立たないように工夫されています。
第二期ゾイドの新小型ゾイドに見られたような取り外し式リューズよりも、なんだかんだ本体に備え付けられている方が動かすとき面倒が少なくて良い気がします。
良い時代になりましたね。
昔小さい頃、ヘルキャットのゼンマイユニットのリューズが横っ腹から飛び出ているのがどうしても気に入らなくて、必死にペンチか何かでカットしようとしたことがあります。
今じゃあの不細工に突き出たリューズがチャームポイントにしか見えなくなったんだから大人になるって凄い事です。
ちゃちゃっと組み立てていきます。
この感じ焼き魚っぽくね。
小型ゾイドは大型に比べパーツ数も少ないので組み立て時間が非情に早く、3分ほどでフレームが完成。
ちなみにキャップはクリアでした。
暗黒軍カラーに塗った小型ゾイドにこのキャップは相当似合いそう。
ワイルドブラスト形態で隆起するギガントホーン♂がネタバレして飛び出ちゃってますね。
普段はネタバレを少しする映画ブログを書いているdesnoといいます。
よろしくお願い致します。
気がついた時には完成してました。
フレーム状態から完成まで1分もかからない驚異的なインスタント性能。
正にゾイド界の粉落とし的存在。
ワイルドブラスト形態は羽が広がって角が増えます。
君飛ぶ気あるの?というスカスカな羽はゾイドの伝統。
マグネッサー無き今、空飛ぶゾイドたちの明日はどっちだ。
基本的に連動ギミックとしては下の角が上下するというもののみです。
羽やギガントホーンの展開は手動となります。
せわしなく動くので角のモーションにあまり注目できませんね。
小型ゼンマイの性。
この感じが好きです。
上手く言葉に表せませんが、同シリーズの同スケールのサイズ違いが並んでる感じが好きです。
そんなわけでカブターの簡単なレビューでした。
歩行時の脚のギミックなんかに今までの小型ゾイドの伝統を感じつつ、ワイルドブラストのギミックとして角が歩行に連動して上下します。
また、手動のギミックも多いので中々良いキットだと思います。
あとクリアキャップが良い色ですね。
小型ゼンマイゾイドはコレクション性が高いと思いますし複数買うのも全然ありかも。
ではまた。