【ゾイド】1/35スケール ガブリゲーター【キットレビュー】
このカラーリングで敵側の勢力ってのがまた新鮮です。
そしてそれ以上に新鮮なワイルドブラスト形態。
『ガブリゲーター』(1/35スケール組み立てキット)
パッケージ。
水陸両用感を前面に押し出したかのような構図。
パイロットがどう見ても素の状態で跨ってるだけだけど酸素とかどうしてるの?
もはや見慣れた内容。
今回のキャップはクリアじゃありませんでした。
勢力でキャップのクリアの有無とか変えていたのかも。
Bパックのボリュームの少なさに注目。
今回の外装はわずかこの4パーツで構成されています。
もうこれだけでワニに見えますね。
そしてフレーム状態の凶悪さがシリーズでも随一。
首をホールドしているキャップがちっちゃな王冠みたいに見えて一瞬可愛く思えたり。
外装を取り付けるのに1分もかからないので一瞬で完成します。
この状態なら初見では敵か味方かわからないくらいになりますね。色合いも含め。
ちなみにガブリゲーター君は自分自身から霧を発生させることが出来るという謎スキルを持っています。
視界を奪って奇襲をしかけるような狡猾なハンターって感じでしょうか。
きっと目立たないように立ち回るんだろうな……。
ちなみに今回のパイロット君はここに居ます。
水陸両用ゾイドの背中にただ跨るだけとかいよいよ気でも触れてしまったのか。
酸素以外にも色々と問題ありますよ。水流とか……。
バリゲーター?知らない子ですね。
というかよく見たら跨りきれてすらいない。
膝ついて乗ってるだけ!!膝ついて乗ってるだけだこの人!!
ワイルドブラスト形態にするには、本体をビヨーンと縦に伸ばしてあげます。
こうするだけで、あとはモーターの電源を入れればワイルドブラストしてくれます。
大胆に首辺りの骨を脱臼しても元気に生きてる凄いゾイド。
首の骨を脱臼どころの騒ぎじゃ無かった。
マジで時代の先を行き過ぎだろ。
このギミックを考えた人がどんなプレゼンしたのか気になりますね。
実際に動くとこんな感じ。
アゴって一体なんなんだろうな……。
尻尾をふりふりして可愛さアピールも忘れない狡猾なやつ。
胴体の上半分くらいをカパカパさせながらゆっくり前進する様はさながら神話生物の領域。
そしてこれだけ上下に揺さぶられているのに微動だにしないただ跨って何かしらに掴まってるだけのパイロットの筋力が実は本当の注目ポイントだ。
そんな感じで、ガブリゲーターのレビューでした。
基本の組み立てやすさはそのままに、ワイルドブラストのギミックでかなり個性を発揮してくれます。
ガノンタスもだいぶおかしい事になるゾイドでしたが、こちらに関してはもはや生命を超越するどころのレベルじゃないバカギミックを搭載しているのでかなり面白いゾイドです。
ではまた。
大胆にアゴパカするのはいいけど先端以外に噛み砕けるようなもの付いてないしあまり意味ないんじゃ……。