趣味と向き合う日々

映画やアニメなどの映像作品、音楽、プラモデルといった趣味に関して気ままに書いています。

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン(2012年・日本制作) 初見バレあり感想

スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズの第四作目にして、シリーズ初のフルCGアニメーション映画となった作品です。

 

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』(Starship Troopers: Invasion)

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ずっと観てみたかったんですけど中々機会が無かったので今回ようやく観れました。

この映画の予告がかっこよすぎて凄い当時テンション上がった思い出があります。

 

これがその予告↓↓↓

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なんだこの、なんだこの本格的な感じは……。

 

 

シリーズの全体のイメージなんかも含めて感想書きます。

 

 

スターシップ・トゥルーパーズシリーズについて

シリーズ全体のストーリーや設定

人類が新たな生息地を求めて外宇宙に進出した時代の話です。

人類はユートピア社会と銘打って表面上では平等な社会を築き上げていました。

実際には、市民権の有無が従軍歴があるかどうかで判断される世界で、軍歴の無い人々は庶民として扱われます。

 

そんな中、外宇宙探索で訪れた星系に居た先住種族『アラクニド・バグズ』の生息域を人類が侵してしまった事からバグとの全面戦争が発生しました。

 

本シリーズの作品は全てこの世界観を共有しています。

 

 

第一作『スターシップ・トゥルーパーズ

ナチスの『意志の勝利』というプロパガンダ映画のパロディとwikipediaにあります。

が、実際にはパロディとしてのパートと実情を描いたパートに分かれています。

所謂SFバカ映画の一つで、ゴア描写やちゃちいCGなんかがてんこ盛り。

前述した世界観を一番解りやすく描いています。

 

そして、プロパガンダ映画のパロディだけあって、主人公のジョニー・リコもとんでもなく嘘くさい正義漢です。そこがまた面白い。

非常に良くできたB級SF映画です。

 

リコの成長をメインに持ってきているのでストーリーもシンプルで分かりやすいです。

リコの訓練生時代から始まり、戦地に赴き、勝利を手にするまでの過程を描き切っています。

 

第二作『スターシップ・トゥルーパーズ2

第一作がヒットしたので作られた第二作。

今作は前作とは一変し、バグの支配域の中で孤立した人類が生き残るために奮闘する姿を描いた作品になりました。

 

わかりやすい駄作です。

 

前作のキャラクターであるリコやカルメンは一切登場しません。

内容も、バグとの戦闘というよりも、ホラー映画のような雰囲気を持たせて、バグをその舞台装置に用いている感じでした。

後半はなんとなく面白かったような記憶もあるんですが、全体を通してみたらやっぱりそうでもないです。

 

この作品は見る必要が全くないです。

 

第三作『スターシップ・トゥルーパーズ3

バグとの戦いが始まってから10年以上が経過した世界の話。

こちらは第一作目の正当な続編と言って良いと思います。

リコ達出てきますし。

 

本作は第一作目のバカ映画館を踏襲しつつも、更にそれを捻じ曲げたような作品です。

内容はどうでもいいんです。

宗教的な、信仰云々に関するパートもありますがそんなものは無視しても良いんです。

本作の価値は、登場するある兵器の存在一つに絞っても良いくらいです。

 

それがこの、マローダーというパワードスーツ。

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この映画の価値は、クライマックスに登場するこの兵器に集約されてると言ってもいいです。

映画内では難しい事を言ったりしてますが、そんな事は気にも留めず低予算のアクション映画として楽しむというのが本作のベストな視聴方法だと個人的に思ってます。

 

スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョンについて

 

本作はフルCGアニメで、しかも制作スタッフの大半が日本人ですが、間違いなくシリーズの正当な続編です。

第二作目なんかよりもよっぽどしっかりとした続編です。

 

監督は荒牧伸志。攻殻機動隊なんかの世界観の延長にある話『アップルシード』の監督さんです。

アップルシード』も凄いCGでしたが、こちらはもっと凄いです。

日本のCGスタジオの底力を観れます。

 

 

CGアニメというと、例えば『バイオハザード リベレーションズ』のように、ゲームらしいCGで映画として創られたものや、

楽園追放』のように、アニメーションらしいタッチとCGらしいタッチを合わせて、その手法自体を映像表現として用いたものなんかがあります。

 

本作は、あくまでCGアニメを用いてスターシップ・トゥルーパーズの世界観を描くというコンセプトっぽいです。

 

とにかく、日本のCGの出来がヤバいです凄いです。

 

■感想

ストーリーは相変わらずの分かりやすさです。

ポップコーンが進む系戦争映画のテンプレを踏襲しています。

 

今作の主人公はヘンリー・ヴァローという兵士、ですよね?

恐らくこのヘンリー、通称ヒーローさんが主役だと思います。

というのも、本作では様々な兵士にスポットを当てている上に、後半に活躍するのはリコやカルメンといった旧作のメインキャラ達ですので、ヒーローの主人公ポジ感が少し薄かったです。

 

ストーリーはシンプル。

序盤は救出作戦、中盤は捜索作戦と各キャラの掘り下げ、そして終盤では最終決戦です。

典型的なウォームービーって感じです。

 

個人的に良かったのが、やっぱり終盤に登場するマローダー。

デザインが一新され、よりパワードスーツらしい形状になりました。

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絶対に日本製だ……絶対そうだ。

 

 

 

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 しかもこんなにたくさん!!

リコの機体以外全滅しますがね!!

 

 

この感じ、アーマードコアの映画化の日も近いのでは……?

フロムソフトウェアさん、どうか企画書を通してください。

 

 

この映画は考えてはいけません。

バグと人類の戦いをポップコーンでも頬張りながら楽しむ映画です。

 

個人的に気になった点が一つ。

カールは結局クイーンに操られていたのかどうかという点。

 

というのも、カールは序盤、唯一の生存者としてヒーローに発見されたときは狂気に満ちた言動で完全にイカれていたんですが、

終盤で突然まともになって皆の元に戻ってるんです。

ホント唐突に。

 

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こんな感じでぶっ飛んでたカール、どうやら間違いなくこの時点ではクイーンバグ(一作目から多数登場しているテレパシーなんかで人間を操れるタイプのバグです)に精神を支配されているのは間違いないんですが、

 

 

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こんな事を言いながらどや顔で登場(左の人がカールです)。

 

この研究というのは、バグをテレパスで操るというもの。

この研究の為にカールが実行した作戦のせいで、映画序盤の救出作戦が行われる事になります。

 

カールはいつクイーンの支配から脱したんでしょうかね?

この時点でクイーンはまだ生きていますし、船の操作も乗っ取ったままですし……。

 

まあそんな事は気にしても仕方がありません!!

楽しむべきは戦争です。

 

■まとめ

スターシップ・トゥルーパーズシリーズの続編として、或いは高品質のCGアニメーションとして非常に楽しめた一作です。

従来のシリーズに在ったバカバカしさをかなり削いで、代わりにテンプレートかつ丁寧な描写で描かれた新生スターシップ・トゥルーパーズって感じで僕は凄く好きです。

 

暇つぶしには最適ですよ。

かなりオススメです。

何度も書いている通り、頭を使わないで楽しむ事ができる映画です。

 

こんなところですか。

ではまた。

セッション(2014年・アメリカ) 初見バレあり感想 凄い映画を観た気がする……

 

僕は長い事バンドやら音楽やらと一緒に生きてきました。

実家はピアノ教室で僕も母からピアノを教わっていました。

高校生になってギターに手を出したものの挫折してまいましたが、その後はボーカルとしてバンドに参加してました。

 

大学生になってベースを始め、そちらで本格的にバンド活動をしてました。

今じゃそのバンドは活動休止中なんですけどね。

大学を卒業した今でもベースはずっと弾いてます。

 

さてそんな中、この映画を観ました。

なにせ音楽と長年生きてきたので、この邦題には惹かれるものがあった次第です。

 

 

『セッション』(原題: Whiplash)

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この予告の最後に「ラスト9分19秒~」みたいなの出てきてますが、

実際はもっと前の段階からイカれてますし、全編にわたってかなり日本人には楽しめる内容になってます。色々な意味で。

 

もちろん音楽に興味が無い人でも楽しめます。

その理由は後述します。

 

 

 

 

概要

■タイトルに関して

まず初めに、原題の"ウィップラッシュ"とは、ハンク・レヴィが1970年代に発表し人気を博したジャズミュージックの有名な曲のタイトルです。

 

この楽曲は、劇中でも練習曲/発表曲として用いられています。

また、ウィップラッシュとはそのまま「鞭打ち」も表しています。

というのも、鞭打ちはドラマーの持病と言ってもいいもので、今作の主人公はドラマーなんですね。

この原題は内容を表した良いタイトルに思います。

邦題のセッションも、実はこの映画の終盤にかかってくる、かなり捻りの効いた両タイトルだったりします。

 

ちなみにこれがウィップラッシュって曲です。

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カッティングギターがめちゃめちゃかっこいい。

そう、この曲は所謂ロックジャズに近い曲なんです。

ファンクジャズとも言うのかな、よくそのあたりは分かりませんが。

 

 

■映画の内容に関して

この映画、一言で表すなら「スポ根リベンジ映画」って感じです。

日本人なら楽しめるっていうのはつまりそういう事ですね。

学生時代にキツイ部活動に参加していた人や、アルバイト先なんかでキツイ仕事をやっていた人にとっては特に、この映画で描かれる教師と主人公の関係性には理解を示しやすいと思います。

 

そして、音楽に全く詳しくなくても問題はありません。

実際僕も今作がテーマに用いているジャズに関してはあまり知識はありませんが、そこは全く問題になりません。

話の主軸はあくまで主人公とその教師の関係性にあります。

 

 

あらすじ

主人公アンドリュー・ニーマンはアメリカ最高峰の名門音大に通う19歳。

ある日、この音大で最高の教師である指揮者のテレンス・フレッチャーに声をかけられ彼の擁する学内のスタジオバンドに参加する事に。

 

そこでアンドリューを待ち受けていたのは、それまでのどこかぬるく、気の抜けた音大生生活とは全く違う、地獄のような練習の日々だった。

 

と、まぁこんな感じのお話です。

地獄のような練習の日々なんて書きましたが、実際地獄なのは練習よりもレギュラー争いの方で、映画内でもレギュラー争いはかなり濃密に描かれていました。

 

 

感想と考察

■結局どんな内容の映画だったのか

この映画の主軸は主人公のアンドリューと教師のフレッチャーの二人の関係性に終始しています。

ドラマーとして成功したいと願うアンドリューに、教え子達を音楽の世界で成功させたいと願うフレッチャー先生。

 

こう書くと、この映画の二人の関係性はとても温かく、信頼し合っているように思えます。

 

そんな映画ではありません。

 

物語が進むにつれ、アンドリューの中ではフレッチャーに対する憎悪の感情が高まっていきますし、一方のフレッチャーも度を越えた教育方法をお構いなしに炸裂させ続けます。

 

そして、映画の最終盤、それがお互い爆発する事になる訳です。

 

この映画は、結局のところ二人の男ががお互いに大人げなく相手に復讐し合う話です。

 

 

■色んな意味でリアル

この映画は、中盤までは主人公アンドリューの学生生活がメインになっています。

恋人を作ったり、憧れのフレッチャーのバンドに入れたり途中まで順風満帆です。

 

ところが、練習に参加してフレッチャーにボロクソ言われて自身のドラムプレイを更に高めようと自主練に精を出すアンドリュー。

その過程で折角作った恋人に別れを告げます。

分かれの言葉も「俺は偉大なドラマーになりたいんだけど、君が居ると将来邪魔になるから別れてくれ」といった内容。

 

ストイック過ぎます。

 

そしてストイックに練習を続け、なんやかんやあって主奏者にもなるアンドリュー。

 

コンテストに向けて更に精を出しますが、

コンテスト当日に交通機関の遅延やトラブルにより中々会場に辿り着かないアンドリューは焦ります。

レンタカーを用いてギリギリ会場に着いたアンドリューですが、フレッチャーは既に代役を立てていました。

 

その事が気に食わないアンドリューはフレッチャーに喧嘩を売ります。

フレッチャーからは「一度でもミスしたらお前はずっと譜面めくりだ」と告げられます。

急きょ借りたレンタカーの中に忘れてきたドラムスティックを取りに行き、会場に戻る途中に事故に遭い大けがをします。

それでも尚会場に向かい、血だらけでステージに立つアンドリュー。

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ケガの影響でまともに叩くことが出来ずに演奏は結局中断。

フレッチャーから「もう終わりだ」と告げられ、アンドリューは逆上してフレッチャーに掴み掛ります。

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この出来事がきっかけで、アンドリューとフレッチャーは双方大学を去る事になります。

 

どうですかこの報われなさ!

 

リアルなんですよね。

別に恋人を捨てたらビッグになれる訳でも無いのに、ストイックさを追い求めている余り周りが見えなくなってしまっているという状態がとてもリアルです。

 

だからこそ救いがあったら気持ちが良いんですが、この映画では残念ながらアンドリュー君の努力は報われません。

 

その後、ふとした所でアンドリューとフレッチャーは再会します。

が、この時点でフレッチャーがアンドリューに上記の件で復讐を企てているとは思いもしていません。

すっかり過去の事、過去の関係のような雰囲気で打ち解けたように話すアンドリュー君がまたリアル……。

 

そしてフレッチャーにそこでフェスに参加するバンドのドラムを頼まれます。

プロへの道が開いたような気がしているアンドリュー君。

思わず自分から振った元カノに連絡とかしちゃいます。

 

この辺りもまたリアル。

元カノには既に彼氏がいる上に、彼氏を口実に誘いを断られるのもリアル。

そしてアンドリュー君はこの先も報われません。

 

何だこの映画後半からおかしくなってきたぞ、そう思いつつ観ていました。

 

そして噂のラストへ……。

 

 

■ラストの展開について

 

映画の最終盤、フレッチャーに騙され、本来ステージで演奏するはずの楽曲の譜面を受け取っていなかったアンドリューは、碌な演奏が出来ませんでした。

アンドリューは一度そこで心を完全に折られ、ステージから逃げ去ろうとします。

 

ところが、ステージ外で出迎えてくれた父に抱きしめられ「帰ろう」と言われるとアンドリューの中で何かが変わります。

意を決した訳でも無く、本当に淡々とした様子でステージに戻ったアンドリューは、意外そうな視線でそれを見つめるフレッチャーを他所に突然ドラムプレイを始めます。

 

アンドリューの合図でベースも演奏に参加し仕方なくそのままステージを続ける事に。

フレッチャーはそのアンドリューの報復とも取れる行為に怒りを露にしつつも、スターとした演奏は止める訳にもいかず、指揮を続行します。

 

そして曲が終わる、かと思いきやアンドリューの演奏は止まりません。

いよいよブチ切れそうになるフレッチャーに対して「合図する」とだけ言い放ち、そのままドラムソロを続けるアンドリュー。

 

 

ここが本当に良いシーンだと思いました。

なにせこの時点でアンドリューとフレッチャーの双方とも、演奏が楽しくてステージに立っている訳じゃないですからね。

 

まず、フレッチャーは自身を辞職に追い込んだ(と思っている)アンドリューに復讐を果たしたかっただけで彼を呼びメンバーに加えています。

この少し前にフレッチャーの発言で、このステージで失敗したら音楽家としての道は途絶えるも同然、という旨の話がバンドメンバーの皆に伝えられているからです。

だから、本来の演奏予定曲をアンドリューに伝えなかったんです。

つまり、私怨の為だけに、アンドリューを潰す為だけにこのステージに立ってます。

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この密告というのは、

アンドリューが大学を退学になった後にフレッチャーも大学を辞めさせられているんですが、それの原因がアンドリューにあると思っている訳です。

 

 

一方のアンドリューも、フレッチャーにハメられた事を知って一度はステージから去ろうとしますが、彼は帰ってきます。

それはフレッチャーに報復を行うために他なりません。

フレッチャーのステージを邪魔しぶち壊す為にアンドリューは帰ってきます。

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自身のステージを汚され激昂するフレッチャーに対してのアンドリューのこの表情。

ざまぁ全開です!

 

こうしてお互いに相手を潰す為にステージに立っている訳です!

 

ジャズはもはやその為の道具に過ぎません。

 

■セッションとは

 

しかし、アンドリュー君はステージで演奏しているうちに、まるでゾーンにハマったかのように次第に自身のドラムプレイに没頭していきます。

フレッチャーの邪魔をする為に吹っ切れてステージに戻ったものの、そう言った感情が次第に消えていっているようにも見えます。

 

そしてそのドラムプレイにいつの間にか合わせるように指揮を行うフレッチャー。

お互いに目を合わせ、呼吸を揃え、演奏は遂にクライマックスを迎えます。

 

セッションっていう邦題は本当に上手く付けたもんだなって思いました。

セッションというのは、「音楽で会話をする事」と例えられる事があります。

ある程度の枠組み、コード進行などは決めておいて、後は各々が自由に演奏をするのがセッションです。

 

ラストシーンのフレッチャーとアンドリューはつまり、あの演奏の中で会話をしていると思いました。

 

それがかみ合っていき、最終的に最高の演奏に辿り着いて、映画は終わりエンドロールが流れます。

 

この瞬間のカタルシスたるや!!

 

既に本作観た人なら分かるはずです!!

なんだよあの気持ちよさ!!

 

結局のところ、この映画の序盤から中盤にかけてのあの窮屈さ、碌な成功体験も無く努力も報われないアンドリュー君の鬱憤が最高潮に達した後に爆発するあの感覚。

 

もう一度見直したくなる映画でした。

 

■感想

 

序盤、中盤、終盤とそれぞれストーリー上のテーマは違いますが、全体を通して観てみると非常に良くできていると思います。

 

特に印象に残るのはやっぱりフレッチャー先生。

 

フレッチャーみたいなブチ切れ教師いたなぁって思って観ていて、でも本当は良い奴なんだろうなぁと予想していたら↓のシーンで、

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やっぱり本当は良い奴だったパターンじゃん!

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と思ってたらこれですからね!!

本当に私怨で復讐したいだけの屑!!

 

こういう大人げないリアルさのある映画好きです。

 

良くも悪くもお気に入りなのが、序盤のシーンで、

フレッチャーが管楽器隊のメッツ君を「音程がずれている」として練習室から追い出すシーン。

フレッチャーに「お前だな」と追い詰められ、自覚は無いものの仕方なく「はい」と答えて追い出されてしまいます。

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この感じがまた何とも言えない。

僕もたまにありますもん、自覚は無いけどめちゃくちゃ責められて仕方なく認めちゃうこと。

 

そしてこの後のフレッチャー先生の発言がこちら↓

 

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もう無茶苦茶だよフレッチャー先生!!

 

 

 

 

 

 

とにかく、大人向けのスポ根って感じです。

オススメですよ。

何かわからないですが、所々に差し込まれるリアリティが堪らないんです。

 

 

フレッチャーの意図

フレッチャーがプロとして活躍できる人材の育成を行おうとしていたのは間違いないと思います。

劇中の会話で度々出てくるチャーリー・パーカーの逸話から、折れない人間、諦めない人間が成功者になると考えていて、そういった強い気持ちを持つ人材を探している訳です。

 

だからこそ学生に強く当たり続けます。

ですが、この方法にはゴールがありません。

例え、そう言った諦めない心の持ち主が現れても、その人物を追い込み続ける事になります。

 

その結果、かつての教え子がうつ病で自殺した事を知って、フレッチャーは涙を流したのではないかと思いました。

 

一方、ジャズバーでのアンドリューとの会話で、アンドリューに「一線を越えた」と言われ、

それに対してフレッチャーは後悔している様子は見せていません。

実際には、フレッチャーはもうこの方法以外に何もできなくなってしまっているだけなんだと個人的には思います。

 

そして、主人公のアンドリューは心の折れない、折れても諦めず帰ってくる人間です。

ラストシーンでフレッチャーが笑顔を見せているのは、きっとそう言ったフレッチャーの心情や方針も関わっているのかと思いました。

 

 

 

まとめ

 

子供の頃、尊敬の目で見ていた教師という存在は、実際には完璧じゃないし教師もまた人間であるという事を教えてくれる映画です。

そして、一生懸命取り組んだからって報われる訳じゃねえぞって事もビンビン伝わってきます。

 

あとは、音楽は会話にも復讐の武器にも用いる事の出来る凄い発明なんだって点くらいでしょうか。

 

 

 

こんなところでしょうか。

ではまた。

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ウォーキング・デッド シーズン7 第10話 これは思っていたよりも展開が早いかも知れない

前回の記事で書いたように、第9話がs7後半の導入として素晴らしかったので、第10話はどうなるかとワクワクで視聴してきました。

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クソコラみたいなリック

 

 

 

 

あらすじ

前回に引き続き、謎の集団に囲まれながらも自分達に協力してほしいと交渉するリック達。

リックの予想通り、ゲイブリルはその集団に囚われていた。

集団のリーダーはリックを試す為に逆アイアンメイデン状態になったウォーカーのいる穴へリックを落とす。

リックは素手でそのウォーカーと素手で戦い、勝利する。

一方ダリルは王国を去って、キャロルと再会を果たす。

 

だいたいこんな内容でした。

 

 

感想

今回の話も中々面白かったです。

特に良かったのが、リックとウォーカーの一騎打ちですね。

 

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この刺々しいウォーカーの居る穴へリックは落とされてこいつと戦う訳です。

周りに積まれたゴミが壁となって、よじ登るにもゴミが崩れ落ちるだけで上に逃げる事が出来ません。

この緊迫感が堪らなかったです。

ウォーカーそのものの恐怖とは違いますが、こういう形でもウォーカーとの戦いを描くのは良い試みではないかと。

このウォーカーが舞台装置であった事に変わりはありませんがね。

 

掌に穴を開けたり脚を負傷して絶体絶命のリックを救ったのはミショーンの助言でした。

 

「ゴミ山崩してそいつ下敷きにしたらいいんじゃない?」

 

 

「それだ!!」

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こうして逆アイアンメイデンを見事仕留めて(留めにしっかり脳に何か刺して殺してました)、謎の集団のリーダーであるジェイディスに実力を認めさせたリック。

 

こうしてジェイディスとリックの間で交渉が再開されます。

ジェイディスはたくさん銃を持って来れば協力して救世主を潰してやると言います。

その為、リック達は銃を探しに行くことに。

 

ここまでが10話のリック達のストーリー。

テンポもアクションも良かったです。

次回以降すんなり銃探しの話になってくれるといいんですが。

 

 

ところで、今回のゲイブリルとリックの会話シーンで、二人の間にも信頼関係が着々と築かれている事が分かりますね。

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これは良い事だと思います。

TWDのテーマの一つには人間の成長っていう部分もあると思いますし。

 

ただこのゲイブリル、登場当初から中々の屑だった事を考えると、リックの信頼を勝ち取っていく事に抵抗がある人も多いかも知れません。

 

そんな人に思い出してほしい事があります。

 

グレンが当初はギャグ担当の元ピザ屋に過ぎなかったという事を。

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そんなグレンもシーズンを追う毎にリックの信頼を勝ち取り続け最後にはグループの腹心にまで上り詰めました。

グレンの成長が許されるならゲイブリルの成長だって暖かく見守ってもいいじゃないですか。

 

さて、一方のダリルの話ですが、

こちらはエゼキエルの右腕的な人(さっき観たばっかりなのにもう名前忘れました)とダリルが、救世主達に攻撃をしようと画策しています。

 

ところがこの右腕さんの作戦には、キャロルの犠牲が必須だったので激怒したダリルは作戦を蹴り、王国を去ります。

 

で、エゼキエル達がキャロルの家を訪れるのを追跡して、無事にキャロルと再会を果たすダリル。

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結局この二人の関係が、親子的なそれなのか恋人的なそれなのかは未だにわかりません。

が、その曖昧な部分の感情なんでしょうね。

この二人共家族関連で心に傷を負ってますし。

 

ダリルの何とも言えない表情がとても良かった1シーンです。

 

 

と、こんな感じで第10話は主に2軸のストーリーで展開されました。

リック達は新たな仲間を得る為に次話以降奮闘するでしょうし、ダリルも救世主達に見つからないようにリック達に協力していく感じですかね。

兎に角今回もテンポよく話が進んでいて面白かったです。

 

なにより物語が進んでいくのはやっぱり嬉しいですよね。

アニメのドラゴンボールZなんかの引き延ばしなんかを考えると分かり切った事ではありますが

 

あと今回見てて思ったんですが、

シーズン7はニーガンが出てこないほど内容が面白いんじゃないかって……。

 

まあでも今のところ2話とも面白いので、この勢いのまま続いてほしいです。

 

こんなところでしょうか。

ではまた。

 

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ターミナル(2004年・アメリカ) バレあり感想

色んなキャラクターを演じているトム・ハンクスですが、

今回は架空の国家からアメリカにやってきた一人の無垢な中年男性を演じてます。

 

『ターミナル』(原題:The Terminal)

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予告編って名前で検索すると↓の動画が出てくるんですけど、

日本版の予告ってもっとなんか感動路線前面に押し出したような奴だった記憶があるんですよね。

ナレーションに合わせてトム・ハンクスが涙をぶっ流してるシーンを出してたような。

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この動画は劇中の1シーンをノーカットでそのまま使ってますね。

これ観てくれれば、そのまま今作の概要説明がわかります。

 

 

概要

上の動画見たらだいたいわかりますよって。

 

後は、この映画は実際に起きた珍事件がモデルになっているって点くらいですかね。

モデルになったイラン人の男性は、18年間空港から出られなかったそうです。

 

今作の主人公は作品全体を通して明るくて社交的な男性なんですが、モデルになったイラン人男性ははそれとは正反対の性格だったようです。

そうは言われてますが、

異国の空港で言語も違えば普通はコミュニケーションなんてまともに取れないでしょう。

 

最も18年間も閉じ込められてたなら最後は普通にその国の言葉程度話せそうなもんですがね。

 

今作『ターミナル』でも言語の問題は取り扱われています。

主人公は中盤から英語の勉強を始めるので、

最後の方は女性を口説ける程度には普通にコミュニケーションとれるようになってます。

 

 

 

あらすじ

父親との約束を果たす為にアメリカのJFK空港に到着したビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)。

タイミング悪く、同じころにビクターの祖国クラコウジアで内戦が起きてクラコウジアは無政府状態に。

その為、祖国が無くなった状態のビクターはアメリカに入国が出来なくなる。

彼は、JFK空港の警備最高責任者に就任したばかりのディクソンに「空港内の国際線乗り継ぎロビーでただ待て」と言われ、真面目なビクターはその通りひたすら空港で待つことを始める。

 

と、簡潔に書くと序盤というか導入はこんな感じです。

この後、待てって言ったディクソン本人はビクターの存在が自身の昇進に影響が出ると踏んで彼を今度は追い出そうとしたりしてます。

それに、ただ待つってだけでも無くて、色々あって無一文に近い状態のビクターが空港内で生きていくために様々な方法で生活費を稼ぐ過程や、添乗員とのロマンスなんかも織り交ぜられています。

 

 

感想

トム・ハンクスの主演映画らしさがちらほら見え隠れする良作です。

映画は全体的にコメディ調ですし、ストーリーそのものの軸も非常にシンプル。

空港という大きいようで狭いコミュニティの中で、ビクターと人々との様々な交流を描いている部分が映画の大半を占めています。

 

登場するキャラクターも、それぞれに明確な個性が与えられています。

そう言った人々との交流が笑いを生み出すタイプの映画でした。

 

強いて言うなら言語の問題に関して。

空港に訪れた当初のビクターはあまりにも英語を知らなさ過ぎて笑えないです。

そこまで極端に描く事は無いでしょう。

 

向こうからしたら英語以外の言語を話す人のイメージなんてそんなもんなんでしょうけど。

 

 

批判について

 

 

さてこの映画、批評が真っ二つに割れている映画としても有名です。

 

後半部分がやっぱり争点になってますね。

ビクターは映画の後半というかほぼ終盤で、空港で知り合った人達の助けもあって空港から公的に出る事が出来ます。

 

その後、ビクターは目的地であるマンハッタン市内のジャズバーに訪れ、そこで父親との約束を果たし、最後はタクシーの運転手に向かって「家に帰るんだ」と呟いてこの映画は終わりです。

 

さて、これだけを書くと中々に良い終わり方じゃないかって思いますが、

批判の的になったのがサブキャラ達の扱いでした。

彼らのその先を明示せずに映画が終わる事に対して多くの批判が書かれることになります。

例えばディクソンはその後どうなったんだーとか、ビクターを素通りさせた警備員たちはどうなったんだーとか、そんなところが多いです。

 

 

 

 

 

 

 

これそういう映画じゃないから!!

 

 

明示されてないけど暗示はされてます。

それでいいじゃないですか。

後味を楽しむタイプの映画ですよこれはどう考えても。

 

皆さんはあれですか、食後直ぐにガム噛んだりとか歯を磨いたりとかタバコ吸ったりとかしないと気が済まないタイプですか。

僕はそのタイプです。

でも後味は好き!!

 

 

思う所があったので一応項目作って書きましたが、

結局のところ見る人それぞれがそれぞれの感想を持てる映画ってのは良い映画ですからね。

批判は起きて当然なんですね。

 

たまに変な批評とかあるのがどうしても解せなかっただけです。

僕個人の問題です。

例えば、同じくトム・ハンクス主演の映画『キャスト・アウェイ』の批評なんかで、

映画の大半トム・ハンクスしか写らないって批判書かれてたりします。

そこが面白い映画なのにって思ってしまう訳ですね。

 

 

 まとめ

 

トム・ハンクスの出る映画はやっぱり面白い。

 

 

こんなところですか。

ではまた。

 

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ウォーキング・デッド シーズン7の後半一発目の第9話が中々良い出来だった

海外ドラマのお話です。

なんとなくネタバレしていますので注意。

 

あと、第9話の感想を書くにあたってシーズン7前半の感想から書いているので、読み飛ばせるように目次作っておきます。

 

 

 

ウォーキング・デッド シーズン7』

(原題:The Walking Dead)

 

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とりあえず印象的なOP映像集を貼っておきます。

僕はこのOP観て視聴を決定しました。

OPはテーマソングはそのままに、映像はマイナーチェンジを繰り返しています。

そのシーズン毎の印象的なアイテムや映像なんかを織り交ぜている感じですね。

 

youtu.be

 

 

 

 

 ■概要 

ウォーキング・デッドは2010年から放送されている人気海外ドラマの一つです。

原作は同名のグラフィックノベル

略称はTWDが一般的です。

 

このドラマ、あの『ブレイキング・バッド』のスタッフが制作しているだけあり非常に出来が良いです。

現在は本シリーズ及びスピンオフの『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』も存在します。

また、制作元のFOXでは 2つのドラマシリーズの他、キャストやスタッフのインタビューなんかをまとめた番組が制作されていたり、TWDのファンを集めてTWDに関する話だけを30分放送する番組なんかも作られていて、その人気の凄まじさが伺えます。

 

アメリカではそもそもゾンビ物自体が大人気なんですよね。

それこそカルト的なレベルのファンがたくさんいます。

 

 

■内容

死人がウォーカー(ゾンビ)として蘇り、ウォーカーによって世界が終末を迎え、その中で生きていく人々の姿を描いた言わばディストピア物のゾンビドラマです。

 

実際シーズン2くらいまではこのウォーカーと戦いながら人々の絆や勇気なんかが前面に押し出されていたんですが、

これがシーズン3くらいから人間VS人間の様式に次第にシフトしていきます。

 

まぁそれ自体はよくある展開ではあるんですけどね。

ただ、この『ウォーキング・デッド』に関しては、この傾向が非常に強い印象を受けます。

つまり、ゾンビの脅威から身を守りながら必死に生きていく人々の姿を描く事が、シーズンを重ねる毎に少なくなります。

 

要はウォーカーがただの舞台装置と化していきます。

 

そして、このシーズン7ではその傾向が最高潮に達していました。

 

 

 

■シーズン7前半の感想

このシーズン7はクールが分割されていました。

僕はhuluで追っているので正確な放送日は微妙に覚えていないのですが、前半8話が2016年の10月から12月に恐らく放送されました。

そして後半の一発目となる9話が今日huluで配信されていたので早速見てきました。

 

まず先に書いておきたいのが、

個人的にシーズン7の前半はTWDの全シーズンの中で最高に退屈だったという事です。

 

これはもうホントに、いよいよやってしまったなって感じで。

原作シリーズ最凶の敵と言われたニーガンが登場するという事で、しかもシーズン6のラストシーンからのクリフハンガーでもう期待感はバリバリだった訳ですよ。

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この左のおっさんがTWD史上最強の敵と言われているニーガンです。

シーズン6の最終話にて遂に登場しました。

 

 

このクリフハンガーの内容が、主人公リック達がニーガンを初めとする救世主を名乗る集団のメンバーを攻撃した為に、

それの報復としてリックの仲間を見せしめにニーガン自ら手にかけ殺すというもので、

誰が殺されたのか視聴者には分からなくなっていたんです。

 

 

で、そこから待ちに待ったシーズン7第1話。

ここで誰が殺されてしまったのか明かされました。

 

確かに衝撃を受ける人選(この時点で僕はまだ原作の内容を知らなかったので、ずっと生き残っていたメインキャラの一人が殺されるとは思っていませんでした)でしたし、

それが明かされるまでの過程も時系列シャッフルを上手く回想に絡めていてストーリー展開も上手く作られていました。

 

で、前半で盛り上がったのはこの第1話が最後でした。

あとはジュディスがリックでは無くシェーンの子供かも知れないねっていう、さり気ない衝撃告白もありましたけど。

 

 

これ以降7話に渡って描かれたのは、

・ニーガン達救世主の恐ろしさの強調(これがマジでくどい)

・リック達の住むアレクサンドリア以外の生存者達の街の人々

・その人々が救世主に支配されている様

・話数を進める毎に、覇気が無くなり卑屈でダメな人間に変貌していく主人公のリック

・怯えるダリル

・学ばないカール

 

 

特にリックに関して、

絶対的なリーダーシップを誇り、時に強引に人々を突き動かしていた主人公の成れの果てがこれってのは正直どうなんだろうと思って観てました。

 

ガバナーとやり合っていた頃の殺意と慈愛に満ちたリックはどこへ行ってしまったのかと。

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そしてその上、話の進みが遅い!!

シーズン4以降で多々見られるようになった群像劇的な手法が今シーズンでは明らかにマイナスに働いていました。

 

一向に話が進みません。

7話に渡って繰り広げられた内容が、

「救世主に対抗しよう」→「やっぱりやめよう」→「やっぱり対抗しよう」→「やっぱりダメだ従おう」

超要約するとこれの繰り返しです。

 

各地の生存者達の街が、アレクサンドリア同様に救世主に支配されている様を描く為とは言えど、流石にここに時間かけすぎな印象でした。

 

 

その為、8話を見る頃にはもう片手間にギターとか弾いたりしながら観る程度までいきました。

それでも内容が分かるのは裏を返せば内容が無かったという事でもあると思います。

とにかく全体的に暗いTWDの中でも最も陰鬱で、話も進まないので本当につまらないと思い、シーズン9後半への期待値もだだ下がっていました。

 

なにより、シーズン7はこれまでに比べて致命的なレベルでウォーカーの脅威度が低いです。

本当に舞台装置以外の何物でも無くなりました。

 

 

そんな個人評価で視聴したシーズン7第9話は思いの外、というかかなり面白かったです。

 

 

 

■シーズン7 第9話の感想

まず、内容構成が素晴らしかったです。

伏線を張りつつ、ストーリーをしっかり進め、その上で各キャラクターの心情を掘り下げていました。

 

何より、ウォーカーの群れと対峙した時の緊迫感が、過去のシーズンを思い出させるような演出に戻っていたのが個人的にかなり良かったです。

 

内容としては、救世主に立ち向かう為にアレクサンドリアとヒルトップ、そして王国の3つの街で同盟を組もうとする話でした。

ダリルも元気を取り戻していましたし、リックはかつての殺意に満ち満ちていた頃に戻りつつあるようです。

 

話の展開としても非常に内容が濃かったです。

 

序盤で神父さんのアレクサンドリアからの逃亡?脱出?を描き伏線を張り、

ヒルトップや王国を訪れ、一緒に戦う仲間を集めるリック達を描き、

道中でウォーカーの群れをいなす為に決死の作戦を実行し、

最後には神父さんの残したヒントを頼りに向かった先で武装した人々にリック達一同が囲まれて終わりです。

 

そのラストシーンでリックが不敵な笑みを浮かべているのが次話以降へ向けたクリフハンガーですかね。

まぁ、戦える仲間が増えるフラグだとは思いますが。

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とにかく内容が濃く、ストーリーもようやく動き出したシーズン7第9話。

これからの展開が楽しみです。

 

 

■その他

 

 

 

ていうかスピンオフでウォーカーの謎に関しての部分を描いていくってどうなんだよ!!

本編でやれよ!!!

 

 

 

こんなところでしょうか。

ではまた。

 

 

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車と車の間にワイヤーを通して全力で駆けていくとウォーカーは死ぬ。

World of Tanks(PS4) チェコ戦車が実装されたのでとりあえずティア4まで乗ってみた感じ

昨日遂にPS4版にもチェコスロバキアの戦車のツリーが実装されたので早速乗ってきました。

完全に一本道のツリーです。

チェコ戦車だけ集中して乗り続ければ一気に開発していく事も可能ですね。

 

まだティア4までしか進めてませんが、今のところ脚が少し遅めで装甲も薄い代わりにDPMが高い戦車群って印象です。

 

あと、チェコ戦車の特徴として大きく掲げられているオートローダー(自動装填装置)

 

について。

これ、なんとティア3の戦車でいきなり使えます!

今までは恐らくフランスtier6戦車のAMX12tや日本tier7戦車の五式中戦車チリなんかがオートローダーの入門になってたと思うので、これは早いです!

 

まあ現状のティア3は、つい最近配布されたBT-7ABLITZENなんかが犇めいているので、活躍するにはそれなりの立ち回りが必須ですが……。

 

とりあえず、ティア4までの戦車の個人的な感想をWorld of Tanks Wiki*の画像を拝借しつつ書いてみます。

 

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■特徴

 

・外観

見た目が可愛いです。

そしてパッと見硬そうに見えますが全くそんな事はありません。

上記の画像は初期砲の状態です。

最終砲になると更に短砲身になります。

そっちの見た目はもっと可愛い。

 

見た通り車高が高めです。

その為隠れる事を苦手としていて、被弾率も高いです。

撃たれ無いように上手く遮蔽物を使っていくと良いかもです。

 

・砲性能

PS4のWoTでは全てのプレイヤーが最初からT22というアメリカのツリー派生の無いティア1中戦車を保有しているところからスタートします。

 

こいつが中々厄介で、ティア1戦車の中ではかなり強い部類になります。

なので、初心者狩りなんかを目的としているプレーヤーが結構乗ってるので、普通に開発目指して頑張り始めた初心者の最初の壁になり得ます。

 

KolohousenkaはこのT22の装甲を、正面からもズバズバ抜ける砲を搭載しています。

これは普通に強みですね。

但し弾速は初期砲最終砲共に少し遅めでした。

AP弾の軌道も榴弾のように少し弧を描いて飛んでいくタイプでしたので遠距離狙撃には慣れが必要かもです。

射程距離も他のティア1軽戦車と同じ程度かと思われます。

 

・装甲

砲の性能を活かすには射程距離の関係もあり接近戦が望ましいかと僕は最初思いがちだったんですが、この戦車の装甲は全周に渡って薄いです。

機関砲なんかでもあっという間に抜かれてHPが消し飛びます。

装甲に頼った戦い方は絶対に出来ないと思っておいて良いです。

 

・機動性

遅いです。

平地でBLITZENと同程度の速度しか出ません。

これは致命的な弱点だと思います。

なにせ装甲が薄く、砲も機関砲では無く単発毎に撃つ普通の戦車砲なので、他の機関砲持ちLTに近接戦を仕掛けられたらまず間違いなく爆散します。

 

まあ遅いとはいえ完全な鈍足って訳でも無いので、近づかれる前に高貫通高火力の砲で敵を仕留めちゃえば良いんですけどね。

 

■個人的な総評

基本的な立ち回りとしては、偵察よりも一歩後ろに回り、遮蔽物なんかをうまく利用しながら味方の支援に回るっていう感じの動き方が良いかと思います。

 

このティア帯は殆どの戦車が軽戦車です。

しかも敵も味方もちょこまかと動き回りまくっている事が大半なので、弾速の遅いこの戦車の砲で動く敵を狙うのはコツが要ります。

なので、射撃ポイントを見つけたらそこからしっかり狙いを定めて一発一発確実に打ち込んでいく事が大切だと思います。

 

拡張パーツとしては無難にカモネットと工具箱、そしてカニ眼鏡で良いと思います。

いつでも外せるパーツ三種ですしね。

 

最も、次の戦車までの必要経験値がとんでもなく低いのでだいたいの人は一戦か二戦くらいで経験値貯め切っちゃうとは思うんですがね。

T22ハンターとして初心者狩りを狩る側に回る時なんかに使えそうです。

 

個人的には、他の国のティア1戦車よりもかなり使いやすかったです。

被弾しない立ち回りを心がけつつ、前線の少し後ろから支援する事に徹すればかなり稼げる戦車です。

このティア帯では拡張パーツを載せて無い人も多いので、プロヴァンスみたいなマップではカニ眼鏡で視界をとってあげれば観測ダメもたくさん稼げます。

良い戦車ですよ。

 

 

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■特徴

 

・外観

後の38(t)に繋がるボディラインを持ってますね。

車体のボリュームも砲の長さも他国のティア2戦車とは大差ない印象です。

Kolohousenkaが可愛い感じのフォルムでしたが、こちらは一転して堅実な軽戦車って感じのフォルムになりました。

 

フランス軽戦車ルート程では無いにせよ、チェコ戦車は外観が結構様変わりしていくみたいですね(T-34/100なんてのもいるので鹵獲戦車ベースの機体もツリーに含まれてるっぽいですが)。

 

・砲性能

普通にビビるのが、改良砲塔の精度の高さです。

レティクルを絞ってから撃つまでの速さもストレスの無いレベルで、足の速い戦車がチョロチョロ走ってても、狙いを付けてしっかり狙撃出来ます。

その為、Kolohousenkaでは少し難しかった遠距離戦がこちらでは可能になってます。

 

初期砲最終砲共に普通の戦車砲なので、やはり機関砲持ちのLTに接近戦を挑まれると撃ち負ける可能性が高いので注意です。

なるべく遠~中距離戦を意識したらいいと思います。

 

・装甲

薄いです。

ここからティア3とも普通にマッチングするので、格上に狙われたら簡単に死にます。

同格戦車に対しても、上手くいけば遠距離から撃たれた機関砲を弾けるかなっていう程度の物です。

その為、HP満タンのLT vz. 35同士の撃ち合いになると先に被弾した方が負けます。

ラマー載せていようが(載せられましたっけ?)関係なく先に被弾した方が負けますので注意です。

 

・機動性

遅いです。

しかも旋回性能も低いです。アメリカのT1重戦車の初期パケくらい旋回性能低いです。

その為LTとしての運用は相変わらず難しい印象。

 

ティア3とマッチングしてBLITZENが敵に居た場合は要注意です。

BLITZENは足が遅いので他の軽戦車は割と逃げきれたり、稀にNDKに持ち込んで逆襲なんて事も出来るんですが、

この戦車は旋回性も悪く足も遅いので餌になりかねません。

 

 

■個人的な総評

軽戦車というより、中戦車的な運用を心がけるのがベストかと思います。

足が遅くて装甲もほぼ頼れないが、砲性能が良いとなると、こちらも最前線でちょこまか走り回るのは厳しいので、一歩引いた位置に居た方が活躍できます。

 

万が一接敵された場合は味方のいる位置まで必死で逃げるしかないです。

そもそも支援戦車的な立ち位置なので、味方と離れないように心がけると良いです。

 

ティア2の戦車としては良い部類ですが、軽戦車としてはいまいちと言った印象です。

旋回性の悪さがマジで致命的です。

拡張パーツはシルバー返却してもらえるカニメカモネ工具箱の三種で良いとは思います。

 

 

LT vz. 38(tier3・軽戦車)

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■特徴

 

・外観

ほぼドイツの38(t)です。

というかドイツの38(t)って表記がもう意味不明ですが。

チェコと言ったらこの38(t)です。

登場当時の傑作戦車ですからね。

 

もちろんヘッツァーにはなりません。あしからず。

 

 

・火力

初期砲、中間砲、最終砲の全てが同一の口径です。

それぞれ性能は異なりますが、正直最終砲の37mm Škoda A23以外は無視して良いです。

 

37mm Škoda A23が前述したオートローダー砲になります。

他の砲に対して俯角が取り辛くなっていますがそんなものは全く問題にならない強さです。

貫通力もティア3戦車の中では高めです。

金弾使ったらティア5のKV-1も抜けます。

 

また、この戦車のオートローダーは、再装填時間も早いです。

オートローダー車は基本的に1マガジン使い切ったら再装填に10秒以上は普通にかかるもんなんですが、この戦車はおそらく3秒前後で再装填が完了します。

 

弾速も異様に早く、動き回る敵に確実に且つ大きなダメージを与えていく事も可能です。

レティクルの再収束も中々の物で、連射しても当たる時は凄い勢いで当たります。

 

この最終砲がとにかく強いです。

しかし、ティア5の戦車相手には流石に貫通難しいので金弾は用意しておいた方が無難です。

僕は15発(=5マガジン分)持って行ってますが、オートローダー車だからと調子に乗って全弾撃ち込むと収支がえげつない赤字になるので使いどころの見極めが大切です。

 

 

・装甲

前2両に比べると、装甲はティア相当な感じにはなりました。

なにせ38(t)ですからね。

大洗女子の活躍を見る限り、T-34の群れの中に飛び込んでもある程度生き残れる戦車ですからね。

昔ドイツの38(t)であれ真似して即爆散しました。良い思い出。

 

まあそれでもあくまで軽戦車、被弾しない立ち回りは相変わらず必須です。

特にこの戦車からティア5までマッチングするので、うかつに突っ込んだら即爆散します。

 

 

・機動性

致命的とまでは行きませんが、やっぱり遅めです。

この戦車もどちらかというとMT的な運用がメインになると思います。

相変わらず劣悪な旋回性がネックで、砲塔の回転速度も速いわけでは無いので回り込まれたりすると立て直す前に爆散したりとかザラです。

 

 

■個人的な総評

相変わらずLTでは無く、MTとして運用するのが無難です。

 オートローダーは瞬間的な火力も相当なものが見込めるので、接敵された場合もある程度の対処は可能です。

しかし、足の遅さと旋回性能の悪さはネックで、装甲も厚い訳では無いので決して接近戦が得意な戦車ではないと言う点に注意です。

 

ティア3にはBLITZENBT-7A何かが犇めいており、更にマッチング次第ではDPMお化けでおまけにクソ硬いイギリスのマチルダや初心者キラーのKV-1なんかとも戦うことになります。

 

その為、前線の支援を積極的にオートローダーで行いつつ、硬さを盾に突撃してくる重装甲戦車達には金弾を浴びせたり、履帯やエンジンの破損を狙って足止めしていくなどの動き方が必要になると思います。

 

個人的にティア3戦車の中ではドイツのⅢ号戦車E型に次いで扱いやすい車両だと思います。

拡張パーツも返却可能三種で良いと思います。

 

 

ST vz. 39(tier4・中戦車)

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■特徴

 

・外観

ここから中戦車になります。

が、一回り大きくなるかと言うとそうでも無かったりします。

車体の大きさからして隠蔽率もそこそこです。

初期砲と最終砲の見分け方は砲塔部分のレイアウトだけだと思うんですが、如何せん違いが少ないので見分けるのは困難です。

 

 

・火力

さよならオートローダー。

ここからまた通常の戦車砲で戦っていく事になります。

初期砲も最終砲も弾速はかなり速めです。

こちらもやはり移動中の敵に弾を当てていく事を得意としている印象ですね。

 

ただし、その威力と貫通力は正直前線の一翼を担うべきMTには物足りないものです。

正直言って今のところ、この戦車の最終砲は金弾運用が前提なのかっていうレベルでほぼ使い物になってません。

 

弾速の速さと射程距離を活かして支援に徹するのがベストかと思われます。

 

 

・装甲

改良砲塔になってからようやく少しだけ頭で弾けるようになったかなというレベル。

全くあてになりません。紙装甲です。

同格の日本中戦車チネちゃんと同じくらいの装甲厚って印象です。

 

MTですが、いざという時にHPで敵の弾を受けて反撃と言った戦法を取ろうとすると、無駄にモジュールにダメージを貰ったり弾薬庫が逝ったり何かしら壊れます。

前に出るときは相当注意した方が良いです。

 

 

・機動性

同格最遅戦車よりは早いから良いかという程度だった前3両に比べると、最終エンジンは中々に良好な部類です。

但し、相変わらず劣悪な旋回性能がMT運用の妨げになります。

陣地転換を上手く行いながら味方の支援に徹するという運用方法で活きる性能だと個人的に思います。

 

 

■個人的な総評

支援車両特化といった印象です。

兎に角撃たれないようにしつつ、前線の支援を行わないといけません。

運用としては日本戦車のそれに近いと思いますね。

 

砲の精度弾速を活かせる状況を上手く作らないと活躍するのは本当に難しいです。

幸い2017年2月現在なら経験値1300程度でMバッジが取れるので、Mバッジ取ったらさっさと次の戦車に進んじゃったほうが良いかなって個人的には思います。

 

 

 

■全体として

さて、今のところはこんな感じです。

ある程度進めていったらここに追記したり別途記事にするかも知れないです。

 

低ティアでは個性を活かせれば十分に活躍できる戦車がそろっているなという印象。

上手く自車両の特徴を活かした立ち回りを覚えればMバッジも見えてきます。

 

いきなりチェコのツリーから進めるよりも、まずは特徴が近い日本の中戦車ルートで紙装甲戦車の扱いを覚えておくと、こちらではその経験が活かせるはずです。

 

とりあえずこんなところでしょうか。

ではまた。

 

最近のスケールフィギュアが高すぎてフィギュア沼から脱出できた話

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開幕ウッディを喰らいな!!!

 

 

 

 

 

およそ半年に一回あるガレキの祭典ことワンフェス(ワンダー・フェスティバル)もまもなく開催ですし、フィギュアの話でも。

ワンフェスも最近は企業ブースが随分にぎわってきて訪れる人もかなり増えてるみたいで、良い事です。

 

ワンフェス公式のURLでも貼っておきますよ。

公式見ただけじゃ何やってるかわかんねえって事で昔は話題になったりもしてましたが、昨今の公式HPの作りはかなり見やすく改善されててビビりました。

ワンダーフェスティバル|Wonder Festival

 

これ16冬ってなってますけど17冬ですよね?

 多分もう3年は参加してないのでフリーターになった今ならまた参加する元気があるかもしれないです。

 

コイツ生で見れたのが 地味に一番の思い出だったり。

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フィギュア沼にハマったきっかけ

 

僕が最初に買ったフィギュアらしいフィギュアって、

遡るとスターウォーズとかドラゴンボールのフィギュアとかになってきて、

これは流石にカウントしたらきりがないので、

今回は美少女フィギュアとか萌えフィギュアとか一時期呼ばれてたものに関して書きます。

 

そういう所だと僕の初フィギュアはプライズ品(ゲーセンとかの賞品になってるやつです)の中野梓と、

ねんどろいど中野梓

そしてfigma中野梓でした。

 

 

中野梓、つまるところあずにゃんとはこの娘です。

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アニメ化もされた漫画『けいおん!に登場するキャラクターです。

 

けいおん!』はその時点ではアニメで人気に火が付いた作品の代表格だったんです。なにせ、あの『ハルヒ涼宮ハルヒの憂鬱)』と並んで京アニ京都アニメーション)の覇権と称されたほどの凄まじい人気の作品でした。

 

そしてこのアニメの一期が放送されていた当時の僕は高校二年生です。

高校二年生なんて大学生の4年間の次に暇な時期です。

しかも僕は当時、高校では軽音楽部に入っていたんです。

そしてとどめに、父親譲りのオタク気質でした。

 

そりゃハマりますよね、『けいおん!』。

僕はその時点では所謂「美少女アニメ」よりもゾイドガンダムエヴァ、そしてトランスフォーマーなんかの割とメジャーなメカ物を好んでいました。

 

そこから一気に美少女アニメラノベアニメなんかにシフトレバーをブチ向けていく事になります。

 

で、そんな僕がフィギュアを欲するのは当たり前でした。

ロボットアニメが好きな奴って、

大抵プラモとかそういった形ですが、好きな作品のグッズを手元に置いておきたくなるんです。

 

だから、新しく好きになった作品のグッズを欲していた結果フィギュアに辿り着いたっていう、極めてニュートラルな状態でした。

 

そこで中学生ぶりに秋葉原に赴き、

今まで入る機会も無かった店のフィギュアが売られているコーナーやレンタルショーケースなんかを眺め、

最終的に気に入ったあずにゃんを3つ買ってきた次第です。

それが上記の3体でした。

 

フィグマとねんどろは多分ソフマップあたりで定価で買ってた記憶があり、

プライズのあずにゃんレンタルショーケースを眺めててであったものでした。

 

ちなみにプライズのあずにゃんがこれ↓

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理由は後述しますが、今だに僕の手元にプライズ品のこれが残ってて良かったです……。

最初のフィギュアがこれだったって事も最近思い出したレベルで忘れてました。

 

 

一体お迎えするとフィギュアは増えるっていう都市伝説

 

これ聞いたことある人いますか?

フィギュアを買う人たちの間ではもう常識とすら言われている話です。

 

理由は上手く説明できないんですが、兎に角フィギュアって一体でも買うとそのあとどんどん増えていくんですよ。

 

これが所謂フィギュア沼ってやつです。

 

 

そりゃもうすごい勢いでした。

ヤバい勢いで増えました。

 

初めて買ったのがコレクション性を重視してるねんどろいどfigmaってのも僕の場合トリガーにはなってたとは思います。

 

けいおん!』のメインキャラ5人のねんどろいどfigmaは当然集め(figmaに関してはワンフェス限定のサブキャラのfigmaもコンプリートしてます)、

そこから今度は他の作品のfigmaねんどろいどを逐次集め出します。

 

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 昔記念に撮ったやつです。

前回の記事で書いたように、

今はもう殆どの物が袋に包まれて深い闇の中に保存されてるんで昔の写真しか使えないのが実情なんですけどね……。

 

 

そして可動フィギュアから次第にスケールフィギュアに転身していきます。

転身というか同時進行に近い集め方でしたが。

 

こうなるともう止まらないです。

お迎えするのが幸せに感じてしまうんですね。

 

大学生になる頃にはもうこんな状態でした。

当時の僕の棚の一部の写真です

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自分で見てて懐かしくなってきました。

恐らくこの時点でフィギュア買い始めて一年ちょっとくらいなはずです。

これに更に別の棚とか漫画棚の前とかに他のフィギュアやプラモなんかもこの頃はがっつり飾ってたので部屋の中は完全なリトル秋葉原状態。

 

これがフィギュアの、沼……!!

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 ざわ・・・ざわ・・・

 

 

 

2009~13年頃のフィギュアの値段の思い出

 

まあとにかくお手頃でしたよね。

僕の記憶してる限りの当時の平均的な値段を書くと、

 

  • 1/8スケールフィギュアは5000円~8000円
  • 1/12スケールフィギュアは2000円~5000円(高いものは大抵2体セットとか付属品が豪華とかでした)
  • プライズ品や一番くじの賞品は中古市場で500円~3000円
  • ねんどろいど等のデフォルメフィギュアは2000円~4000円

 

こんな感じでした。

2009年から2013年くらいの間の話です。

 

めっちゃお手頃だと思いません?

この頃は一部のスケールフィギュアで、例えば1万円超えてたりすると、

貴族の趣味」なんて言われてました。

 

僕も一万円が一つのボーダーラインだと思ってましたし、

当時は感覚としてこれは共通の認識だったように思います。

 

どうしても手に入れたいフィギュアが既に売り切れで(大抵は予約の段階で戦争は終わります、今はどうなんでしょうか)、

プレ値で一万超えとかしている場合に限り、迷いを捨てて諭吉を差し出す感じです。

 

それが僕が最も沼に使っていた頃のフィギュアの価格でした。

 

 

現在のフィギュアの値段はビックリするくらい上がっている

 

今ではほぼオプション無しのねんどろいどですら4000円します。

figma4000円ですら安いと言われ始めました。

艦これ』関連の商品に関しては、

その艤装のボリュームもあり平気で6000円~7000円します。

 

スケールフィギュアのスタンダードサイズである1/8のものも、

およそ10000円~12000円が2017年現在の平均価格です。

 

じわじわと14年ごろから値段が上がってきたので、

気づいた時にはこんな価格が当たり前になってました。

 

これで昔と同じペースで"お迎え"し続けられるほど、僕は金を稼いでいませんでした……。

 

こうして僕はアルファマックスの1/8スケール『アンジェラ・バルザック』(楽園追放のメインヒロインです)のフィギュアを最後に、

もう一年は何も買っていません。

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もはや開封すらしていないという……

 

 

 

最後に

 

結局のところいくらクオリティや付属品が豪華になっても、

値段が上がってしまうともうどうしようもなくなっちゃうんですね。

 

沼から抜け出すと今度は熱も冷めてきてしまいます。

それまで大切にしていたフィギュアの一部を、

生活の為に手放すことになったりします。

 

僕は会社を辞めて無職だった期間に(今はフリーターになり下がりました)、

真っ先に手放したのがプライズのフィギュアでした。

 

これもヤフーオークションメルカリなんかのC to C取引ができるところで出品すれば良かったものを、

生活できなくなり始めて焦っていたので普通にハードオフ的な店にぶち込んじゃったりしてました。

 

 

そんな感じで、今は僕の部屋は少し圧縮されています。

そしてフィギュアを買わなくなってから何故かCDやプラモ、漫画に円盤にと、

今まで執拗に集めていた諸々に対して急激に熱が冷め始めました。

 

フィギュアに対する諦めの感情が、結果的に物欲の減退を呼び込んだんだと思います。

 

 

すると今度はお金が貯まり始めました。

 

お金が貯まると欲しいものが目に付くようになります。

 

ふと何となしに昔見ていたフィギュアのレビューサイトをみたら、

艦これ』の瑞鳳のクソ可愛いスケールフィギュアが発売されているのを知りました。

 

艤装の塗装や細かいディティールもばっちりで、これは恐らく瑞鳳のフィギュアの中では決定版になると確信した次第です。

 

こうなると、早く行動しないと正規ルートからは購入できず、

上がり続けるプレ値の状態の物を買うという地獄を見る事になります。

 

 

こうして今、僕は再びフィギュア沼に嵌りに赴くことになったのです。

 

無限ループ。

 

 

 

おまけ

 

うちの近所の中古屋にあった『とある化学の超電磁砲』の佐天さんと初春ちゃん

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 色々なプラモのスケールをそれぞれ統一して集めたくなる謎の拘りを考える

 

僕は相当長い間プラモ作るのが趣味の一つになってるんですけど、

新しくプラモ買う時にどうしても念頭に置かれる拘りみたいなものがあります。

 

スケールを揃えたいっていう、ホント自分でもよくわからない拘りなんですが。

このスケールを統一してい衝動について考えてみます。

 

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ちなみにこれはゾイドシリーズに登場するゴドスという機体です。 

左が1/144スケール、真ん中と右が1/72スケールです。

 

 

 

 

最初のきっかけはゾイドシリーズ

多分きっかけは僕が一番最初に本格的にのめり込んで今もずっと好きな『ゾイド』シリーズ。

ゾイドは00年代に4作品もアニメが生まれていますが、元々は模型先行でストーリーや機体設定が生まれていったシリーズです。

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昔撮ったものの使いまわしなので画質粗いですが。

こんなの見たことある人結構いるはずですよ!

 

 

アニメシリーズは当時ガンダムよりも人気のあったロボットアニメだったんですよ。マジです。

 

このゾイドシリーズはTOMY(現タカラトミー)より1/72スケールで商品展開されていました。

 

特徴は接着剤不要で組み立てと解体が容易な点、モチーフに動物や恐竜が選択されている点、そして動力をゼンマイやモーターの内蔵し、作ってすぐにそのキットを動力により歩行させる事が可能な点でした。

 

ゾイドには小型中型大型とそれぞれサイズカテゴリーが存在し、小型はゼンマイ大型は電動といった感じに動力が内蔵されていて、殆どのキットに歩行ギミックが付いていました。

ゾイドに関してはいずれ別の記事に詳しく色々書きますが、まぁつまりこのシリーズが僕がプラモ人生を歩むきっかけとなります。

 

このゾイド、大型でも小型でもスケールは1/72です。

24ゾイドという1/24スケールの物や、最近ではタカトミ傘下の企業であるトミーテックから、MSSという1/144のシリーズも出たりしてますが、基本は1/72スケールです。

 

基本どれを買っても同じスケールなんです。

 

ゾイドは当然ながら架空の兵器ですが、スケールが統一されている事によって兵器としてのリアルさを演出していたように思います。

 

例えば、ゾイドには1/72スケールのパイロットのフィギュアが付属しています。

これはもちろんコックピットに乗せる事が可能になっています。

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この真ん中にいるゴジュラスってやつの頭の部分がオレンジのクリアパーツになってますね。

クリアパーツはキャノピーで、この機体のコックピットはこの中にあります。

 

 

このパイロットフィギュアとの比較で、ゾイドがどのくらい大きいのか想像が出来るんですね。

 

そして大型だろうが小型だろうが同じスケールなので、一緒に並べた時に色んなゾイドのサイズの違いが楽しめます。

 

これでした。

きっと僕はこの「一緒に並べた時のサイズ感を楽しむ」という点が、スケール統一の拘りに繋がっていったんだと思います。

 

 

 

ガンプラのスケール選択

 

さて早くも結論は出てしまったように思いますが、もう少し書いていきます。

僕がゾイドにハマったのは恐らく幼稚園の年少から小学校一年生になるくらいの時期でした。

 

それからしばらくゾイド一辺倒でした。

多分ゾイドゾイドゾイドSDガンダムゾイドビーダマンベイブレードゾイドゾイドくらいの感じでゾイド漬けの毎日を送っていました。

 

時は経ち僕が小学校高学年になる頃に、あのガンダムシリーズの当時の最新作となる『ガンダムSEED』が放送開始されます。

 

ここで遂に僕はガンプラに本格的に手を出し始めます。

 

当時のガンダムシードの入門的なシリーズが1/144スケールのコレクションシリーズでした。

これは一個平均400円前後で展開されており、小学生のお小遣いでギリギリ手の届く絶妙な値段設定でした。

但しこのコレクションシリーズは腕部や脚部の関節が可動しない、あくまで素立ちで飾る事を前提としたシリーズです。

 

このコレクションシリーズで出ていたデュエルガンダムが恐らく僕の初の本格的なスケールモデルガンプラです。

 

当時の僕は脳内で架空の大戦を繰り広げるのが好きな少年でした。

その為、ガンダムシードのキットを集めたいというよりも、1/144スケールのガンプラをシリーズ無視して集めたいという方向に走りはじめます。

 

1/144で集めたらブンドド(※プラモやフィギュアといった物で戦いのシーンを再現しながら遊ぶ行為だとでも思っておけばいいです)を楽しむんです。

 

ブンドドするには同じスケールである必要があるんですね。

なぜならスケールが変わってしまうとリアルでは無いように感じてしまうからです!

 

そこでシードのコレクションシリーズだけではなく、他の様々な1/144スケールのガンプラを買うことになります。

 

Vガンダムやポケ戦、CCA(逆シャア)といった宇宙世紀ものから、

ガンダムWGガンダムといったアナザー系のものまで兎に角1/144シリーズを買い漁ります。

当時僕の家の近所にあったリサイクルショップに、そういう旧1/144のガンプラが安く大量に置いてあったんですね。

 

この流れで僕はガンプラに関しては1/144が正義であるという感覚が完全に染みつきました。

現在も購入しているガンプラは99%が1/144スケールです。

本当に一時期だけMG(1/100スケール)とかも買った事もあるんですが、

やはり一緒に他の1/144ガンプラと飾った時に統一感が無いために買わなくなりました。

 

今では1/144で量産機をたくさん集めるのが一種の快楽みたいに思えてきて、

ひたすら同じキット買ったりバリエを揃えたりしてます。

HGUCジェガンは特に 集めたくなるキットでした。

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多くのバリエが存在するジェガンですが、

そのバリエーションキットは殆どネット通販(プレミアムバンダイ)限定で展開しているのがどうしても解せません!! バンダイさん!!

 

 

 

バンダイスターウォーズシリーズのスケールについて

そんな感じで、その後も僕は新しくシリーズに手を出すたびに、そのシリーズで集めるスケールにこだわりを持つようになります。

戦車模型は1/35で統一して集めてますし、プラモでは無くフィギュアに関しても1/8を中心に集めたり。

いやまぁフィギュアに関しては流石の僕と言えどもデザインが優先されるので、実際最近はそこまでスケーリングに拘ってないんですが。

 

 

ここまで書いた通り、僕のスケールへのこだわりは飾った時の統一感の為の物です。

しかし近年になってこの信念にも近い拘りが脅かされる事態に陥る事になりました。

 

バンダイが『スター・ウォーズ』の作中に出てくる兵器やキャラクターをプラモ化して発売し始めたんです。

 

これは一大事件でした。

SWでそれまで発売されていた模型は00年代には既に殆ど市場に出回っていませんでした。

 

それを再販に定評のあるバンダイが、しかもかなりお手ごろな値段でシリーズ展開をするというんですから驚きました。

 

もちろん買う気満々だった僕ですが、シリーズのラインナップを確認して目に入ったのが各商品のスケールの違いでした。

 

1/12から1/144まで様々なスケールで展開されていて、現在では更にビークルモデルとしてノンスケール(スケーリングを想定していない)でもキットが発売されています。

 

まぁこれ普通に考えて当たり前なんですけどね。

例えばバトル・ドロイドとスター・デストロイヤーを同じスケールでは出せる訳が無いですから。

ちなみに人間サイズのキャラクターのスケールは1/12で統一されてます。

 

 

でもね、やっぱり頑張って同スケールで出してほしいなって言うものがどうしてもあるんですよ。

例えば、1/144のミレニアムファルコンを出すなら1/144のTIEファイターも出してほしいんです。

一緒に飾りたいんです!!

 

と思ってたら1/144でTIEストライカー出るんですね!!!??

 

いやびっくりしました。これはTIEファイターも1/144で出るんじゃないっすかね!?

 

そしてよくよく考えてみたら、

XウイングやTIEファイターなんかの宙域戦闘機は1/72で、

ファルコンやスレイヴⅠなんかの宇宙船は1/144で

人間サイズは1/12で……。

 

 

 

あれ、意外と統一されてる……。

 

 

 

なんだかスッキリしました。

書いてみるもんですね、頭の中でどんどん整理が付いていきました。

 

ちなみに次に発売されるAT-ATは1/144スケールです。

待望のAT-ATですので間違いなく買いますが、ふと積んでいるAT-STのスケールを見ると

 

 

 

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1/48……!? バンダイさん……!!

 

 

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まとめ

 

 

まあ結局最近は欲しいもん買ったらいいじゃないか精神で買い漁ってますけどね!!

 

なにせもう飾る場所が無いんで殆どのプラモは分解して収納スペースにしまっちゃってますし!

↓こんな感じで!

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そもそも積みすぎててそっちで場所とってるっていう本末転倒な事態に陥ってます……。

 

それでも買い続けちゃうのはこれもう病気なんですよ。多分。

物欲が止まらないです。

 

ガンプラに関しては近年RE/100という新シリーズが1/100スケールでスタートしました。

このシリーズのラインナップがナイチンゲールガンダムMk-Ⅲにとマニアック過ぎてヤバいです。

正直もうそろそろ我慢できなくなってガンプラ1/144縛り破ることになりそうです。

 

 

まとめると、

結局は飾った時の統一感重視でスケール揃えたくなっちゃうって事なんで、

飾らなくなった今の僕はある意味ではスケールの呪縛から解き放たれ始めているという事なんでしょう。

 

しかし一方、このスケーリングという手法がコレクション性に一味旨味を足しているのも事実です。

 

 

同じスケールのキットがずらっと並んでいるあの様はやっぱり感動するんですよ。

 

 

 

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年・アメリカ) バレあり感想

 

トム・ハンクスにハズレ無し!

トム・ハンクス大好き!!最高!!

 

と謳って20年以上生きてきた僕が、何故か一切手を付けなかった作品がこちら!

 

 

フォレスト・ガンプ/一期一会』(原題:Forrest Gump)

 

 

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最高に良い映画かよ……。

 

 

 

もっと早く観ておくべきでした……。

 

ていうかトム・ハンクス主演作品の中じゃ『プライベート・ライアン』『ターミナル』の次くらいに名前挙がりがちなこれを何故避けていたのか自分でも分かりません!!

 

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』とか『キャスト・アウェイ』とか中級トム・ハンクスファン向け作品はほぼ制覇してたんですけどね……。

あと『バンド・オブ・ブラザース』とか『ザ・パシフィック』みたいな、トム・ハンクスが製作にかかわってる系も粗方観ました。 

 

それでようやく、ようやくの『フォレスト・ガンプ』。

僕の脳内トム・ハンクス作品ランキングを次々ぶち抜いてトップ3に食い込んできました!

 

いつも通り予告映像と、結構面白かった正直なトレイラーシリーズのフォレストガンプ回を動画貼っておきます↓↓↓

 

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あと、ブログ記事の長さ短縮できないかこの記事から試していきます。

毎回今までみたいな長さで書いてると更新するのおっくうになっちゃいますし。

 

 

 

 

あらすじというか作品概要というか

 

"普通の子"より少し知能指数が低めな主人公フォレスト・ガンプ

彼がフットボールの全米代表になったり軍人になったり卓球全米代表になったりエビ漁師になったり庭師になったり大陸横断ランナーになったりしながら、

想い人ジェニーと距離を縮めたり離れたりしつつ

悲しい事を体験したり楽しい事を体験したり戦争に行ったり罵倒されたり親しい人を亡くしたり笑ったり怒ったりして、

様々な人との出会いの中で生きていくという、

フォレストの人生の様を描いた作品。

そして、ついでにアメリカの50年代以降の歴史も追えちゃうという欲張りな映画です。

 

 

映画の長さ自体も120分超えしてます。しかし全く飽きません。

かなり内容の濃い映画でした。

 

主にフォレストの語り、回想で物語は進行していきます。

 終盤まではフォレストがバス停車駅で見ず知らずの人々にそれまでの人生を語っていくというフォーマットです。 

 

 

 

感想

視聴して真っ先に思ったのがトム・ハンクス 若過ぎだろっていう……。

 

当初僕が想像してたよりもかなり明るい作風でビックリしました。

あと下ネタから何までとにかく笑わせにきてるシーンが多くて、

そう言う意味では凄く観やすい映画でした。

ジム・キャリー主演の『トゥルーマン・ショー』に近い物を感じます。

 

 

邦題のサブタイトルにある通り作品全体を通して一期一会というものがテーマとして選ばれてます。

誰かに出会う度にフォレストはどんどんビッグというか才能を開花させて成功者になっていきますから。

 

あと歴代の大統領からミュージシャンまで、色んな有名人とフォレストの絡みや、音楽の変遷を描いて時代が変わっていく様を表現しているのが面白いですね。

当初フォークシンガーを目指していたヒロインのジェニーが最終的にディスコで酒飲んでたりとか。 

 

あとやっぱり改めて思うのが、アメリカはほんと大統領の暗殺(未遂含む)事件起きすぎですよね。

人気ドラマ『24』はある意味でリアルだったんですね。

 

 

しかし何より気に入ったのが、フォレストがアホでもすげえ良い奴、そして周りの殆どの人々もすげえ良い人だらけという点。

心に優しい!そこがいい!

ステレオタイプな嫌な奴が殆ど出てこないのにしっかりイベントは進みます。

こういうの好きなんですよ!

特にダン小隊長とか好きです。

一瞬やさぐれるのに最後しっかり暗黒面から帰ってきてますし!

 

このダン小隊長の生き様もサイドストーリーの一つとして構成されていて、この人の変わりっぷりがかなり面白いです。

 

 

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軍人の家系で、先祖は皆戦場で命を散らしていった家の生まれのダン小隊長。エリート軍人です。

自分も当然戦地で死ぬものだと考えていますがエリートです。

 

 

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フォレストの人助け精神がエクスプロードした結果、命は助かったが足を失いこの先の人生に絶望してしまったダン小隊長feat.アイスクリーム小僧と化したフォレスト。

 

 

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完全にやさぐれたダン小隊長。

ハッピーニューイヤー(笑)状態。

 

 

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吹っ切れて神様とも仲直り。

作中で一番イキイキしてるダン小隊長。

 

 

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フォレストと一緒にエビ漁で大成功し、ついでにアップルに投資して勝ち組になれたダン小隊長。

無事に新しい義足もゲットして余裕の表情ですよ!

 

 

 

 

ただ、そんなポジティブ空間の中に唯一存在する乱れがヒロインのジェニー。

 

フォレストを散々振り回しまくるというか、ほぼこのジェニーの人生がサイドストーリーになってるんですが、こちらはとにかく熾烈な人生を送ります。

 

若気の至りだからセーフっちゃセーフですが(アウト)、

水やってヒッピーになってコカインキメて母親になって最後は病に倒れるっていう、テンプレのような地獄をジェニーは生きています。

 

フォレストとジェニーの人生はまるで正反対なんですが、それでも二人とも最後は一緒になって一応幸せエンドでした。

 

いやまぁジェニー死んだ後のフォレストの独白とか正直泣きましたよ。

ホントめちゃくちゃ良い映画だよ。

 

 

フォレストは色んな時代で功績を上げているので当然相当な有名人なはずです。

なので顔がかなり割れてるはずなんですが、バス停でフォレストの話を聞いていたおじいちゃんは彼の話がでたらめだと言ってその場を去っちゃうシーンがあります。

 

矛盾のようでよく考えると矛盾ではないのかなって思いました。

時代の顔なんて直ぐに忘れられちゃうのが世の無常です。

つまりフォレストは様々なジャンルで一発屋として頭角を現していたのに過ぎないって事なんですよね。

 

まぁ、流石にマスコミはもうちょっとフォレストの事覚えておけよとは思いましたが!

 

そう言えば、戦争でベトナムに行ってからのシーンは個人的に凄いなと思いました。

戦闘シーンの臨場感は下手な戦争映画より上です。遥かに上です。

 

また、大陸横断マラソンのシーンも情景描写がやたら綺麗でしたね。

それを一緒に見たかったと言う末期のジェニーに対しての「ずっと一緒にいたよ」というフォレストの答えがまた良い。

 

このセリフに『フォレスト・ガンプ』で描かれていたフォレストのジェニーに対する想いの全てが詰まってるように思いました。

 

 

 

まとめ

 

とにかく良い映画でした。

 

僕は普段アクションものばっかり見てるので、この手の作品の知識にはかなり乏しいんですが、

笑いあり涙ありってのはマジでこういう作品の事だと思います。

 

フォレストの生きざまが真っすぐなのも良い意味でフィクション的で、

そこがしっかりと魅力になっているのがデカいですね。

 

フォレストの一生を描きつつ、人生に挑戦することの大切さをこれでもかというほど教えてくれます。

最高に良い映画だよ……。

 

 

そしてトム・ハンクス作品観たい衝動にスイッチ入ってきたのでこれから『キャスト・アウェイ』でも観返す事にします。

 

 

 

こんなところか。

結局長くなってますね。どうしたらいいんだろ。

 

ではまた。

 

f:id:desno:20170131022343p:plain流石に知ってる奴数人はいるだろうと思わずにはいられないヒッピー共の集会の1シーン。

 

ドクター・ストレンジ(2016年・アメリカ) バレあり感想

昨日観てきました!

昨今ではアベンジャーズシリーズとも呼ばれる、マーベルシネマティックユニバース(MCU)で共有された作品としては第14作品目になりますこちら!

 

 

ドクター・ストレンジ』(原題:Doctor Strange)

 

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ベネディクト・カンバーバッジ主演で実写化されました。

スター・トレック/イントゥ・ダークネス』のカーン役のお方です。

 

 

こちらの作品なんですが、まずはこの予告映像をご覧いただきたいです。

↓↓↓

 

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インセプション……?

 

デーンデーンという、ハリウッド映画では今じゃすっかり恒例になったホーン的なアレもしっかり鳴り響いてます。

 

 

それはさておき、内容としてはかなり解りやすい作りになっていた印象があります。

主人公のストレンジ医師が魔術師になる過程を描き、そんな彼が強大な悪に立ち向かうというストーリーです。

シンプルですね。

もちろん今作でもユーモアがいたるところに仕込まれています。

 

ドクター・ストレンジ』は印象としては、どちらかというとビジュアル面に力を入れていた作品ですね。

 

 

もちろんこれまでのMCU作品も特殊効果を初めとする映像面は素晴らしいものばかりでしたが、

本作では魔術がテーマって事もあるのか、サイケデリックな映像が各所に登場していてこれまでとはちょっと違う雰囲気に仕上がってます。

 

※2017/04/26追記

 

ハルクとアイアンマンの順番を逆に書いてました!!!

というか逆に覚えてましたホントすみませんミスってます!!!

 

あっ!! こいつミスってやがると思って読んでください!!!!!!

 

※追記終わり

 

 

 

あらすじ

 

富と名声に塗れた天才脳外科医の"ドクター"スティーブン・ストレンジ。

傲慢で自惚れの強い性格の彼だが「人命を救う」という点に関しては誰よりも強い思いがあった。

ある日、彼は講演会に向かう途中に交通事故に遭ってしまう。

その事故で負ったケガにより両手の自由を殆ど失い医者としてのキャリアが閉ざされかけてしまう。

そんな最中ストレンジは脊椎の完全損傷で二度と歩けないと診断されていた男が歩けるようになったという話を聞き、手の回復へのヒントを求めその男に会いに行く。

そして男が語ったエンシェント・ワンという人物に会いに、今度はチベットへと向かう。

そこでストレンジが出会ったのは、化学とは全く違う、多元宇宙(マルチバース)からエネルギーを取り出して魔術としてそれを用いる魔術師達の存在だった。

 

だいたいこんな感じの話です。

 

 

 

感想

 

まずね、MCU作品のマーベルのロゴが出てくるシーケンスが一新されててもうそこでテンション上がりました。

近年までマーベルスタジオが用いていたのがこれなんですけど↓

 

youtu.be

 

今作から(だと思うんですが)、漫画のシーンの切り貼りが実写版の切り貼りに変更されてました。

忘れられがち(?)な『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の人達もしっかり映ってました。

 

これがかなりかっこいいです。MCUの10年近い歴史を感じられてテンションが上がりました。

 

 

さて本編ですが冒頭でいきなり今作のメインヴィランである"マスター"カエシリウス及びその取り巻きと後にストレンジの師になるエンシェント・ワンとの戦闘シーンがあります。

 

いきなり街がぐにゃあ~ってなります。

いきなりインセプション

 

ここで魔術師がどんな戦い方をするのか一通り見せているのが上手いです。流石マーベルスタジオ分かりやすい話の作り方に定評があります。

 

 

場面は変わってノリノリで手術してるストレンジ医師の姿に。

この流れで面白かったのが、魔術とは全く関係ない手術や彼とクリスティーン(ヒロインポジです)の掛け合いなんかがしばし続くんです。

 

計測してないので分からないですが、ストレンジが事故に遭って魔術師達に会うまで一時間くらい使ってたように感じました。

 

退屈って訳じゃないです。が、魔術ものの映画を観ているってことを忘れさせるくらいそのストレンジの医者生活と挫折の工程の描き方が上手いです。

 

 

あとMCU作品と言えばユーモアです。

MCU第二作の『アイアンマン』から続く伝統みたいなもんですね。

 

 

 

 

個人的に究極形はMCU第12作の『アントマン』だと思います。コミックリリーフが5分に最低一回以上出てくると言われているほどの暴れっぷり。

 

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』なんか、アントマンに加えてMCUで正式にリブートされる事になったスパイダーマンがいたので、

テーマに対して決してシリアス一辺倒になってないんですよね。

ここ等辺のバランス感が人気の秘訣だと思うんです。

 

その伝統は今作『ドクター・ストレンジ』にも引き継がれました。

ストレンジに先輩の魔術師モルドがwifiのパスワードを渡すシーンなんか劇場公開CMでも使われてましたね。

 

また、今作のバトルシーンは魔術大戦を描くためにかなり特殊です。

後半でのカエシリウスと金魚の糞2匹VSドクターストレンジ&モルド&ウォンのバトルシーンとかあれはヤバいですよ。

 

3Dで観たら多分酔います。酔わないにしてもどこを見てたらいいか分からなくなります。

街の変形のさせ方が『インセプション』よりもぶっ飛んでます。

 

そのあとの香港での戦闘シーンではストレンジが禁断の魔術で時間操作を行い、

周りの人や破壊された建物が逆再生のように巻き戻っていく中での戦闘シーンが新しくて楽しめました。

 

破壊された建物が再生していく中に叩きつけられて壁の中に埋められるカエシリウスとか、うまくギミックというかシチュエーションを使った戦い方をしてて面白かったですね。

 

そして黒幕的ラスボスのドマムゥ(って名前だったと思います。パンフ買っておきゃよかった)との戦闘シーンでは時間のループを再現して同じシーンが何度も出てきたりと、

とにかく新鮮なバトルシーンが盛り沢山です。

 

ストレンジが魔術を学んでいく過程だけでも面白いんですが、戦闘シーンもしっかり見せ場をたくさん作ってあり流石でした。

 

 

 

MCU作品との繋がり

 

今作はあくまでドクターストレンジのビギニング作品ではありますが、もちろんMCU世界の一翼を担っているので他のMCU作品とのクロスオーバーもしっかり織り込まれています。

 

単純に劇中にアベンジャーズという単語が出てくるだけではなく、

前作『シビル・ウォー』で負傷したローディーの手術の依頼がストレンジのところに来たりしてました。

 

しかもこれを断って若い女性の依頼に目移りしてそのカルテを運転中に確認してたら事故に遭うっていう、なんとも印象深いタイミングで絡みがありました。

ここで時系列的にシビルウォーの本当に直後の話だと分かりました。

 

あとMCU作品では第一作『インクレディブル・ハルク』からずっと恒例となっている、

エンドロール中&エンドロール後に挟まれるCパートで、ソーとストレンジの対談シーンが挟まれてますね。

 

現状では化学勢以外の存在はソー含むアズガルドの人達とガーディアンズオブギャラクシー周辺の面々、そしてこのストレンジになりますからこちらで絡みがあるのは今後に繋がりそうな予感がしますね。

 

このシーンではストレンジがロキやオーディンに関しても追及してましたけど、

単純に『アベンジャーズ』のNY決戦でロキが有名になってるのか、それともストレンジが調査したのか(=本編からCパートで時間がだいぶ経過している)のか気になります。

 

インフィニティウォーっていう原作からして宇宙魔法大戦みたいな話がありますし、しっかりMCUのスケジュールにもそれがあるのでそこに向かうために少しづつ伏線が貼られていってるなあと。

 

時間操作の際にストレンジが用いた目玉型の触媒の中身がインフィニティストーンだったの何気に驚きました。

 

次回、第15作品目が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス』なので再び舞台は宇宙に移り、今のところ地球のアベンジャーズ達とは絡みの無い面々の話にはなりますが、インフィニティストーンや恐らくMCU作品全般のラスボスになるであろうサノス関連に進展があるかもしれないですね。

 

まとめ

 

全体としてはシンプルな構成ながらも、新鮮な戦闘シーンや特殊効果でマーベルスタジオらしいエンタメ作品として高いレベルで纏められてます。

ビギニング作品なのでMCU作品を他に観ていなくても本作は十分に楽しめる魔術ものって感じですね。

ここからMCUに入るのもありだと思います。

 

 

 

あと地味にテンション上がったのが本編が始まる前の劇場予告でした。

キングコングにスパイディーに攻殻機動隊と予告のラインナップがヤバいことになってました。

 

今後も楽しみな映画が盛りだくさんです。

 

こんなところか。

 

ではまた。