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戦姫絶唱シンフォギアXV(2019年/日本) バレあり感想 最高の最終章。人の物語でした。

 

 

 シンフォギアのテレビシリーズ最終章である第五期がシンフォギアXVです。

XVでエクシヴと読みます。

人類の相互理解をテーマに描かれ続けたシンフォギアという作品の、ひとつの着地点。

 

 

戦姫絶唱シンフォギアXV』

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シンフォギア一期~四期までのYouTube全話配信の期間は九月いっぱいまでだったみたいです。アマプラなりhuluなりU-NEXTなり、VODサービスではまだまだ視聴する事が出来ます。

 

以下、シンフォギアXV全体のネタバレを含む感想記事です。

 

 

 

ストーリー

神様が目覚めて人類をどうにかしようと画策してきたので全力でぶっ飛ばして歌で世界を救う。

 

 

感想

 

テレビシリーズのひとつの着地点として、物語の結末をしっかり描いていました。

大きな謎として残されていたカストディアン(神、創造主)やバラルの呪詛、月遺跡といったキーワードを中心に、新キャラクターも交えつつ物語を一気にまとめにかかっています。

意外なところでは聖遺物アガートラームの出自に関する事実や、"Apple"という曲の由来なんかの掘り下げもありました。マリアさん周りの要素が物語の鍵を握りまくり。

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エンキさん(青い方)の左腕をシェムハ(エロい方)が切り落としたものが、便宜上アガートラームと呼称されていたそうです。

 

 

 

新キャラであるヴァネッサ、ミラアルク、エルザの三人はパヴァリア光明結社の残党です。

ミラアルクちゃんはドラキュラ伯爵、ヴァネッサはフランケンシュタインの怪物、エルザちゃんは狼男と、ユニバーサルモンスターズの名怪物がそれぞれ元ネタみたいですね。

また色味と雰囲気、普通の人間への憧れという部分に、どこか妖怪人間ベムっぽさも感じます。

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左がミラアルクちゃん、真ん中がヴァネッサ、右がエルザちゃん。

この三人の力量は基本的にはシンフォギア装者には及ばず、終始圧倒されていた印象です。

これまでの敵対者と違い、あくまで引き立て役とか盛り上げ役に近い立ち位置だったのかなと思います。

何せ最終章として、過去のキャラクター要素やパワーアップ要素もこれまで以上に盛り込まれていた為、必然的にヴァネッサ達は後手に回るしかなかったのかも。

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サンジェルマンが響と手を繋ぎ、力を貸した事で解放されたアマルガム。シーズンを跨いでこれを回収してきたのはかなりアツいです。

 

 

 

 

エクシヴは全体的に、一期の頃の雰囲気に回帰した印象を受けます。

顔芸(?)が見れたり、モブの一般市民が容赦なく死ぬ様を改めてまじまじと描いてみたり、大人(OTONA)をしっかり描いたり、用語や事象の説明は後回しにされていたり。

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モブ娘がミラアルクちゃんに貫き殺されるのを止められなかった翼さんの発狂シーン。エクシヴ第2話はシリーズ通してもトップに入るくらいの衝撃度だと思います。

 また過去のキャラクターの再登場や、変身バンクがこれまでの全てのモノを融合させたようなものになっていたりと、シリーズ全体の最終章らしい盛り上げ要素がたくさんありました。

こういった一種のファンサービスは、ただただ最高だと、それだけ言わせてほしい。

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上記したアマルガムが発動するきっかけにもなる、サンジェルマンとびっきーが手をつなぐシーン。

 

過去の主要キャラの中でも、特にキャロルはマジで大活躍してくれました。

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エルフナインの中で蘇ったキャロル。ダウルダブラも纏います。体型は子供のままですが。

シェムハとタイマン張ってなんとか時間を稼いだり、装者達と共同戦線やったり、キャロルがいなければ詰むような場面が多かったですね。

なにより、7人の歌を重ねるというシェムハの攻略方法を提示したキーパーソンでもありました。

さすが絶唱70億。一人称が俺。臍下あたり!!!!!

 

それだけじゃなく、オートスコアラーの再登場とかもう、もうね。

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エルフナインを守る為に最後の力を振り絞るオートスコアラー達。少ない登場時間の中で物凄く活躍していて嬉しい。そしてガリィがキレイ。

この盛り上がりったらないですよ。

正直なところ、キャロルとオートスコアラーの登場回、というかキャロル周りだけでエクシヴの感想記事は書き終えてしまおうかと思っていたくらいです。

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ガリィ……。

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最後の、文字通り最後のキャロルとエルフナインの対話。思い出しただけで感極まってくる。




 

 

 

 

 各エピソード毎の面白さで考えたら、間違いなく最高レベルだと思います。

ただ、最終章としてまとめ上げる必要があったとはいえ、流石に物語のスピードが速すぎたんじゃないかとも思います。

 一つの物語として全体を思い返すと、かなり駆け足な作りになっているような気がしました。

これまでのシンフォギアにもそういう部分は多々見られますし「ついてこられる奴だけついてこい」というスタンスの作品であろうシンフォギアシリーズの、ひとつの魅力でもあります。

しかしエクシヴはあまりにも色々な要素を詰め込み過ぎていて、それらの処理に手が追いついていないようなイメージもちょっとあったりします。

 

黒幕あるいはラスボス臭を漂わせていた風鳴訃堂の顛末や、ミラアルクちゃんと翼さんの確執、真のラスボスであるシェムハの最後の表情の理由など、

視聴者サイドで拾い上げて考察すれば、もちろんある程度の解答は導き出せるのですが、少し描写に物足りなさを感じます。

これはでも結局のところ疾走感と質のバランスの話で、観る人それぞれのツボの問題なんですけどね。

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訃堂と弦十郎の決戦は人外よりも人外の戦いで面白いのですが、結果として訃堂がシェムハの噛ませキャラみたいな事に。儚きかな。

 翼さんに対応するラスボスとして訃堂の存在は描かれていたと思います。

翼さんが乗り越えるべき障壁という位置づけのキャラクターであり、これ自体はとても良いのですが、どうしても訃堂との戦いの直後から始まる真のクライマックスのインパクトに呑まれてしまっているような印象を受けました。

 

 

 

 

小日向未来の身体を依代に顕現したシェムハ。

全人類の「未来を取り戻す」という思いの力を宿した拳で、響はシェムハの中に囚われた未来(みく)を取り戻す為だけにその拳をぶつけます。

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愛の為。

ここまで来て最後は洒落なの!?って最初思ってたんですけど、これよくよく考えたら滅茶苦茶良いまとめ方ですね……。

これまでは誰かの為にその拳が向けられていたのですが、シェムハとの戦いで自分の為のわがままと響は言い切ってその拳を握ります。

そんな響の思いと人類の思いがイコールになるこの展開って、バラバラだった人類が結束した瞬間であり、響が抱え続けた苦悩への解答にもなっているのかなって思いました。

要はダブルアンサーなんだなって。すげえ。いやマジ、すげえと思うよこれ。

 

そして最後に相互理解というテーマに対して「人はバラバラだからこそ手を取り合える」っていう解答を持ってきてるのも、なんかもう、最高なんですよ。語彙力の限界が近い。

そりゃシェムハさんもひびみくにニッコリしながら後の世界を託しますよ。

思い返せばずっとそれを描き続けていたアニメでした。

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最後に天に召された主要キャラ達が7人の歌に呼応して登場するところとか、7人の歌で神の摂理を超えていくところとか、とにかく他にも語りたい部分が多すぎます。すごい質量。

クリスちゃんかわいい。

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びっきーの意味不明な攻撃力と突破力を目の当たりにして素直に「かっこよすぎる」って言っちゃうクリスちゃんかわいい。

 

 

個人評価:★★★★☆

 

あまりにも語りたい事が多すぎて、結果まとまりの無い感想記事になってしまいました。

それだけの情報量と感動が詰まっていた最終章です。

アニメシリーズで描いていた物語は文字通り完結していると思うんですが、同時にまだまだ描けるストーリーがあるなって僕は思います。そうであってほしい。

 

やたらでっかい規模、でっかい展開の応酬、そしてでっかいテーマの中、あくまで響と未来の二人の物語を軸にしていたのが個人的に凄く良いなって思うんです。

 絶対的に人の物語なんですよね。

 

とにかく、良いアニメでした。 

 

このアニメは、下記の動画配信サービスで視聴する事が出来ます。

 

 

ではまた。

TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング5

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戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング6

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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング3

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Lasting Song (期間生産限定盤) (特典なし)

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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング2

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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング4

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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング1

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